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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月1日 ◇日本語力の低下 ◇経営理念は不要か? ◇元気な会社 AIロボットで倉庫内の歩行距離を半減 2629-4201 ◇臭いの日に思う

2025-02-02 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 2月1日 ◇日本語力の低下 ◇経営理念は不要か? ◇元気な会社 AIロボットで倉庫内の歩行距離を半減 2629-4201 ◇臭いの日に思う 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

2月1日

 中国では延べ90億人が移動する「春節」で、日本に多数の観光客が入って来ています。インバウンド需要は、経済的観点から見れば歓迎すべきなのでしょうが、これまでも外国人のマナーの悪さは話題になっています。
 今、懸念が高まっているのは、電動スーツケースだそうです。スーツケース内部にモーターを搭載し、ハンドルや足置きを展開すると乗れるしくみなのです。最高時速は時速10キロから13キロもでるといいます。
 すでに台湾の桃園空港や関西国際空港が安全のために電動スーツケースでの走行を禁止しています。
 日本では、原動機付き自転車と同等に考えられ、ウィンカーなどの保安基準を満たしていないことから電動スーツケースで公道を走ることはできません。
 すでに、検挙された中国人もいるといいます。もし、死亡事故を起こした場合、過失運転致死罪に問われ、7年以下の懲役または禁錮、もしくは100万円以下の罰金だそうですが、軽微すぎますね。

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

 竹根の部下が紹介してくれたのが、遠方なので、ネットでインタビューと社内見学をさせていただきました。

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 AIロボットで倉庫内の歩行距離を半減 2629-4201
 指示された商品棚に行くと、ロボットが止まっており、「この商品を僕のコンテナに入れて下さい」と提案した。その通りに商品をつかんでロボットに載せると、「次はここに向かって下さい。僕の友達が来ますから」と言って、ロボットは走り去る。次の場所まで歩くと、別のロボットが待っており、同じことを繰り返した―。何やら近未来の風景のようだが、すでに複数の大手物流会社や中小規模の倉庫内で実現している光景である。

 「物流現場で一番無駄な作業は歩くこと」。こう力説するのは、このピッキングアシストロボット「L社PA-AMR」を開発したL社(東京都江東区)のG代表取締役CEOだ。出身はスリランカで、日本の文部科学省の奨学金を得て、福岡県の久留米高等工業専門学校から東京工業大学で学んだ。修士課程を修了後、スイス・チューリッヒ工科大学で博士号を取得し、2014年に日本で同社を創設した。

 倉庫でのピッキング作業は、1つのオーダーでこの棚の商品を1個、次は向こうの棚の商品を1個、次はあっちの棚の商品を1個という具合に、作業スタッフがずっとカートを押しながら商品を入れていくのが一般的だ。このためその歩行距離は、1人1日当たり10キロメートルにも達する。「結構年配の方も多いし、コンクリートの床は寒い。改善すべきだと思った」とGさんは振り返る。

 この課題に対して、「商品を運ぶのはカート付きロボットが担い、ピッキングは人が担う。このように作業を完全に分ければ、無駄な歩行を大幅に削減できるのではないか」と考えた。同社の開発した群制御AI(人工知能)に指示され、複数のロボットが最適なルートを選んで商品を搬送し、できるだけ人が歩く距離を減らそうと提案してくれる。

 これにより、作業スタッフはロボットの提案に従ってピッキング業務に専念でき、カートを運ぶ手間や棚を探す手間から解放される。生産性向上と労働環境の改善を同時に実現し、実際に作業スタッフの歩く距離が半減した事例もある。「作業スタッフ1人に対してロボットを2~3台配置すれば、生産性は2倍に高まる」と強調する。このような優れた点が評価され、「中小企業優秀新技術・新製品賞」(中小企業庁、中小機構後援)の優秀賞を受賞した。

 Gさんが最終的に目指しているのは、パソコンのウィンドウズや携帯端末のアンドロイドのように、ハードウエアに依存せず、さまざまなロボットをつなぐことができるロボティクスプラットフォームをつくることだ。とはいえ「従業員100数十人規模のスタートアップ企業がいきなり、ロボットの共通基盤を確立すると意気込んでも、すぐには難しい」。まずはピッキングアシストロボットで物流分野の新市場を開拓する構えで、今年は1000台の出荷を目標としている。

【 コメント 】

 「困っていることから開放する」という、商品開発・改良の原則を忠実に守っていることが、L社の成功要因と考えます。

 一方で、100人を超える従業員を抱えていくことは大変なことです。

 今後、ライバルの出現に以下に対抗していくかが課題の一つです。

 とりわけ、AIという技術変化の大きな分野ですので、それを活かしたライバルが出る前に、常に最新のAI技術を吸収する努力は不可欠です。

 自社自身の足腰を鍛えるためにも、営業・マーケティングを軽視してはならないでしょう。
 

   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日のおすすめ】 「経営理念」など不要と言っていて良いのでしょうか

 【あたりまえ経営のすすめ】経営戦略編 経営理念の構築・再構築 35 自社の経営理念はこれで良いのかの検証 1

 経営理念など不要

 このような発言をするコンサルタント・士業の先生方が結構いらっしゃいます。

 私は、経営においても「原理原則」を重視しています。

 経営理念は、経営の「ものさし」と考えています。

 「ものさし」ですから、不変でなければなりません。経営環境が変わっても対応できる「ものさし」創りが必要です。

 ところが、そのように構築した経営理念でも、経営環境が大きく変化したときに対応しきれないことがあります。そのようなときには、思い切って「経営理念の再構築」をすべきです。

 そのためにも、経営理念の構築・再構築のスキルを磨いておく必要があります。このスキルは、経営計画を構築したり、問題発見・課題解決に取り組んだりするときに役に立つことが多いです。

 「経営理念」を頭から否定せずに、取り組んでみては如何でしょうか。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄では、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募》令和7年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」(Go-Tech事業)の公募
 令和7年度予算「成長型中小企業等研究開発支援事業」は、中小企業者等が大学・公設試等と連携して行う、研究開発及びその事業化に向けた取組を最大3年間支援するものです。
 https://www.chusho.meti.go.jp/support/innovation/2025/250109kobo.html
   出典:e-中小企業庁ネットマガジン

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

◆ 臭う、匂う、香る、薫る?? ニオイの日に思う 201

 2月1日は「ニオイの日」の日でした。

「臭いの日」としないで、「ニオイの日」としたことに素晴らしさを感じます。

 もし、その意味がお解りの方は、すばらしい日本語の語感をお持ちだと思います。


「悪臭」「変な臭い」「臭い」「臭い飯を食う」「面倒臭い」という表現から、「臭」という字は、あまりよいイメージを感じません。

 広辞苑第六版を見ますと、トップに「いやなにおい」が表記されています。

 そのほかの意味も芳しくありません。


 おなじ「におい」でも「匂い」となると、広辞苑でも好感度のある意味が表記されています。

  そのものから ただよってきて、鼻に感じられるもの。
  それらしい感じ。おもむき。「下町の━がする」
  〔雅〕美しい色つや。「━めでたき桜花(サクラバナ)」


 うなぎ屋さんの前を通るとき漂ってくる薫りはなんとも言えませんね。

 これも「良い臭い」と書かず「良い匂い」と書くべきでしょう。


 日本語に詳しい私ではありませんが、最近の日本人は、語感が低下していると思います。
「生足」
 私は生首を連想してしまいますので・・・

「生き様」
「ざまーみろ」という言葉がありますが「様を見ろ」から来ていますが、この場合の「様」は決して良いニュアンスではありません。

「生き方」と表現するだけで、私のように違和感を感じる人が少なくなると思います。


 私が、このような話をしますと、大半の方が、「なぜ、あんたはそんなことにこだわるの?」と疑問を持たれます。

 これも感覚のずれなのでしょうね。

【独り言】 日本語力の低下

 TVを見ていても、講演会などを聴いていても、日本語のイントネーションがおかしいのが気になります。
 イントネーションとともに気になるのが語彙不足といいますか、言葉が本来持つ語感に対する意識・知識の低下です。

 先日TVを視ていましたら、「梅のニオイが気になる時期になりました」とアナウンサーが言っていました。
 梅は「匂う」ことはありますが「臭う」のではないのです。

 アナウンサーといえば、言葉のプロです。
 そのプロが、語感を持っていないのではプロといえませんね。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

 本日のブログは、下記の総合URLからもご覧いただけます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

 

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【経営コンサルタントへの道】7 経営コンサルタントとしての成功のポイント 1 プレゼンスを多くする

2025-02-02 00:21:00 | 【専門業】 経営コンサルタントへの道

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■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月31日 ◇「コンビニで掃除ロボット導入 ◇あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-04 コンサルタント不要な企業創りをプロに依頼する

2025-02-01 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月31日 ◇「コンビニで掃除ロボット導入 ◇あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-04 コンサルタント不要な企業創りをプロに依頼する 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

1月31日

 タニタが、ビジネスパーソンはどのようにランチをとっているかを調査しました。
 最も多かったのは「手づくり弁当を持参」で、47.2%でした。男性(34.0%)女性(60.4%)と女性は6割に登るそうです。
 2位「コンビニ・スーパーで購入」(39.1%)、3位「外食」(23.4%)、4位「社員食堂」(13.4%)でした。
 物価上昇のおり、ランチ代が気になるのでしょう。1回にかける金額は、平均603円、 2018年には490円と、上昇率は1.23倍になります。
 意外と社食利用者が少ないのはなぜなのでしょうか?

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

 

■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編編】 コンサルタントを知る 1章 外部ブレインを使いこなせなくて経営者・管理職といえるか

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
 このような視点で、第4部をお届けします。

 1章は、コンサルタントとは何をしてくれる職業なのかという視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思います。

 裏を返しますと、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。

 

■ 第4部1章 4 コンサルタント不要な企業創りをプロに依頼する

 経営コンサルタントへの依頼主が、自分の会社のどこに問題があるのか、問題点がわからないこともあります。
 問題はわかっていながら、どう対処したらよいのか困っていることもあります。
 それどころか、問題も、その解決策もわかっていながら経営コンサルタントに依頼してくることもあります。解決策を実行する人材が社内にいないということがその理由です。そのような時には、本来は現場がなすべき実務といっても過言ではないような部分まで、経営コンサルタントが実際にやってくれることもあります。
 例えば、月次決算データを毎月詳細に分析し、それをグラフに整理して経営者が意思決定しやすいように資料を作成するという業務までしてくれる先生もいます。
 これは、税理士がパソコンのソフトウェアで自動的に財務分析をする内容とは異なり、具体的な戦術面までのアドバイスが含まれています。大企業であれば経営企画室などが担当して行うような作業です。
 社員研修なども、実務的な面での経営コンサルタントによる支援業務の良い例といえます。社員の能力を向上させたくても、それをどのように進めていったらよいのかということになりますと、大企業でも最適な講師がいないこともあります。
 経営コンサルタントとは、良い感度のアンテナを持って、社内の現況調査・分析を通して問題を発見したり、その原因を追及し、その問題の解決策を企画し、どのように進めていったらよいのかを勧告したりします。
 提案内容を依頼主に理解してもらい、それを実施させ、効果を上げてもらわなければなりません。
 しかも、それだけで終わってはなりません。経営コンサルタントがいなくても業績がのびていける企業体質を持てませんと、いつまで経っても経営コンサルタントから独り立ちできない経営コンサルタント依存症にかかった企業のままでいることになってしまい、それでは経営コンサルタントが支援した意味がないのです。
 経営コンサルタントから学ぶだけではなく、経営コンサルタントのような外部のプロが行っていることをまねながら心と体で習得して行き、それをまた別な局面で活かすようにします。
 経営コンサルタントの仕事は、「経営コンサルタント不要な企業づくり」であり、経営コンサルタントとはそれを企業に実現してもらうことに協力する知的専門家といえます。
 

 

 

■【あたりまえ経営のすすめ】 バックナンバー

 あたり前の重要性を知る ←クリック

■【今日のおすすめ】

 ■【きょうのおすすめ】 経営コンサルタントに関するQ&A

 「資格を取ってから、コンサルタントとして独立起業しよう」というのが「フツーの人」

 「コンサルタントとして実践をしながら資格を取ろう」と実践する人が、「コンサルタントとして成功する人」

 でも、安易に、コンサルタントとして独立起業をしないことが肝要と考えます。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
    https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【知り得情報】
 政府や自治体も、経営環境に応じて中小企業対策をしています。その情報が中小企業に伝わっていないことが多いです。その弊害除去に、重複することもありますが、お届けしています。

◇《公募》IT導入補助金の不正受給等に関する調査
 IT導入補助金事業における多数の不正受給事案が明らかになっています。
 補助金事務局では、不正受給等に関する調査を実施しています。
 不正行為が判明した場合、交付決定取消、補助金の返還請求、IT導入支援事業者登録取消等の措置が行われます。
 https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/gijut/2025/250117it.html

   出典:e-中小企業庁ネットマガジン


 不正はやるべきではないですね。

 ビジネスには「信頼」が不可欠です。
 コンプライアンス意識を持つように、一人一人が意識してほしいです。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

■ コンビニで掃除ロボット導入

 日本の人手不足は、各処で見られ、経済成長の懸念材料のひとつです。

 2024年1月に、某コンビニが全自動の掃除ロボットを店舗に導入すると発表しました。

 それにより従業員の毎日の清掃時間を約1時間削減することができるといいます。

 ファミリーレストランでは、お客様の席にロボットが温かい食べ物を運んでくれていますが、コンビニの対応は、むしろ遅いくらいです。

 コンビニだけではなく、オフィスや工場なども今後は導入していくでしょう。

 掃除だけではなく、さらに付加価値をつけたロボットが次々と出てくるような気がします。

 中堅・中小企業にも新たなチャンスが見つかるかもしれませんね。

■ 「愛夫の日」というのはないのでしょうか? 0131

 1月31日は「愛妻家の日」です。
 アメリカでは、一日一回以上「I love you.」と言わないと離婚原因として認められるということを聞いたことがあります。
 一方で、日本では如何でしょうか?
 最近の若いカップルでも、毎日という人は少ないのではないでしょうか。
 われわれの年代になると、「言ったこともない」という夫婦も多いでしょう。

 拈華微笑 以心伝心

 言わなくてもわかっているはずだ、という思いが強いので、言わないのでしょう。
 昨今では、言葉にしないと気持ちは相手に伝わらないと言われています。
 夫婦でも、言葉にすべきなのでしょうね。
 何か、気恥ずかしい思いがしますが、4月1日に思いきって言ってみようと思います。

 ところで、「愛夫の日」というのは、ないのでしょうか。
「愛妻家の日」の制定に則りますと「1月2日」にすべきですね。
 なぜかわからない人は、「愛妻家の日」のブログをご覧下さい。

  拈華微笑
  http://www.glomaconj.com/joho/keieijoho.htm#04
  ブログ
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/4fd24f5b11a512c957c91a25aace8a75

 

【つぶやき】

 世の中には、ご夫婦仲良しの家庭もあれば、DVなどでひどい家庭もある昨今です。
 私は、感謝の気持ちがあれば、夫婦はそれなりにうまく行くのではないかと思います。
 相手のしていることを評価し、ときには感謝の言葉を発することも必要ではないでしょうか。
 かくいう、私は、頭では、その様に考えているのですが、実際に実現できているかというと自信はありません。
 しかし、金婚式も迎えられるほどの長きにわたって夫婦で来られたことは、ある程度、お互いを理解できているからではないかと思います。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。


 明細リストからではなく、下記の総合URLよりご覧になれます。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

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【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】5ー06 格物致知 原点に戻りコンセプトを明確に ~ 道理をきわめて知識豊かな人 ~

2025-02-01 00:21:00 | 【心 de 経営】 経営四字熟語

  【経営四字熟語で目から鱗が落ちる】5ー06 格物致知    原点に戻りコンセプトを明確に ~ 道理をきわめて知識豊かな人 ~   


 
  四字熟語というのは、漢字四文字で構成された熟語であることはよく知られています。お恥ずかしいながら、その四字熟語というのは、すべてが中国の故事に基づくものとばかり思っていましたが、実はそうではないことを発見しました。
 経営コンサルタントという仕事をしていますが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。「目から鱗が落ちる」という言葉がありますが、四字熟語を講演や研修の場で用いたり、自分の仕事や日常会話に活かしたりするようにしましたら、他の人が私を尊敬といいますとオーバーですが、自分を見てくれる目が変わってきたように思えたことがあります。
 四字熟語の含蓄を、またそこから得られる意味合いを噛みしめますと、示唆が多いですので、企業経営に活かせるのではないかと考えるようにもなりました。これを「目鱗経営」と勝手に造語し、命名しました。
 以前にも四字熟語をご紹介していましたが、一般的な意味合いを中心にお話しました。このシリーズでは、四字熟語を経営の視点で診て、つぶやいてみます。以前の四字熟語ブログもよろしくお願いします。

第5章 表現上手で説得力を向上
 世の中には、作家でなくても美しい文章を書いて、読者を魅了できる人がいます。アナウンサーでなくても、話し上手な人もいます。プロのナレーターでありませんのに、聞いているだけでほれぼれするような声や話方の人もいます。パワーポイントを使って、難しいことをわかりやすく説明してくれる人もいます。
 「話し上手は、聞き上手」という言葉を良く聞きます。「一を聞いて十を知る」という理解力の高い人もたくさんいらっしゃいます。一方、相手の言うことを充分に理解できなかったり、誤解したり、時には曲解したりして人間関係をこじらせてしまう人もいます。
 情報提供側として、上手な文章を書いたり、話したり、パワーポイントなどの作図技術など表現力を豊にしたいと願う一方、それとは別の立場で聴取する側におかれたときに、傾聴力をフルに活用し、相手の言いたいことを正確に聞き取れることは、私たちの日常に不可欠です。コミュニケーション上達法を四字熟語から感じ取りましょう。
 5ー06 格物致知    原点に戻りコンセプトを明確に
      ~ 道理をきわめて知識豊かな人 ~

 中国古典の一つに「大学」があります。その中の有名な一文として、下記がしばしば例示されます。
少(わか)くして学べば
則(すなわ)ち壮(そう)にして為すことあり
壮にして学べば
則ち老いて衰えず
老にして学べば
則ち死して朽ちず
 若いうちに学んだことは、成長してからそれがいかされ、壮年になってから学ぶことは、それ以前に学んだことが活かされて、一人前の人物として認められるようになるということを言っています。年を重ねてから学ぶことは、それまでの経験が年輪として蓄積されていますので、死後もそれが残り、後進の育成に繋がるという教えです。
 この「大学」の中に「格物致知(かくぶつちち)」という四字熟語があります。「知を致すは、物に格(いた)る」と音読みします。「知」は「道理の源泉」を示しますので、「ものごとの道理を極めて、学問をなし、知識を習得することにより、大成する」ということです。このことから、道理を極めて知識豊かな人を指します。
 このことから、ものごとを思考しましたり、行動するときには、「原点に戻る」ということに繋がることをこのことから感じ取れたりします。何かを行おうとするときに、そのことはなぜ行わなければならないのか、そのことの背景には何があるのだろうか、等々を意識することにより、その本質から外れないPDCAが行われるべきです。換言しますと、コンセプトを明確にしますと、判断に迷ったり、困ったり、あるいは自分または一緒に仕事をしている人や部下の言動が間違えていないかどうかを判定したりする時に、「原点に戻る=コンセプトに照らし合わせる」という行動がとれるようになります。それにより判断するようになりますので、物事の途中で誤りに気づいて、失敗という結果に至ることが少なくなります。
 中国唐の時代の文学者・自然詩人としてまた政治家としても知られています柳宗元の著「陸文通先生墓表」に「汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)」とい四字熟語があります。「汗牛」とは、車に蔵書を積んで、牛に引かせますと、あまりにも重くて牛が汗をかくほどであるという状況です。「充棟」というのは、家の中で蔵書を積み上げますと、棟にまで届くほどであるということで、前後で同じことを別な表現を使って強調し、書物がたくさんあるということを表現しています。このことから「蔵書が多い、読書家」という意味でつかわれます。本だけ多くても「つんどく」では、知識として血となり肉となりはしませんが、私を含め、そのような人は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
 道理を究めるには、「眼光紙背(がんこうしはい)」という四字熟語の含蓄を味わうことも必要です。この四字熟語は、「鋭い目の光が紙の裏まで貫く」ということで、しばしば「眼光紙背に徹す」という形で用いられます。「読解力が鋭いこと」の例えで、「行間を読む」などという言葉にも通じます。「熟読玩味(じゅくどくがんみ)」も同じような意味で、書かれている文章や言葉、字句の奥に潜んでいる深い意味まで読み取ることができることにより、道理を知ることに繋がります。あるいは、他者の言いたいことを正しく理解することができるようになります。
「韋編三絶(いへんさんぜつ)」という四字熟語があります。「韋編」は、中国の古書のひとつで、「三絶」は、書籍の綴りが何度も切れるという意味です。孔子が「易経」を綴じている紐が何度も切れてしまうほど、繰り返し読んだという史記に記述されています故事から来ています。このことから、先人の教えを理解するためには、何度も繰り返し書物を読み、行間を理解できるように、熱心に学ぶという意味で用いられます。
「意味深長(いみしんちょう)」という四字熟語は、表面上の意味だけではなく、深い身が含まれているという意味で、やはり行間を読む大切さを説いています。もともとは詩文などで、内容が深く趣があったり、含蓄が豊かであったりするという処から来ています。
 自分の言葉を相手に正しく受け止めていただくために「月下推敲(げっかすいこう)」という言葉を思い出すようにしています。もともとは「詩を作るときに、字句を工夫し、表現を練り上げる」という意味です。「門を押す(推す)」「月の光の下で思案する」という意味です。自分自身が用いる文章や言葉を、それがもともと持つ意味から考えて、用いるようにします。
 例えば「きく」という言葉も、「どこからともなくきこえてくる」というときには「聞く」、「耳を傾けて相手の言うことをきく」というときには「聴く」という字を充てるようにしています。また、誰かにものを尋ねると言うときには「訊く」という字を充てます。
 近年、プロと言われる人が、ホンモノのプロでないことが多々あります。そのような状況に遭遇したときに「眼高手低(がんこうしゅてい)」という四字熟語を想定して下さい。これは、文章や絵画など、真贋力はあるのですが、一方で、それを他の人に伝える表現力が伴っていないという時に用いられます。このことから、「理想は高いが、実行が伴わない」、すなわち、口だけは達者ですが、自分のことはそっちのけで、人の批判をするだけな人のことをさします。
 史記の中には「曲学阿世(きょくがくあせい)」という四字熟語があり、真理を曲げて世の人に迎合して、人気を得ようとすることやそのようなことをする人を指します。「曲学」は真理を自分の都合の良いように曲げた学問であり、「阿」は「おもねる」という意味です。
 また「狂言綺語(きょうげんきご)」という類似四字熟語があり、「きょうげんきぎょ」とも読みます。道理に合わない言葉や、うわべだけを飾った言葉という意味から、転じて、小説や戯曲などのことを揶揄的に指すこともあります。
 例えば営業管理職が、営業パーソンの報告を狂言綺語として、作文を読まされることが時々あります。それを見抜く眼光紙背に徹する力が管理職には不可欠です。部下の報告を聞いて、何もコメントをしませんでしたり、適切なアドバイスができなかったりでは、管理職として失格です。自分の経験に格物致知で得た道理に基づいてリーダーシップを発揮しなければなりません。その時に、コンセプトを意識すると管理職として、適切な指示や命令、アドバイスができます。
 管理職は、経験的に部下の報告から「何かおかしい」と感ずることがあると思います。その時に「何か」が何を表しているのか、その正体がわからないことがあるでしょう。その時には、私の体験では「この業務の原点・コンセプトは何だったか?」と考えることを習慣にしますと、何らかのヒントが浮かび上がってくるように思えます。問題の核心が何か、企業として、組織としての価値基準をどうとらえれば問題がつかみやすくなるか、それらを前提にしながら本質を追求して行きますと良いようです。
 では、コンセプトはどの様に構築したら良いのでしょうか?
「コンセプト」とは、ものごとの背景にある情報をもとに、論理的に事象の構造を整理し、構造の再組立をしてから、思考を展開しますと、創造的で、新規性ある考え方として「コンセプト」を作り上げることができます。
 ビジネスの世界では、例えば差異化(差別化)戦略を立案したり、企業文化を見直し、変革する時に目標や基本方針などを中長期的に立案したりする時に、コンセプトが重要になります。自社独自のコアコンピタンス(核となるビジネス)が明確になってきたりします。そこには他社と同じような、物まねでは自社らしさが失われ、生き残りは愚か、勝ち残りも困難となります。
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