元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

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大津市の園児死傷事故に思うこと

2019年05月10日 21時44分19秒 | 小川けいこのプライベート日記
5月8日に起きてしまった、大津市の園児死傷事故は、日本中が悲しみと残念な思いに包まれました。

先ずは、失われてしまった2人の幼い命、大切な命、心よりご冥福をお祈りいたします。
そして、怪我をされた方々に、心より、お見舞い申し上げます。


ネットでは、記者会見の際に、記者から園長への心ない質問や言い回しが、非難されており、著名人の方々からも、保育士さんを擁護するコメントが相次いでいます。


私は、本日、こんな思いを体験しました。

ビルのエレベーターに乗ると、幼い2人の兄弟が乗ってきて、ボタンを楽しそうに押していましたが、保護者と待ち合わせしているらしく、どこか不安そうな雰囲気も伝わってきました。
時間にすれば、ほんの1~2分だったのでしょうが、そのエレベーターに大人は私だけだったので、2人が降りていくまで、何となく緊張しながら見守っている自分がいました。


また、自宅での話ですが、玄関先の草木に水をやっていると、散歩中の保育士さんと園児たちに出会うことがあります。
そうすると、園児たちが庭に飾ってある動物のオブジェなどに反応し、「かわいい、ワンちゃん」などと、近寄って来たりすると、保育士さんは、「かわいいね」と反応し、私に「ありがとうございました」と、ご挨拶をされてから、また散歩を再開します。


何が言いたいかと言うと、私が感じた今日の何気ない場面でも、大人の責任として、子どもを守らなくてはという本能が働くわけで、ましてや保育士さんであれば、日々その思いの中で働いている訳です。


今回の事故は、想定外であり、避けることが困難な状況であったことは、専門家の方も発言されています。

私も、現場の保育士さんたちの仕事に敬意を表しながら、頑張っていただきたいと思っている1人であります。


そして、私たち議会としては、出来る限りの保育園、幼稚園に向けての安全対策を、そして、ガードレールなどを含めた道路対策を、行政と共に構築していかなければなりません。