胃腸炎に悩まされた年末、年始。
復活して、一日だけ休むことができた正月休みは、以前から気になっていたフランス映画
『大統領の料理人』
を観に行きました。
この映画は、実話が基になっており、モデルとなったのは、フランスのミッテラン大統領と、2年間その専属料理人を務めた女性シェフのダニエル・デルプシュ女史であります。
物語は、世界的に有名なシェフ、ジョエル・ロブション氏から推薦を受け、大統領の希望で、ぺりゴール地方(フォアグラとトリュフの名産地としても有名)の田舎から、大統領専属料理人として招かれた女性料理人オルタンス・ラボり女史が、大統領官邸のエリゼ宮に入るところから、ある意味、彼女の数奇というか奇想天外な人生が始まる。
主厨房と呼ばれる、エリゼ宮の厨房は、男の料理人しかいない男社会。
当然のことながら、大統領専属料理人として突然に現れた「女」の料理人は、彼らにとって「敵」以外の何物でもなく、主人公に対する誹謗中傷やあからさまな嫌がらせは、同じ女性の私にとっては、腹立たしく気分の悪いものでありました。
だから、彼女が彼らに切れて、
「ポンパドゥール夫人のお怒りよ!」
と、怒鳴りつけた時は、よくぞ言った!という感じでした。
男の料理人たちが、陰で主人公のことを、ルイ15世の愛妾であるポンパドゥール夫人と呼んでいたことを、主人公は知っていたので、ここぞとばかりに言い返したのです。
私は、「一見きれいに見える料理の世界も、裏にまわれば、男社会からスタートしてる分野は、政界と同じであり、どの社会でも政治力は働くものだ」と、そんなことを考えつつ観ておりましたが、ひとたび料理の場面になると、そんな重々しい考えは一気に吹っ飛んで、美しく、スクリーンからも美味しい匂いが漂ってきそうな、素晴らしい料理の数々にグーンと、引き込まれました。
また、多くはないけれど、大統領と主人公の心の通った会話の場面には、心温まるものがありました。
私は、エリゼ宮は目の前を通ったことがあるだけですが、あの建物の中で、こんな物語が繰り広げられていたなんて、ワクワクするものがあります。
ダニエル・デルプシュご本人は、専属料理人としての仕事に、自ら2年で終止符を打ち、その後はなんと南極調査隊の料理人を1年務め、ここから先は、映画では描かれていませんが、目標の一つであったニュージーランドのトリュフ農園も実現させ、ビジネスにおいても成功者であり、今は小説にも取り組んでいるとのことで、まさに憧れの女性ですね。
また、日本で筑地の魚市場もいらしたそうですが、映画の中では神戸牛が良い意味で形容される場面もあり、日本の食材にもお詳しいようです。
料理好きな方、頑張る女性に会いたい方、フランス大好きな方、是非とも観ていただきたい1本です
主演女優のカトリーヌ・フロも素敵です。
帰宅し、何となく料理がしたくなり、フランス料理ではないけれど、思いつくまま作りました。
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白いんげん豆と紫玉ねぎのトスカーナ風マリネ
イタリアですね
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アーティチョークのマリネ、カジキマグロとトマトのマリネ、野菜のエシレバターソテー、和牛のステーキ
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ジャンポール・エヴァンのショコラショ(よしみ先生にいただきました)
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パンは、以前から行ってみたいと思っていた、深沢の『リュバン』
噂通り、美味しいパンです。
復活して、一日だけ休むことができた正月休みは、以前から気になっていたフランス映画
『大統領の料理人』
を観に行きました。
この映画は、実話が基になっており、モデルとなったのは、フランスのミッテラン大統領と、2年間その専属料理人を務めた女性シェフのダニエル・デルプシュ女史であります。
物語は、世界的に有名なシェフ、ジョエル・ロブション氏から推薦を受け、大統領の希望で、ぺりゴール地方(フォアグラとトリュフの名産地としても有名)の田舎から、大統領専属料理人として招かれた女性料理人オルタンス・ラボり女史が、大統領官邸のエリゼ宮に入るところから、ある意味、彼女の数奇というか奇想天外な人生が始まる。
主厨房と呼ばれる、エリゼ宮の厨房は、男の料理人しかいない男社会。
当然のことながら、大統領専属料理人として突然に現れた「女」の料理人は、彼らにとって「敵」以外の何物でもなく、主人公に対する誹謗中傷やあからさまな嫌がらせは、同じ女性の私にとっては、腹立たしく気分の悪いものでありました。
だから、彼女が彼らに切れて、
「ポンパドゥール夫人のお怒りよ!」
と、怒鳴りつけた時は、よくぞ言った!という感じでした。
男の料理人たちが、陰で主人公のことを、ルイ15世の愛妾であるポンパドゥール夫人と呼んでいたことを、主人公は知っていたので、ここぞとばかりに言い返したのです。
私は、「一見きれいに見える料理の世界も、裏にまわれば、男社会からスタートしてる分野は、政界と同じであり、どの社会でも政治力は働くものだ」と、そんなことを考えつつ観ておりましたが、ひとたび料理の場面になると、そんな重々しい考えは一気に吹っ飛んで、美しく、スクリーンからも美味しい匂いが漂ってきそうな、素晴らしい料理の数々にグーンと、引き込まれました。
また、多くはないけれど、大統領と主人公の心の通った会話の場面には、心温まるものがありました。
私は、エリゼ宮は目の前を通ったことがあるだけですが、あの建物の中で、こんな物語が繰り広げられていたなんて、ワクワクするものがあります。
ダニエル・デルプシュご本人は、専属料理人としての仕事に、自ら2年で終止符を打ち、その後はなんと南極調査隊の料理人を1年務め、ここから先は、映画では描かれていませんが、目標の一つであったニュージーランドのトリュフ農園も実現させ、ビジネスにおいても成功者であり、今は小説にも取り組んでいるとのことで、まさに憧れの女性ですね。
また、日本で筑地の魚市場もいらしたそうですが、映画の中では神戸牛が良い意味で形容される場面もあり、日本の食材にもお詳しいようです。
料理好きな方、頑張る女性に会いたい方、フランス大好きな方、是非とも観ていただきたい1本です
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帰宅し、何となく料理がしたくなり、フランス料理ではないけれど、思いつくまま作りました。
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白いんげん豆と紫玉ねぎのトスカーナ風マリネ
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アーティチョークのマリネ、カジキマグロとトマトのマリネ、野菜のエシレバターソテー、和牛のステーキ
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ジャンポール・エヴァンのショコラショ(よしみ先生にいただきました)
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パンは、以前から行ってみたいと思っていた、深沢の『リュバン』
噂通り、美味しいパンです。