漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2023.12.10 カレイ第6戦 続けるしかないが、ヒントも  石川県西海漁港

2023-12-10 21:52:09 | 海釣り

昨日は西海、蛸島、両拠点で惨敗に終わったのですが、エサはまだ残っているし、

日曜日も昼までは釣りができるので、カレイを釣り上げるチャンスは残されている・・・

秘密のアジトで休息を取り、翌10日AM6:00には昨日の朝と同じ場所に立っていました。

風が止んでました・・・「お婆様、風の谷の風が止んでいるよ。」

 

まずは、悪い気運を払拭すべく、神様に祈願です。ファミマで買ってきました。

 

安全第一、大漁祈願、50cmマコガレイ、年末ジャンボ当選、きれいなおねーさん・・・

だいぶ欲張り過ぎです。

 

昨日と同じ場所なのに、無風で、飛距離も出せて、狙ったところへかなりピンポイントで

投げ込めました。

 

 

アオイソメがかなり残っていたので、昼までに使い切るよう、たっぷり房掛けにして

ドボンと放り込んで、15分毎にエサをチェックしながら、打ち込み直しました。

背後から朝日が射してきました。

 

下の仕掛けは2023秋、カレイ専用仕掛けです。仕掛けの上にはヨリトリゴムが付いてます。

かなり独創的ですが、これで先週1尾、先々週2尾、釣ってますから、

まあ好成績なんで、効果は有るのでしょう。

どちらかと言うと、カレイ対策と言うよりもフグ対策仕様ですわ。

 

 

開始15分でさっそくデカフグが釣れました。

この仕掛けでも赤パイプをスパッと噛み切ってゆく強者が居るから恐ろしい。

 

あまりにも早くアオイソメが無くなってゆくので、持参した塩イソメで様子を見ましたが

少しだけ齧られるスピードが落ちるだけで、最後は無くなってゆくのは同じです。

 

 

フグに齧られると仕掛けのダメージも大きく、

仕掛けの補充をトランクルームでゴソゴソやっていると・・・

 

「 けんぼうさんですか? 」と声がかかり、振り返ると、気の良さそうな御仁が立って

おられ・・・横におられたのは息子さんかな・・・

このブログを見てくださっているようで、なんと、私の大好物のグリーンスムージーを

差し入れてくださいました。ほんと有難いことです。神様に見えましたわ。

 

 

天気予報に反して好天に恵まれて晴れ間も出て、4本の竿を順番に打ち返していると

汗ばんできました。

 

AM8:30 右から2本目の竿が今までと違うアタリの出方で、竿先を大きく叩いたあと、

竿を引き込もうとしたので、慌てて竿を持って、空アワセを入れると・・・

ドスンと重たい手応え。

こ、これは絶対アレやで。今までの経験から疑いようのない引きの強さ。

かなり重く、BXTの竿が満月になりました。ときおり締め込みます。

もう頭の中には茶色い菱形で妄想が広がってオヒョウぐらい大きくなって、

心はにやけて、リールをグリグリ慎重に巻いて寄せてくると・・・

 

 

 

やる気 元気 勇気 根気 ・・・全部無くなりました。

 

それでも続けねばならぬ。続けなければ釣れんのだよ。

それがカレイ道ぜよ。 ←だれやねんオマエ?

 

その後、AM10:00ごろから急に打ち込んだエサが取られなくなりました。

あれほど激しかったフグの猛攻がピタッと止まりました。

代わりにバイ貝が掛かりはじめました。

少し放置しておくと、バイ貝が食いついてます。

 

 

これは、何かが変わろうとしています。

エサ取りが居なくなるときがカレイのチャンスタイムだと思うのですが、

残念ながら、ここでアオイソメを使い切ってしまいました。

これからがカレイタイムになったかもしれませんし、

この場所でも「流れが変わる」時間帯があるんだなと思いました。

 

カレイを釣ったときの祝杯に戴こうと思ったグリーンスムージーですが、

今回は「残念でした。ご苦労さん」で戴きました。

深谷へ帰るための体力の補充にさせていただきました。

 

 

追伸 

11日の朝に釣り情報ANGLERSのページを見ておりましたが、カレイやアイナメなどの

冬の魚の写真が1枚も掲載されていないことに悲観的な気分になります。

富来漁港でカワハギの種類アミメモンガラ?の写真が掲載されていましたが、

私が釣っていた陣地の足元でも、あちこちでフラフラと泳いでいる姿を確認しました。

これ、沖縄の魚だろ? ほんと悲しくなりますわ。

 


2023.12.09 カレイ第5戦  暴風で竿を振れません  石川県西海漁港から蛸島漁港

2023-12-10 19:49:14 | 海釣り

2024.4.11追記

下記の釣行記の中で、蛸島漁港の岸壁の惨状を記述しておりますが、

これは2023年5月5日に発生した地震によって受けた被害を、

筆者が2023年12月9日に釣行に訪れたときに目撃した惨状を記録したものです。

その後、年が明けて、2024年1月1日に、蛸島漁港は更に大規模な地震に襲われて、

更に酷い状態になっております。

被災された方々に深くお見舞い申し上げます。

 

 

 

2023年12月8日(金)の仕事を終えてから、PM19:00深谷の自宅を出発しました。

日本海側は天候が悪いのは承知のことです。全国的に気温が異常に高いので、

ほくほく街道にも雪は無いだろうと、関越道六日町ICで降りて、国道253号線を上越市へ

向けて西進しました。案の定、雪の欠片すら見かけません。

PM22:00には上越市のいとう釣りエサ店に到着。ここでアオイソメ500g購入。

上越ICから北陸道に乗り込み、零時を過ぎてから小杉ICを出ました。

国道8号から160号へ入り、氷見を経て、能越道そして能登里山海道を通って

9日(土)AM3:30には西海漁港に到着してました。

が、しかし、強烈な西風が吹き荒れて、とてもじゃないが釣りができる環境ではありません。

西海漁港内のどこから竿を出すのか?港内をいろいろ見て廻りましたが、

いちどは港内の出島に陣地を構えようとも考えましたが、あそこは飛距離こそ出るものの、

カレイが釣れる気配がしません。

やはり、先週、先々週も新堤防でカレイを釣り上げているので、今週も同じポイントを

狙うのがセオリーかと。

しかし、先週には無かった目印のブイと旗が、なんと構えた陣地の正面にプカプカと

浮かべてあるのです。この下にはプロックが沈めてあるのです。

なんでこんなところに障害物を沈めるのか?私には理解できません。

下の写真、左から右へ強烈な横風が吹いていました。

 

 

27号オモリを広角にぶん投げて、糸フケを取って、4本の竿を平行に奇麗に並べるだけでも

至難の業ですよ。27号では風に流されるし、ラインに引きずられて動くし、35号ぐらいが

欲しいところです。

竿を受ける三脚も風で倒されないように傾斜を付けてます。

 

 

 

 

 

 

そんなときでも、ここのデカフグ常連メンバーはお構いなしに掛かってきました。

 

30分後には・・・

 

 

ほんと、フグの生け簀にエサやりに来ているようなもんです。

 

カレイのあたりが出るまで、根気強く15分おきにエサを付け直して、振り込み直しますが、

じつにやり難いです。

AM11:00になり、くたびれて、諦めムード満点、場所を蛸島漁港へ移動することにしました。

 

珠洲市にある蛸島漁港は、11月25日の緒戦で完敗。でも2週明ければカレイが入ってきて

いるのでは?・・・

ここは巻き網漁業の輪島丸船団が岸壁に停泊してこそのカレイポイントなのですが、

輪島丸はずっと金沢港に居るらしい。なんで?・・・その訳がやっとわかりました。

じつは今年2023年5月5日に珠洲市を襲った震度6強の地震で、蛸島漁港の岸壁が酷い損傷を

被って、修復工事をするみたいなんです。このまえ25日には気付かなかったのですが、

今日はすぐに判りました。

 

傾いた給油小屋 ↓↓

 

地割れ ↓↓

 

 

 

ガタガタの岸壁 ↓↓

 

 

 

 

 

輪島丸が居ないと望み薄ですな。