子供の頃TVドラマを見ていて、80年代のトレンディードラマの走りの様なものだろうか、
確か酒井和歌子がでていたドラマなどで「結婚したら都心の広ーいマンションに
住むものなのだ」と信じて疑わなかった。
どうも子供の頃から未来に対する分析能力に著しく欠けていたか、間違った
想像力の発揮しか出来ない性格であると、思わざるを得ない。
なので、「不況と夕飯」でも書いたとおり、右肩上がりの収入しか考えてはいなかった。
流石に何度も自分の心づもりとかけ離れる現実を見ると、将来分析の軌道修正が
人波に出来るようになったと感じる昨今では有る。
そんな、給料日前の夕飯第2夜です。第1夜は和だったので、今夜はイタリアンで
攻めて見ました。
秋の味覚、価格がかなり下がった「さんまのアクアパッツア」さんまは
アクアパッツアにすると意外にもさんま本来の美味しさがストレートに伝わるので
お勧めです。冷凍庫にあさりがあったので入れましたが、ニンニク、オリーブオイル
だけで十分美味しいです。 塩分は多いかなと思う位の方が、お魚の持ち味が
生きます。
この日のメイン「ローストビーフ」です。多孔質製法で作られたオールパン
という圧力鍋の日記で書いた圧力鍋とセットで買ったフライパンですがとても
重宝しており、ローストチキンなどもこれで作ると、オーブンよりもしっとり仕上がります。
お肉には塩、こしょうをたっぷり擦り込み、焼き色をつけ一度取り出し、玉ねぎ、にんじんの
皮などの野菜を炒めその上に肉を戻し入れ、付け合わせのお野菜と一緒に
入れ、蓋をして10分少々火を入れ、消してから10分寝かせると中がロゼ色に
仕上がりますが、この日のお肉は500g強だったので、大きければ、時間を長く
しかし出来あがりは、押してみて弾力が感じられる位という目安です。
フライパンの底に残った汁にワイン、ブイヨンの元、仕上げにバターを入れ
グレービーソースを作りそれにポン酢を少々加え和風グレービーソースを作り
ました。もう一つはバーニャカウダソースでこれはお野菜に。
庶民の味方「オオゼキ」で岩手牛が半額だったので、国産ランプ肉のローストビーフも
とてもお安くできました!
お給料日前とは思えないほど、ちょっとリッチに見える夕飯になりました。