漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2025.3.15 ( 第23戦 ) マコじゃないよマガレイ2枚ではちょっと  石川県能登半島西海漁港  

2025-03-15 19:36:29 | 海釣り

天気予報によれば、今週は15日(土)だけ穏やかで、16日(日)から急激に崩れて

寒くなるらしい。春めいて花粉が飛び散っているというのに、いまさら、また

寒の戻りになるとは。なかなか能登半島の天気が読めません。

今シーズンはこれまで22戦出撃して30㎝以上のカレイを5匹ゲットしました。

シーズンの目標達成まであと5匹釣らねばならないのですが、4月末迄の2か月で

あと5匹釣るのはかなりきついです。東北地方や北海道ではデカいカレイが海底に

敷き詰めたようにうじゃうじゃ居るかもしれませんが、関東以西では数も少なく、

どんどん釣り難くなっています。

今シーズンは小名浜港ではゼロ、実績が出ているのは能登半島の西海漁港のみです。

その西海漁港でもぜんぜん釣れない日が多いです。

深谷の自宅から西海漁港まで430kmあって、高速代とガソリン代だけで2万円近く

かかってます。これにエサ代、食事代を加えると、全部で3万円近くかかってます。

うーん、何故こんなこと続けているのでしょうか?自分でも解らなくなります。

 

今週は体調もイマイチで、懐事情も余裕がありません。なのに金曜日の夜には

無意識にハンドルを握って、アクセルを踏んで、高速をガンガン走って石川県まで

やってきました。ハンドルを握っているときは、体が軽く感じて、頭が冴えて、

ほんと、実に楽しいのです。ひょっとして釣りよりも車の運転が楽しいのかも

しれません。

 

15日の未明、AM2:50 に西海漁港に到着しました。気温2℃、意外と寒いです。

2週前に車から離れて漁港の大堤防まで行っても全く釣れなかったので、

今回も最も楽チンな漁港奥に陣地を構えました。

 

いつものように、西海漁港の神様に御神酒を捧げました。

 

 

 

 

 

AM3:30  釣りスタート。

青イソメを丸セイゴ15号に"これでもか"というほど山盛り付けて、力いっぱい投げて

ぶっ込みました。

30分ごとに仕掛けを回収して、エサを付け足しますが、回収しても何者にも齧られず

伸びきって戻ってきました。

 

 

フグも、ヒトデも、ケムシも、あずき色の巻貝も、何も掛かってきませんでした。

 

 

朝マズメのチャンスタイムも、何も起こらずに過ぎてゆきました。

 

ああー、今日もダメかな。でもカレイは居るはずなんだけどな。

居るけど口を使わないのかな。でも何かの拍子にスイッチが入ってアタリが出るかも。

昼に移動して午後から別の処でやろうかな?

いろいろ考えましたが、動かずここで粘ることにしました。

 

日本海なので潮の満ち引きは小さいのですが、この日の西海漁港は昼に干潮ピークを

迎えて、午後から急激に満ち潮に変わって、かなり速く流れだしました。

 

AM12:10

やや左に投げ込んでいた左から2番目の竿に、初めて大きなアタリが出ました。

竿を持って空合わせを入れると、おっ、けっこう重い。リールをグリグリ巻くと、

巻き始めは重たかったのですが、途中で軽くなり、水面を割りそうになったので、

こりゃフグだろうと思いながら巻いていると、突然締め込んで底へ潜ろうと抵抗しました。

なんとか抵抗に耐えて、足元まで寄せてくると、茶色い菱形。

うわっ、カレイやん、やりましたなー。

でも、このカレイ頭がデカいぞ。尻尾が可愛いし、ひっくり返すと白地に黄色い筋が

有ったので、マガレイでした。

 

 

マガレイ 36センチ  ( 抱卵していたのでメス )

 

チャンスタイム到来と思い、4本の竿とも青イソメを山盛り付けて、ドボン、

放り込みました。

 

 

PM13:00

真正面に投げ込んだ右から2本目の竿が何度もしつこくお辞儀しました。

竿を持って空アワセを入れると、フグのようなカレイのような判断のつかない重量感が

伝わってきましたが、リールを巻いている途中で猛烈に抵抗し始めたので、

これはカレイだと確信して、寄せてきました。

今度こそマコちゃんか?と思いながら岸壁へ抜き上げましたが、こいつも

マガレイでした。

 

 

マガレイ 38センチ ( 抱卵していたのでメス )

 

明確なアタリが出たのは、2匹のカレイのときの2回だけでした。

昼のほんの1時間ほどの、短い時合いでした。

その後もエサを付け直しながらPM16:30まで粘りましたが、再び静寂が訪れ、

何者にも齧られることなく、終了しました。

 

 

 

腹を開いてハラワタを取り除くと、奥に卵巣が見えました。

 

 

今回、マガレイ 38cm、36cm の2匹でしたが、同サイズのマコガレイと比較すると、

リールを巻く時の重量感がイマイチ物足りなく感じられ、少し残念に思いました。


2025.3.08 ( 第22戦 ) 春のお気楽釣り  福島県いわき市四倉漁港

2025-03-09 12:01:43 | 海釣り

今週末は関東地方に降雪の予報が出されていて、長野県から関東地方にかけて

高速道路が事前に閉鎖されるかもしれないので、北陸方面への遠征を見送りました。

代わりに小名浜方面へ出撃しようと思いましたが、もっと新しい情報が欲しくて、

今回は四倉漁港へ出撃することにしました。

 

 

まっ、いちおうマコガレイを狙っての出撃なのですが、私と四倉漁港の相性は

良くなくて、過去の出撃では、私の釣り座の隣の人ばかりカレイが釣れていた

記憶が有ります。カレイは居るんですけどねぇ。

あまり期待せずに出撃することにしました。カレイが釣れなくても、代わりに

酒のアテになりそうなワカメや牡蠣を持ち帰れれば良いじゃないか、というぐらいの

お気楽な気持ちで出掛けました。

金曜日の晩PM22:00に深谷の自宅を出発して,北関東道の桐生足利ICから乗り込み、

常磐道の日立北ICで降りて、あとは国道6号をのろのろ北上。途中、釣侍さんに

立ち寄り、青イソメ2,000円だけ購入。

 

AM2:00  現地、四倉漁港に到着。

気温マイナス1℃、無風、頭上には上弦の月と奇麗な星空が拡がってました。

しかし、だーれも居ません。

 

まずは四倉の神様に大漁と無事故を祈念しまして、御神酒を捧げました。

最近の御神酒の効果は疑問視されるところですが、まあ、カレイを釣り上げる確率は

無に等しいぐらい低いので、神様に頼って少しでも運を高めたいと思うのですよ。

 

 

 

 

ここは砂底ですが、水深が無いです。

漁港奥には遠浅の砂浜が拡がり、マテ貝が生息してますが、最近は乱獲により

ほとんど獲れなくなりました。

 

エサチェックのために仕掛けを回収すると、大きなマヒトデが掛かりました。

この形のヒトデが居るということはカレイも居るはずなんですけど。

 

朝マズメの薄暗い時間帯がカレイの時間ですが、何も起こらずに過んでしまいました。

 

完全に明るくなってしまったら、ほぼ確率はゼロに近くなりました。

 

ヒマなので足元に生えているワカメを採りましたが、すでに誰かに刈り取られた残りの茎

部分しかなくて、・・・まあ、自分で食べる酒のアテにするぐらいは採れましたよ。

 

 

こいつらは、

新芽の部分はワカメの酢のもの、と、茎の部分は佃煮になりました。

 

酢の物 ↓ ↓

 

 

 

茎ワカメの佃煮  ↓ ↓

 

足元にせり出しているカキ殻をタモ網で引っ掛けて掬い上げ、水汲みバケツに入れて

持ち帰ってきました。

 

 

 

蒸し器で15分ほど蒸してやると、小さな牡蠣殻のフタが開きました。

 

 

まあ、なんと小さな身でしょう。

 

 

ほんと小さな身です。信じられないぐらい少ない量です。

ポン酢をかけて、ツマミにしました。

 

AM8:00  撤収。

4本の竿を出しましたが、消費したアオイソメは1パック500円のみでした。

 

まだまだ時間が余っていたので、小名浜港へ立ち寄って、

市場前T字堤防で竿を出してみました。

 

 

釣れてないので、ガラガラ、釣り人が少なくて、期待薄です。

 

フグも居ないし、ヒトデだけが掛かってきました。ほんと低活性でした。

 

 

低活性でも、ヒトデだけは寄って来ました。

この形のヒトデはカレイには好ましくありません。

海底の砂底と思われる場所には茶色い海苔が生えていて、仕掛けを回収すると、

ヘドロのように海苔の塊が付着してきました。

 

 

昨年の春にあれだけ釣れたカレイも、今年はまったく釣れません。

 

PM14:00  ラジオのニュースで、長野、甲信地方で雪が降り始めたらしいので、

帰る時間を繰り上げて、急いで片付けて、帰りました。


2025.3.02 ( 第21戦 ) そのときは突然やってきた。  石川県能登半島西海漁港

2025-03-03 03:47:45 | 海釣り

昨日は非常に良好な天候に恵まれながら、惨敗に終わってしまいました。

徹夜で運転してきて、重たい荷物を担いで歩いて、強い日差しの中で釣りをして、

肉体的にかなりの疲労を感じたので、早めに切り上げて秘密のアジトへ。

ゆっくり風呂に浸かってから、缶チューを飲んで、テレビを見ていたら、

すぐに爆睡したようで、気が付いたらちょうど深夜零時でした。

目覚めると、けっこう体が軽く感じられて、筋肉痛もだるさも消えてました。

釣りエサのアオイソメがぜんぜん減ってなかったので、このまま全部を

塩イソメにしてしまうのも勿体ないし・・・まだ、まる一日時間は有るし、

午前中だけでも竿を出してみるか?と思い立ったら即行動。

再度出撃しました。

 

天候は気温が高いものの下り坂で、ぽつぽつ雨が降り始めてました。

雨だと車から離れられないので、昨年末に2匹釣れた漁港の奥から竿を出しました。

 

 

暗いうちはアナゴでも来てくれたらよいか、とお気楽モード。

竿4本をセットして、青イソメを大量房掛けにしてドボンと放り込みました。

お土産にするために、あなご、チヌ、カサゴ、メバルなど、なんでも狙いの、

市販の黒ハリスの丸セイゴ14号を使用しました。

その他は面倒くさいので、寄せエサは無し、タモ網の用意は無しです。

AM2:00スタート。

30分ごとに仕掛けを回収してエサチェックしますが、どれも齧られた形跡は無し。

14号針に追加で青イソメをどんどん付け足そうとするのですが、まったく齧られずに

もどってきて、ぜんぜん減らないので、付け足すこともできず・・・

無理して10匹掛けのダンゴ状態にして再びドボン。

 

AM4:40

2時間ほど打ち返しても何も当たらずで、雨も強く降ってきたので、

集中力が薄らいできました。

車の中でMRO放送聴きながらケイタイをいじったり、缶チューハイを飲んでたりして

過してましたが、退屈です。

「ちょっと朝まで寝るか」と思い、ウトウトしかけていたら、

とつぜん、

ガラスごしにLED赤ランプが20cmほど激しく上下に揺れるのが見えました。

慌てて車から飛び出て、左から2本目の竿に近寄ると、再び大きなアタリ。

竿を手に持って、ラインを少し弛ませてやると、すぐに力強く引っ張り込んで

竿先をゴンゴン曲げたので、とっさに空アワセを入れると・・・

ゴツンと根掛かりしたような衝撃のあと、さらにグイグイ引き込みながら

抵抗して走り出しました。そして何度も強烈に締め込みました。

うわーっ、しまった、これはチヌか真鯛やわ、どうしよう、タモ無いし、

うーん困った、これPE0.8号やけど大丈夫かな?

ヨリトリゴム噛ましてるし大丈夫かな? 

いろんな心配が頭の中で渦巻きました。

フルキャストした遠くから足元まで、かなりの距離をずっとグイグイと力強い

抵抗に遭いながらもなんとか耐えて、

ポンピングしながら慎重にリールを巻いて足元まで寄せてきましたが、

最後まで力強く抵抗して底へ潜ろうとしました。

投げ竿の反発で浮かせました・・・が、・・・ヘッドライトをあてても

「ギラッ」が見られず、暗い海の中で正体が判りません。

ん? コイツなんや? 何者や? 

抜き上げられそうだったので、岸壁の上へ「せーの」で抜き上げると、

このとき初めて白い魚体がバタバタ跳ねているのを確認できました。

「うわっ、ごついカレイやわ、」

 

ひっくり返して

 

マコガレイ (  オス  ) 41センチ

 

ええっー? こんな暗い時間に釣れた?  カレイがこんなにグイグイ力強く引くのか?

セオリーって無いもんやな。

 

やりましたわ。2025年になってやっと1匹目のカレイです。

いやー、長かったですわ。

西海漁港の神様が微笑んでくれたのですわ。神様おおきに。

 

 

 

 

夜が明けて、まったりとした朝です。

ここまでこのカレイのアタリだけです。

 

 

AM 8:00

いちばん左の竿が再び大きく揺れてアタりました。

おおーっ? ひょっとして今日2匹目のカレイか?

竿に駆け寄って、様子を伺うと・・・

何度も大きく引き込んで硬い竿が三脚の上でビクン、ビクン揺れました。

竿を持って空アワセを入れると、これもまたズドーンと重たい感触でした。

コイツも力強く抵抗してましたが、残念ながらリールを巻いている途中で

浮いてきて海面を割りました。

 

 

 

姿を見てガクッ。

デカいヒガンフグでした。

 

その後もアタリは無く、深谷の自宅へ帰らねばならないので、AM10:00 終了しました。

 

 

 

 

持ち帰ったカレイは痩せてました。

腹を開いてみると、ハラワタしか入ってなくて、

産卵後の空っぽの腹でしたが、白い精巣の一部が見られたので、オスでした。

 

今回、今年初めてカレイが釣れてくれて、ほっとしています。

ただでさえ釣れなくなってきている冬の魚たちですが、

あの力強い引きを味わうと、なかなか他には移れないです。

 


2025.3.01 ( 第20戦 ) やっと車から離れられる環境で・・・ 石川県能登半島西海漁港

2025-03-03 01:14:03 | 海釣り

2月は長く続く寒波による積雪の影響で、北陸方面へ行きたくとも行けなくて、

ずっと太平洋側の福島県の小名浜港で竿を出してましたが、小名浜港も全くダメで、

連敗が続いてました。

天気予報によれば2月28日~3月2日の数日間だけ快晴に恵まれて気温が上がり

春のような環境になるらしい。ずっと待ち望んでいた北陸へ遠征のチャンスが

やってきました。これはなんと言われようと行くしかない最大のチャンス到来です。

2月28日(金)仕事を終えてから晩メシを掻き込んで、PM19:00深谷の自宅を出発。

上里SAから高速道路へ乗り込んで、すぐに上信越道のルートに入りました。

心配していた妙高山周辺の積雪はさすがに多かったですが、路面は完全に

除雪されており、難なく通過して上越JAまで進めました。妙高山周辺で気温2℃、

上越周辺で気温7℃、これだけ気温が上がれば降雪の心配は無く、そのあとの

北陸道もずっと穏やかな天候でした。

PM23:20有磯海SAに到着、ここで日付が変わるまで時間を潰して、深夜零時を

確認してから滑川ICで降りて、国道8号線を南下しました。

富山県では国道沿いにある数軒の釣エサ屋に立ち寄って自販機でアオイソメを

仕入れながら南下して、氷見から能越道を通って石川県に入りました。

目的地の西海漁港には2日(土)AM2:30に到着。天候は気温5℃、無風で穏やか、

波はまったく無くベタ凪、空を見上げると満天の星空が拡がっており、頭上には

縦に大きな北斗七星が輝いてました。

これだけ良い条件が揃うと、車から離れられますね。

さっそく準備して、重たい荷物を担ぎながら、誰も居ない大波止の外堤防を

てくてく歩きました。竿ケース、クーラーボックス、バックパックを背負って

歩いてゆくと、すぐに防寒着の中は暑くなって、気が付くと汗ダクです。

堤防の先端は漁船が近いところを通ってゆくので避けて、少し手前に陣地を

構えました。

 

まずは、西海漁港の神様に、無事故、大漁を祈願して、御神酒を捧げます。

 

「かーみーさーまぁー、おおきなカレイを、この哀れな釣りバカおやじに、なにとぞー、」

 

 

AM4:30 釣りスタート。

竿4本とも、寄せエサロケットを付けた仕掛けを付けて、養殖生簀に向けてフルキャスト。

 

 

暗いうちはアナゴやチヌでも構いません。贅沢は言いません。

何かアタッてくれれば、それで楽しいです。

 

4本の竿先に付けたLED電ケミを注視してますが、ピクリとも動きません。

クーラーボックスに腰かけて、じっとしていると、じわーっと寒さが沁みてきました。。

ホカロンで外から防寒を補強。缶チューで内から忍耐力を増強。

 

30分ごとに仕掛けを回収して、打ち込み直しますが、アオイソメが齧られることも無く、

ビローンと伸び切って戻ってきました。

 

 

 

AM6:00  夜が白いできて、朝マズメの大チャンスに期待しましたが、残念ながら・・・。

陽が上ってきて、静かな朝を迎えました。

 

土曜日だというのに、釣り人が少なすぎます。

堤防の曲がり角にルアーマンが2名居るだけでした。

 

あー、今日もダメかな、と思っていたところに・・・正面に投げ込んだ竿先が、ピクン、

ピクピク・・・また数秒おいてからコンコン、・・・コンコン、・・・

初めてアタリましたけど、カレイのアタリとは違います。

竿を持って、空アワセを入れてみると、何かが乗りました。

リールをグリグリ巻くと、コンコン抵抗してますが、そんなに重くないので、

たぶんフグだろうと思いながら巻いていると・・・途中で海面に浮上・・・

・・・、

・・・、

やっぱりキミなのね。

捕虜確保。

 

 

 

この模様のフグ・・・

ヒガンフグ、( アカメフグ ) は毎回竿先に明確なアタリを出してくれるので、

正直者のフグです。

 

快晴の天気に恵まれましたが、アタリはこの1回のみ。

 

 

背後から陽が上り、最初は堤防の陰で少し寒かったのですが、次第に日差しが頭上から

照らすようになり、暑くなってきて、防寒ジャンパーを脱いでもなお暑くなってきたので、

AM11:00 撤退することにしました。

車から離れて、大堤防で陣地を構えてみましたが、大して結果は変わらずで・・・。

第20戦もダメでした。

 

 

[  追加  ]

午後に時間が空いたので、探索がてら能登島へ渡り、昔からの有名ポイントの百万石で

竿を2本出してみました。

土曜日なのに誰も居ません。やはり釣れてないのでしょうね。

 

 

 

ここは、20mぐらい沖からいきなり急深になっていて、

普通に投げ込むと、ラインがスルスル出てゆき、かなりの深さを実感できます。

昔はこの底に大きなイシガレイが潜んでました。期待して投げ込みましたがダメでした。

予想外に根掛かりが酷くて、仕掛けを急いで巻き取ってオモリを早く浮上させようと

しましたが、張り出した海藻に取られて、竿2本とも仕掛けを根に掛けて、力糸から

全てを失いました。

釣り人が頻繁に入っていたら、こんなに海藻が繁ることも無いのに、

最近は誰も入ってないのでしょうね。能登島のイシガレイも釣れてないのでしょうね。


2025.2.22 ( 第19戦 ) 望み薄と解っていても三連休だし。 福島県いわき市小名浜港

2025-02-23 20:04:48 | 海釣り

平成の時代は天皇誕生日の祭日は12月23日だったのに、令和になってから2月23日に

代わってしまったから、今年は3連休になりました。

本当は能登半島まで遠征したかったのですが、天気予報では最強寒波が押し寄せて来て、

ハンパない積雪量だというので、断念して、代わりにとっても望みの薄い小名浜港へ

出撃しました。昨シーズンは絶好調だった小名浜港だけに、今シーズンの不調が

信じられなくて、諦めきれずにズルズル続いてます。

 

金曜日の夜PM21:40に深谷の自宅を出発しましたが、走り出してすぐに、ラジオから

「福島沖で地震、小名浜は震度4」の放送。

もうこれぐらいの揺れでは誰も驚かなくなりましたが、魚たちもそうであってほしいです。

まあ、地震でなくても、最近は年明けからずっと低活性で釣れない日が続いてますから、

最初から望み薄なのは解ってますけど、しかし、それでも、なんか縁起が悪いですよね。

 

ちょっとこれまでと違うことをせねば、まともに釣れんだろ・・・。

ということで、今回は私がまだよく知らない場所から竿を出してみました。

 

 

AM3:00  スタート (赤矢印) 

まだ暗いうちから、ららミュウ奧の駐車場から対面の水族館へ向けて竿4本出しました。

この日も冷たい西風が吹いていて、向かい風になりますが、釣り人が少ないので

ここで粘ることにしました。

アナゴでもいいから来て欲しい気持ちで、寄せエサと青イソメを同時に打ち込める

改良仕掛けをフルキャストして放り込みました。

思ったより浅いですね。こちら側は大型船があまり通過しないので、底に泥が堆積

しているのでしょうか?

さらに左隣に海上保安庁の船が停泊してますが、この船の後方から沖へ張られている

錨ロープがかなり長く海底へ伸びていて、第1投目から仕掛けが掛かってロスト。

とっても邪魔でした。

 

 

 

前々回2月1日に使用した寄せエサ用ロケット付き仕掛けを更に改良して、

石鯛遊動パイプにロケットを付けて、遊動式にしてみました。

 

 

 

竿4本で30分ごとにエサチェックのために回収しますが、毎回、房掛けにした青イソメは

何者にも齧られずにビローンと伸び切って戻ってきました。

エサ取りのフグすら寄ってきません。

さらに、誘いをかけようと、少しずつズル引きすると、海底に茶色い海苔が繁っているらしく、

青イソメが海苔に埋もれて、海苔の塊となって戻ってきました。

 

こんな低水温の中でも、ヒトデだけは元気に動いて近寄ってきました。

エサチェックのために仕掛けを回収するときに、竿を持って空アワセを入れるのですが、

ヒトデはカレイと同じぐらい竿に重さを感じます。リールを巻き始めて暫く巻き続けると、

ヒトデなら途中で浮かんできて水面を割るので、それを見てほんとガッカリします。

頼むから水面を割らずに・・・頼むからカレイであってくれよ・・・願い叶わず。

AM11:00 まで粘りましたが、止めて、移動することにしました。

 

 

 

 

 

 

 

AM11:00 まで粘りましたが、止めて、移動することにしました。

 

 

 

 

PM15:30  移動して釣り再開 (緑矢印) 

航空写真の緑矢印の場所から再開しました。

 

 

 

移動の途中でワンカップを買ってきました。

ここの神様はいつもの大関では御不満のようなので、まるを買ってみました。

あ~神様、私にカレイを恵んでくだされ~。なにとぞ、なにとぞ~。

 

 

しかし、まるの御神酒でも神様は納得されてないようで・・・

この場所から投げ込んでも状況はぜんぜん変わらず、でした。

仕掛けを回収して針を見ると、何者かが齧って青イソメが短くなっているものの、

とても魚類が齧ったとは思えません。

 

 

 

PM22:00 まで粘って、いろいろと手を尽くしてみましたが、体力の限界を感じて、

撤収することにしました。

 

近投の竿から1本ずつ仕舞い、最後の4本目の竿を仕舞おうと、竿を手に持ち空アワセを

入れると・・・ん?・・・なんか少し重い。

リールをゴリゴリ巻いたら、そんなに大きくないものが付いているようです。

フグかな? ドンコかな? なんだろ?と思いながら巻いて寄せてくると・・・

 

 

おまえか。

・・・

・・・

・・・

こんな大きな針とパイプの付いた仕掛けで、よく掛かったもんだな。

触ると痛いので、針から外さずに仕掛けごと一緒にクーラーボックスへ。

 

 

 

コイツは日曜日の昼飲みのアテになりました。

しかし、虚しいなあ~。


2025.2.7 ( 第18戦 ) 無理やり出撃してもダメなものはダメ 福島県小名浜漁港

2025-02-08 08:58:45 | 海釣り

平日でしたが有休が取れたので、無理やり出撃しました。

大寒波が迫っているようですが、予報では福島県の小名浜だけは雪が降らないみたい。

先週の出撃結果から想像して、今回もおそらくダメだろう、と出発する前から

思いましたが、せっかく取れた休みだし、シーズン中はなるべく全てカレイ狙いに

時間を注ぎたい。

いや、そんな時にこそ、ひょっとして座布団級の大物が来るかも・・・。

バカはバカ、どこまでもプラス思考なので。

7日(金) 日付けが変わると同時に、常磐道いわき勿来ICを降りて来て、コスモ石油で給油、

ひらの釣具店の自販機で青イソメを購入、ローソンでワンカップを購入して、

AM0:45 ららみゅう駐車場に到着。

すぐ近くの一級ポイントを覗くと誰も居なかったので、即座に三脚を立てて占領しました。

 

そして、釣りを始める前に、いつもの儀式ですが、最近は御利益が無いから、なんとも。

・・・まあ、神様にもできることと、できないことがあるのでしょう。

無事故で無事に帰宅できればそれだけで十分ですよ。

 

 

 

 

 

 

私の陣地の左隣 (船と緑色の柵との狭い場所) 、右隣 ( 幅狭の堤防 ) とも

釣り人が居なかったので、4本の竿を広角に投げ分けてアタリを待ちました。

まだ早いですが AM2:30 釣りスタート。

外道のアナゴでも釣れてくれれば、土日の酒の肴にしたいですねぇ。

 

外気温度が0℃、無風で穏やかですが、気温が低くて指先と顔が痛いです。

青イソメを針に刺して、投げ込んだらすぐに車へ戻って暖を取り、

車の中から竿先を注視してました。

そうそう、青イソメのエサ箱も外に放っておくと、凍死しそうなので、

使用するたびにエサ箱も車の中へ持ち込みました。

 

 

 

今回も寄せエサを併用した仕掛けで、投げ込んでましたが、何度打ち返しても、

エサ取りさえも寄って来ず、全くアタリが出ないので大変退屈でした。

回収したエサをよく観察してみると、何かが端っこだけ齧っているようですが、

これはシャコかカニの仕業なんだろうと思います。

丸セイゴ15号の針ではシャコは掛からないし。

 

 

AM10:00までこの一級ポイントで頑張りましたが、針に掛かってくるものは皆無でした。

AM10:00前から突然、西風が強く吹き荒れるようになり、道糸が横へ流されるので、

大変釣り難くなりました。

 

場所を移動して、マイポイントにしている市場前T字堤防で陣地を築き直しました。

平日だけでなく土日でもいつも空いているマイポイントですが、この日は特に堤防全体で

釣り人が少なくて、マイポイントの反対の外側もガラーンと空いてました。

 

 

日頃から釣り人がこぼしたエサを食べ慣れているハトたちが集まって来て、すぐに足元に

まとわりついてきます。ハトの群れが居なくなると次にスズメの群れが集まってきます。

うっとおしいから、あっち行け!!と蹴る動作を見せますが、まったく逃げません。

逃げるどころか車の中まで入ってこようとします。

カラスとトンビが来ると慌てて飛び立ちますが、人間は安全だと思われているのでしょう。

ここは日本だからね、安全なんだよ。

 

さてと、昼から夜PM21:00 まで粘りに粘りましたが、針に掛かってきたのはヒトデが

ふたつのみ。ヒトデだけは水温に関係なく動いているから、一瞬だけカレイじゃないかと

期待させます。期待したあと必ずガッカリですけど、何も無いよりは少しマシか。

陽が暮れても、夜カレイも来なければアナゴも来ない・・・この時期はしょーがないか。

 

 

 

深夜零時になって土曜日の休日割引になるまで高速道路を降りてこれないので、

高速道路を走る時間を逆算して、PM21:00 まで釣りをしてましたが、

ラジオ福島から絶えず聞こえてくる降雪情報が気になってしかたありませんでした。

帰り道は大丈夫なのか? いわき市周辺まで雪雲が迫っているようです。

幸いにも常磐道から北関東道は雪が降りませんでした。

 

なんとか8日(土) AM0:45に深谷の自宅へ無事に帰還しました。


2025.2.1 ( 第17戦 ) できることは全部やって、あとは我慢  福島県小名浜漁港

2025-02-02 05:20:47 | 海釣り

カレイを狙うブッ込み釣り師にとって最も厳しい時期がやってきました。

水温が下がって、魚の活性が落ちて、何をやっても釣れません。

2025年も、あっと言う間に1月が過ぎてしまいました。

1月はカレイを狙って(第10~16戦)合計7回出撃しましたが、

残念ながら1匹も釣れませんでした。

釣れない理由をいろいろ思い浮かべますと・・・

うーん、単に水温が下がったからエサを喰わないだけなのか?

産卵を終えてのいっぷくなんだろうか? 

今は日没後の夜間のほうが釣れるんじゃないか? 

震災を予知して何処かへ逃げてしまったのかな?

・・・

・・・

本当の理由はカレイに訊いてみないと解りません。

でも、釣り師の皆さんは、「毎年そうだし・・・、そのうち釣れるさ・・・、

3月になればまた釣れだすよ・・・。」と言いながら、

内心は「オレだけは今日デカいの釣って優越感に浸ってやる」と思いながら

クソ寒いこの時期に我慢比べを展開しているのですよ。

・・・

・・・

ということで、私は厳寒のこの時期にカレイを釣り上げるための奥の手を

実行しました。

・・・

・・・

それは、ブッ込み釣りに寄せエサを取り入れました。

ブッ込み仕掛けのオモリにロケットを直結しました。

 

 

寄せエサの配合は、マルキューカレイ専用まきえ、マルキューチヌパワーV9、アジシオを

適当に混ぜて、これを水と少量のウイスキー(アルコール香)で練ったもの。

アジシオはグルタミン酸(アミノ酸)だからアミノパワー効果を期待できると思うのです。

 

 

 

 

配合した寄せエサを、ブッコミ仕掛けに付けたロケットに詰め込んで、

アオイソメ房掛けと共に投げ込みました。

 

 

さて、金曜日の夜、テレビ番組の沸騰ワードで、カズレーザーが自衛隊戦車部隊を見学

するのを見終えてから、PM21:00 深谷の自宅を出発しました。

小名浜まで220kmですが、ガラ空きの北関東道をガンガン飛ばして、午前零時前には

常磐道の関本PAに到着。

ETC割引が効く土曜日の日付になってから、いわき勿来ICを降りました。

ひらの釣具店の自販機で青イソメ6パック(3000円分)購入してから、小名浜港の

旧市場前堤防に到着しました。

気温3℃、無風で、思っていたより好天です。満潮はAM6:00とPM18:00

 

まずは安全と大漁を祈願しまして、小名浜漁港の神様にお神酒を捧げます。

が、最近は見返りが薄いですよねぇ。

 

 

土曜日の朝ですが、外側はけっこう空いてました。

カマスが居なくなったからでしょうか?

外側が空いているのに、内側に陣取って投げ込む私は天邪鬼なんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

まだ暗いAM3:30スタート。

寄せエサの効果を期待して、カレイ、アナゴ、チヌ、ヒガンフグ、なんでもござれ・・・

来る者は拒まずの姿勢でアタリを待ちますが、さっぱり、全くダメでした。

 

 

4本の竿を30分毎に仕掛けを回収して、エサを付け直して投げ込みましたが、

寄せエサは溶けて無くなるものの、アオイソメはまったく齧られずに、ビローンと

伸び切ったまま戻ってきました。

 

 

 

昼までの約9時間、30分毎に4本の竿で寄せエサを打ち込んだので、合計72発も

打ち込んでいるのに、集魚効果がまったく見られませんでした。

フグさえ来ないのはなぜでしょうか?

 

午後からは、寄せエサ効果に見切りをつけて、通常使用の仕掛けに戻しましたが、

青イソメがぜんぜん減らないので、6パックも買ってしまったことに少々後悔してます。

自宅に戻ったら余ったイソメでまた塩イソメ作りに励まねばなりません。トホホ。

 

土曜日も陽が堕ちて、もはや敗色濃厚、なんとなく空虚な脱力感が漂ってきました。

もう少し頑張ってみて、満潮から干潮への最後のチャンスに賭けようか?

それとも、明日は雪だぞ、潔く撤退しようか?・・・と思案していたところ、

ん? 誰かこっちへ歩いてきた・・・ドアまで近寄ってきた・・・

私のブログを毎回楽しく見てくださっておられる地元の紳士が釣り場まで

訪ねて来られ、そして温かい缶コーヒーを差し入れてくださりました。

なんと有難いことでしょうか。

しばらくのあいだ釣り談議に花が咲いて、楽しく盛り上がらせて戴きました。

とっても親しみを感じる殿方で、ほんと元気を戴けましたよ。

過去に何度も炎上するたびに凹んでましたが、このブログを書き続けてきて

ほんと良かったなあ、としみじみ感じましたよ。

この場を借りて御礼を申し上げます。

 

PM21:00 撤収しました。

 

帰りは相川七瀬のCDを大ボリュームでかけて眠気を吹き飛ばしながら、

スタッドレスタイヤだということも忘れて、

北関東道をガンガン攻めて飛ばして帰りました。

♪♪ 夢見るオヤジじゃいられないー、はいっ、♪♪ ってかぁ~ 。

 


2025.1.26 ( 第16戦 ) カレイも豚も許されず 其之弐  石川県能登半島西海漁港

2025-01-26 23:28:45 | 海釣り

昨日25日はPM16:30で撤収しました。富来のAコープで夕飯を買い込んで、

秘密のアジトで疲れを癒しました。

じつは購入したアオイソメがまだ3,000円分残っていたので、

翌26日も出撃しました。

出撃先を何処にしようかと悩みましたが、結局はAM5:30 昨日と同じ場所に

陣地を構えました。

うーん、能登島へ渡ってイシガレイを狙っても良かったのですが、

能登の震災以降に誰も釣り上げてないから、情報が無さすぎます。

しかも能登島はケムシの巣窟だし。

さらに島の北側はイルカが増えてから釣れなくなりましたし。

 

AM6:00 スタート。

気温4℃で、激しい雨が10分間隔で降ったり止んだり繰り返してました。

やや強い北風が吹いてました。

あまり釣果を期待せずに、アオイソメを使い切った時点で終了しようと、

房掛けにして放り込みました。

すると、エサチェックのために回収すると・・・縁起でもない・・・

ジャンボなケムシですわ。

 

この場所、今シーズン初めてのケムシでした。

 

もうね、雨雲が頭上に在るときは、とことん気が滅入りました。

 

 

 

 

しかし、雨雲が去ってゆくと、春の陽気な気分になりました。

 

 

 

 

しかし、天候の変化にもかかわらず、昨日の昼からの延長で、

仕掛けを回収しても、エサが喰われずにそのまま戻ってくるので、

エサがぜんぜん減りませんでした。

 

 

AM10:30  つまらないので、少し早いですが、撤収することにしました。

 

昨日25日、本日26日、2日間で、カレイはゼロ、ヒガンフグもゼロ、手ぶらで帰りました。

 

この2日間で、5号フロロカーボンのハリスが赤パイプの上から7本ほど、

コモンフグに噛み切られました。

アタリも出ないままハリスを噛み切るコモンフグにはお手上げですわ。

ほんと手強いヤツです。

それに比べてヒガンフグは、アタリを明確に出してくれて、さらに釣れてくれて

ほんと可愛いヤツですよ。

ヒガンフグの群れは何処に消えてしまったんだろ?

 


2025.1.25 ( 第15戦 ) カレイも豚も許されず 其之壱  石川県能登半島西海漁港

2025-01-26 19:56:00 | 海釣り

今年になってまだカレイを釣り上げておりません。

カレイ道に生きる者として最も辛いことです。

昨年12月は絶好調だったのに、年を跨ぐと全くダメダメになってしまいました。

おそらく正月に産卵を終えてしまったのかもしれません。

過去の成績をふりかえると、やはり1月と2月はほとんど釣り上げてません。

むやみに出撃回数だけは多いのですが、この時期は結果が出ないのです。

だけど、解かっていても、結局はむやみに出撃を重ねてしてしまうのですよ。

カレイ道に生きる者の悲しい宿命ですな。

 

しかし、そんなときに、大きな声では言えないのですが、

昨年から副産物で手に入る・・・豚の活用法・・・を勉強しております。

最近はYouTube動画を見て誰でも勉強できるようになりました。

要は自己責任で豚を味わおうとする行為を昨年からしているのです。

現在のところ、ヒガンフグ(関東ではアカメフグ)しか習得しておりません。

ヒガンフグ限定で持ち帰ろうと思います。

先週19日の出撃では、カレイが釣れない代わりにヒガンフグが大漁でしたが、

持ち帰っても処理が面倒臭いと思ったので、全数リリースしてしまいました。

しかし今週は、もしカレイが釣れなかったらヒガンフグを持ち帰ると決めて

出撃しました。

 

25日AM3:00 西海漁港に到着。気温4℃、風も無く、波も無く、非常に穏やかでした。

ひらひら、ポツポツと、雪や霰が舞い降りてきますが、苦になりません。

車を横付けしているし、来る途中で大量のホカロンも買い占めているし、

絶好の釣り日和でした。

AM4:30 暗いうちからスタート。

4本の竿を広角に投げ分けて、車の中から竿先のLED赤ランプを睨みました。

アオイソメを房掛けにして投げ込みましたが、15分ほど経過してから回収すると、

4本ともエサを盗られて素バリで戻ってきました。アタリは無いのにエサばかり

盗られ続きました。

 

 

AM5:15 

エサチェックのため、いちばん左の竿を持って空アワセを入れると、少し重い。

アタリは出ませんでしたがフグが掛かってきました。

とりあえず捕虜第1号として水汲みバケツに泳がしておきますが、後でリリース。

背中の模様がいつものフグと違いました。

ヒガンフグではありませんでした。

こいつ、たぶんコモンフグかナシフグかな。

背中の模様が違えば、各パーツの毒の有無も違うので、

ヒガンフグ以外の見慣れない模様のフグは持ち帰らないことにします。

 

 

じつはこの場所で昼まで粘り続けましたが、

アタリが竿先に全く出ないのに、エサだけ盗られ続けました。

過去からの経験ですが、この模様のフグの群れが居るときは、竿先にアタリが出ませんね。

 

 

日が上ると、無風の快晴になり、ポカポカ陽気になりましたが、

カレイからの魚信も無く、しかも豚からの魚信も無く・・・なのにエサだけは無くなる、

ちょっとイライラする状態が続きました。

 

 

 

 

昼になって、チェックのために回収すると、急に全くエサが喰われなくなって、

残って戻ってくるようになりました。

 

 

昼になって、

場所を新堤防に移ることにしました。

 

 

 

 

この場所でも、エサが喰われることなく、投げ込んだエサがそのまま戻ってくるパターン

の連続でした。

ここでもカレイからの魚信は無く、さらにフグからの魚信も無く、エサも喰われず、

次第に釣りへの集中力が無くなる展開になりました。

さらに、この場所は投げ終えた後で、必ず"道糸沈め"を使用するので、

ほんと面倒臭いです。

それでも我慢して、カレイからの魚信を期待して、打ち込み続けました。

 

ここでの唯一の獲物がコイツだとは・・・トホホです。

 

 

カレイが釣れなかった場合の目標にしていたヒガンフグ ( アカメフグ ) も居なかったのは、

どういうことなんでしょうか? ほんと不可解です。

PM16:30 撤収しました。

 


2025.1.19 ( 第14戦 ) 懲りずに連戦  石川県能登半島西海漁港

2025-01-19 23:56:19 | 海釣り

18日の土曜日は完敗でした。日没後、いったん秘密のアジトへ戻って休息して、

気合いを入れ直して翌19日に再び出撃しました。

陣地を構えたのは昔からの馴染みの、車を横付けできる新堤防にしました。

前日の土曜日に釣り座から、漁協前や新堤防の周辺を眺めていたのですが、

頻繁に漁船が往来していて、水がよく動いてざわついていたので、

ひょっとしてカレイが漁協前に寄っているのではないか?と考えて、

今日はこの新堤防に陣地を構えることにしました。

 

天気が良いので、ふと、重たい荷物を担いで大堤防の先端まで行こうか?と迷いましたが、

昼になれば深谷の自宅へ戻らなければならないことも考慮して、

できるだけ体力を温存しておきたくて、今回は見送りです。

新堤防で車を横付けして、楽チンな釣りを選択しました。

 

AM4:00 現地に到着。

放射冷却で気温マイナス1℃、海面から湯気が立ち昇ってました。

漁協の市場前は、沖からぞくぞく漁船が戻って来て賑ってました。

 

 

エサの青イソメがかなり残っていたので、丸セイゴ15号の針に、目いっぱい付けて、

ケチらずに5匹ほど房掛けにして放り込みました。

 

 

まだ暗い AM6:00 スタート。

 

この場所は漁船が目の前の近いところを通るので、「 道糸沈め 」を使用しました。

 

暗いうちから、さっそくここの常連の豚くんから歓迎の派手なアタリがあって、捕獲。

捕虜第1号を確保しました。

 

 

 

私の技量では、この陣地から漁協へ向けて、いくら思い切り遠投しても、

全く届かないのですが、

なるべく漁協前へ投げ込んだほうが、水深があってカレイからのアタリは多いので

頑張って力いっぱい投げ込みました。

投げ込んだ後、すぐに道糸沈めを掛けて、アオリイカのエレベーター仕掛けの如く

25号オモリを滑らせてPEラインを沈めました。

 

 

エサを付け直して放り込むと、すぐに竿先にビリビリ、チョンチョン、フグ特有のアタリが

出ました。前日に気温が上がったせいなのか、今日の豚くんは早朝からやる気満々です。

ほとんどの青イソメが盗られて無くなってゆきますが、こちらもイソメの刺し方を工夫したり、

仕掛けにフグ対策の赤パイプを施しているので、置き竿でも掛かってくるフグが多いです。

捕虜の豚たちがどんどん増えます。

 

 

 

 

天気が良すぎて、春の陽気のようです。

 

 

 

暗いうちからスタートして、AM10:30まで休むことなく釣りに集中して頑張りましたが

カレイからのアタリは出ませんでした。

さらに、道糸沈めを使用していたせいなのか? 根掛かりが多く発生して、

仕掛けのロストが多かったです。

 

撤収する前に、捕虜たちを解放してやりました。

コイツら、水汲みバケツの中で、気温が低いから水温が下がって、

仮死状態になっているだけで死んでません。

海に返してやったら元気に泳いで去ってゆきました。

 

 

うーん、カレイは居るはずなんだけど、カレイからの魚信がないから、なんとも、

言えませんな。

 


2025.1.18 ( 第13戦 ) ここもカレイお留守。  石川県能登半島西海漁港

2025-01-18 19:57:00 | 海釣り

久しぶりに北陸地方の天候が穏やかな晴れ間になりました。

昨夜まで大雪だったのに、雪雲が東北の太平洋側へ抜けました。

これは大判カレイを狙うチャンス、とばかりに金曜日の仕事を

終えてから、徹夜で運転して18日AM3:00には西海漁港に到着しました。

気温0℃、無風でしたが、雪がひらひら舞い降りていたので、

車から離れられませんでした。

しまった。天候が良いのなら思い切って大堤防まで行けば、

大判が釣れたかもしれません。

今となっては後悔先に立たずです。

そうなんです。結果から先に申しますと、ボウズでした。

赤目フグは嫌というほど釣れましたが。トホホです。

 

 

いつものように、釣りを始める前に、西海漁港の神様に無事故を祈って、御神酒を

捧げました。が、しかし、BUT、2025年になってから御神酒がぜんぜん効かなくなりました。

ワンカップでは不満なのでしょうか?神様もずいぶん贅沢になりましたな。

 

 

朝は雪がひらひら舞ってましたが、日が昇るにつれて気温がぐんぐんあがって、

満天の青空になりました。北陸地方の冬の快晴は珍しいです。

 

 

 

竿を揺らすのはここの常連、重量級の赤目ふぐ? ヒガンフグ? ばかり。

 

たまーに汚い色のお星さま

 

今度こそカレイを!! と願いながら、竿を立ててリールを巻き取りますが、

途中でくるくる回りながら水面に浮いてきました。

この日は、ことごとく豚ばかり。そしてたまーにお星さま。

 

そのうち、私の陣地の前をナマコ船が行ったり来たりして邪魔しはじめました。

おまえ、漁港の中で漁したらアカンやろが!!

くそーっ、30号のナマリ放り込んだろか!! 怒!!  

こんな良い天気なのに、イライラする私が居ました。

日没になったので、終了しました。

今年になってまだカレイは見てません。


2025.1.11 ( 第12戦 ) カレイ居ません。   福島県いわき市小名浜港

2025-01-12 19:35:14 | 海釣り

三連休でしたが、日本海側は大荒れの天気で、大寒波の大雪で警報が出されてました。

ここは安全策を取って、雪の降らない太平洋側へ出撃しました。

11日(土)のAM2:00小名浜港へ到着。いつものややこしい場所で陣地を構える前に、

夜明けまでかなり時間が有ったので、周囲の釣り座の状況はどうなのか?と、

あちこち見て廻りました。

すると、いつも先客で占められているA級ポイントが空いていたので、

迷わずに入ることにしました。

ここはYoutube番組でよく目にする釣り座で、40㎝級マコガレイが釣れている場所ですが

私は今回が初めての釣り座だったので、じっくり探って底の様子を探ることにしました。

 

 

釣りをスタートするまえに、小名浜港の神様に新年のお神酒を捧げました。

「神様~私に40cmのマコガレイを授けたまーえー。50cmならサイコーです。」

 

 

ここへ来る前に、ひらの釣具店の自販機で青イソメ55gを10パック購入しておりましたが

温存しておいて、まずは持参した塩イソメを付けて放り込みました。

 

 

ここの底は一面ドロ底で、障害物は全く無し。

水深はかなり深くて、オモリが着水後もラインがスルスル出てゆきました。

投げ込んでから15分ほどして仕掛けを回収すると、エサが齧り取られてましたので、

夜明けまでは塩イソメだけで様子を見ることにしました。

 

AM3:30  竿先を軽くポンポンと叩くアタリで、リールを巻くと、魚の手応え。

カレイならラッキーでしたが、途中で浮いてきたので、フグかアナゴだろうと思いながら

寄せてくると、55cmのアナゴ君でした。

 

 

AM4:30  エサをチェックするためにリールを巻くと、重く感じたので、

慎重に寄せてくると、45cmのアナゴ君でした。

 

 

夜が明けてきたので、生のアオイソメを房掛けにしてドボンと放り込んで、

カレイのアタリを待ちました

 

 

 

 

私の左隣でもカレイ釣り師たちの竿が並び、

さらに私の右隣ではヒラメを狙う泳がせ釣り師の竿が並んだので、

私の4本の竿は正面にしか投げ込めなくなり、大変窮屈な状態となりました。

 

 

 

 

 

この日は長潮で午前中はほとんど干満差が無くて潮が動かず。

昼過ぎから夜の干潮ピークまで引き潮になって潮が動くようですが、あまり期待できません。

日中は風も無く、気温も上がって、穏やかな天候でしたが、

全くアタリも無くなって、フグさえも居なくなってしまいました。

 

この場所は、やたら多くの釣り人が様子見にやってきて、出入りが多くて、落ち着きません。

あー、ストレスが溜まるなあ。

 

 

PM19:00  日没まで頑張りましたがぜんぜん釣れず。

朝の暗いうちに釣れたアナゴ2匹だけを持ち帰ることになりました。

 

 

翌日の日曜日の昼ごはんにアナゴ丼を作りました。

 

 

昨年の12月26日、そして今回1月11日、両日ともカレイは釣れず、

つまらん出撃となりました。


2025.1.5 ( 第11戦 ) 雰囲気はいいんだけど   石川県能登半島西海漁港

2025-01-05 20:36:26 | 海釣り

シーズン第11戦目(2025年の第2戦目)です。

秘密のアジトをAM3:30に出発して、西海漁港にはAM4:30に到着。

この時間に到着して気付いたのですが、漁港の夜間照明によって明るく

照らされていて、ヘッドライトが無くてもとても準備し易いです。

昨日に使用していた仕掛けをそのまま使用したので、準備時間も短く済ませて

AM5:00には4本の竿を投げ込むことができました。

 

外気温1℃で雪が降ったり止んだりしますが、無風でしたので過ごし易く、

4本の竿を順番に、こまめに誘いをかけたり、エサを付け替えて投げ直したりして

カレイにアピールしていましたが、暗いうちはアタリは皆無でした。

 

 

 

 

 

明るくなってくると、ここの常連フグたちが活動を始めるようで、

さっそく捕虜第1号を確保しました

 

すぐに第2号も確保

豚軍団もこの2匹だけで、年末と違ってかなり活性が下がっているようでした。

 

 

みぞれ混じりの雨が10分間隔で襲ってきます。

 

午前中いっぱいやってみましたが、カレイのアタリは出ませんでした。

 

 

昨年末の12月28日の実績から、この場所への期待は絶大なんですが、

まだまだやってみないと解りません。


2025.1.4 ( 第10戦 ) 釣り初め   石川県能登半島西海漁港

2025-01-04 20:52:27 | 海釣り

謹賀新年 2025年 今年も宜しくお願いします。

西宮の実家をAM9:00に出発して、名神高速、北陸道を乗り継いで、

金沢西ICにPM13:00到着。

給油と、フィッシャーズさんで青イソメ8パック(4,400円)購入して、

のと里山海道を飛ばして、西海漁港にはPM14:40に到着しました。

昨年末に釣りあげたデカいマコ2枚が忘れられなくて、あの、

同じ場所でセッティングしました。

年初から良い結果になってほしいですね。

 

外気温3℃、西宮の実家から381km、近畿地方の気温と全然違ってとても寒いです。

 

 

日没までの短い時間ですが、夕マズメのチャンスに賭けたいと思います。

そのまえに、今年初めての釣りなので、西海漁港の神様に御神酒を捧げました。

 

ああー、神様、昨年末のようなデカいカレイを期待しております。

そして、無事故、無災害でお願いします。

今年も宜しくお願いしますよ、神様!!

 

新年なので新しい仕掛けをおろしました。弾丸がシャープな形状になっているでしょ。

だからといって飛距離が伸びるわけでもないのですが、気分の問題です。

 

 

 

PM15:00 スタート。

とにかく寒いです。

車の中から竿先の動きを見つめます。

 

 

 

水の色は透明ではないですが、普通の冬の海の色です。

 

前回は活発に食ってきたエサ取りの豚たちも今日は留守のようです。

開始1時間ほど経過して、いちばん左の竿がビビッと動きましたが、

それっきりだったので、空アワセを入れてリールを巻くと、・・・

ん? なんか付いてる・・・で、寄せてくると・・・途中で浮いてきたので・・・

 

 

やはりおまえか。

いつもの常連様よりも、模様がちょっと違うような気がしますけど・・・

捕虜第1号確保です。

 

その後もアタリは無く、エサも齧られずに戻ってきて、日没になったので、

PM17:30 終了、撤収しました。


2024.12.29 5年ぶりの納竿の儀  福井県三方五湖 久々子湖

2025-01-04 19:15:48 | 海釣り

私にとって福井県三方五湖の久々子湖は、巨大ハゼを釣るための重要な拠点でした。

滋賀県彦根市に住んでいたころは、12月から2月まで暇さえあればブッコミ夜釣りで

産卵期のハゼを狙ってました。

数を競うというより、大きさを競うために釣ってました。

ここでの私の最高記録は24.5cmにとどまっていて、そのころの先輩たちは

25cm越えの大物をゲットしておられ、とても羨ましく思ったものでした。

その後2008年に関東地方へ転勤しましたが、年末年始の帰省の際には、

わざわざ北陸ルートを選択して、久々子湖へ寄り道して竿を出して、

1年の締め括りとしたものでした。

しかし年々、久々子湖は透明度を増して、痩せ衰えて、エサが少なくなって

魚が減り、ここのハゼのサイズがどんどん小さくなり、数も減りました。

私は2019年の暮れまで毎年ここで納竿の儀を行ってましたが、そのころには

20cmに達するハゼはほとんど居なくなり、夜釣りでハゼを狙う魅力が無くなり、

2020.2021.2022.2023年は竿を出してません。

5年ぶりに、あの場所はどうなっているんだろうか?と懐かしく思い、久々に

訪れてみることにしました。

金沢西ICから北陸道に乗り込み南下して、敦賀ICで降りて、敦賀市内の釣りエサ屋の

魚流さんで青イソメ1,000円分を購入。そして国道27号線を西進して久々子湖に到着。

 

毎年ポイントにしていた小学校裏へ入ろうとしたところ、侵入を遮る柵が

設けてあり、仕方なく湖の奥へ進みましたが、どこもロープが張られ、

ブイが浮かべてあり、投げ釣りをできなくしてありました。

 

 

 

 

 

 

 

ようやく投げ込めそうな場所を見つけましたが、そこも進入禁止のチェーンが張って

ありました。

 

 

 

 

非常にやりにくい場所でしたが、竿を2本出して、ハゼ釣り開始です。

カレイ釣りの仕掛けをそのまま使用しました。

 

 

 

 

ハゼが活動しだすのは、日没して完全に暗くなるPM19:00~で、それまでの間に

三方五湖の神様に御神酒を捧げました。

 

 

 

 

 

さてと、アタリが出てもよい時間帯に突入しましたが、まったくアタリが出ません。

ハゼは居なくなったのか?

ハゼの天敵のシーバスの気配も感じられません。

PM22:00まで30分間隔で仕掛けを回収して、エサをチェックしましたが、

アタリは皆無でした。

 

投げ込んだ青イソメがビローンと伸びきったまま戻ってきました。

 

昔、40年前はここにワカサギ釣りの筏が在りました。

ワカサギが居なくなって、ハゼが釣りの主役になりました。

しかし、そのハゼも居なくなりました。

そして、ハゼを食べるシーバスやチヌも居なくなりました。