先週8月30日の金曜日に、菅原一秀経済産業副大臣に
①国が実施する産業施策における地方自治体との連携の強化について
②利用しやすい地域商店街補助制度の確立について
③アニメ産業およびアニメ関連事業に汎用性のある補助制度の確立について
以上産業振興施策3点についての国への要望書を渡すべく、会派で副大臣室を訪問しました。
さらに、菅原代議士のお手配で、短い時間でありましたが首相官邸において菅官房長官に面会することもできました。
ご多忙にも関わらず、ご自身も地方議会ご出身ということもあり、私たちの立場をご理解いただき、温かいお言葉も賜りまして、有意義な訪問となりました。
私が議長時代に、議長会の要望活動で首相官邸を訪問した際は、民主党政権時であったため、伺った議長たちは自民党所属であり、受け手は民主党所属の官房副長官ということで、常識的な会話を交わしながらも、お互いにそこには薄らと緊張感が漂い、腹を割った話し合いは出来なかった記憶があります。
また、民主党政権前にも自民党青年部で首相官邸を訪問しておりますが、手前味噌な物言いとはいえ、やはり官邸に流れる空気は、自民党の方が安定感が漂っています。
この安定感が、本物の国の安定となるよう、数の力が正しい方向性に進むよう、国会において自民党には頑張ってもらいたいものです。
今回お会いした、菅官房長官、菅原副大臣は地方議会出身なので、地方自治体や地方議会の内情や要望をご理解いただいていますが、はっきり申し上げてそうではない国会議員の方もいらっしゃいます。
小泉政権時代と同じように、自民党が圧勝して多くの新人議員が誕生した時ほど、数より「質」に重点を置くべきだと思うので、地方議会の経験のない国会議員の方には、霞が関の言いなりではなくて、地方の立場から物を申していただきたいと思います。なぜならば結果的にそれが国民の声になるからです。
民主党政権のリセット、リニューアルも含めて、消費税問題、領土問題を始め多くの課題が山積みです。
今が正念場の自民党です。