漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2024.11.24 魚津で初めて竿を出す。 富山県魚津漁港・諏訪神社前

2024-11-24 17:01:31 | 海釣り

昨夜は石川県の秘密のアジトで暖を取り、熱い風呂に入って、ぐっすり眠りました。

やはり宿で一泊するのとしないのとでは疲れ方が全然違いますね。

深谷から直行直帰の弾丸釣りツアーをすると、疲労困憊、かなり後遺症が出ます。

日曜日の未明AM1:30 酒飲んで爆睡していた私は、パカッと目覚めました。

そして何処からともなく天の声が聞こえてきました。

どうする?このまま深谷へ帰りますか?

それとももう1回出撃しますか? エサのアオイソメはたくさん残ってますよ!!

うーん、でも出撃するにしても、少しでも帰りの道程に有利な場所で竿を出したい

です。ならば富山県の魚津で竿を出してみたいです。

今年2024年は積極的に富山県での釣り場へ新規開拓するつもりで出掛けました。

経田漁港、生地漁港、立野の浜など。

これも冬場のカレイのためです。最近は投げ釣りする人が少なくなって、なかなか

信頼できる情報やデータを入手できません。自分で試してみて、良いポイントを

探すしかないのです。

経田漁港、生地漁港、立野の浜、・・・前評判では、これらドン深と思われる

場所にデカいヤツが居ると聞きましたが、しかし実際に初めて竿を出してみると

・・・経田漁港、立野の浜はかなり浅く、意外な感触でした。

元旦の能登半島の地震の影響で富山県沿岸も浅くなった?意外でした。

 

ずいぶん以前に、水深のある釣り場を探していた際に、富山県魚津の諏訪神社前が

雑誌で紹介されていました。

その記事には、「足元からドン深で砂地の底。ヒトデがめちゃくちゃ多い」と

書いてありました。私はこの記事に強く惹かれ、能登半島へ出撃する途中に、

途中にある魚津市のこの場所の様子を見るために過去2回寄り道をしました。

しかし、2回とも2月から4月にかけての夜であったので、ホタルイカを掬う

人々が縁日のようにお祭り騒ぎをしていて、とても投げ釣りができる状態では

ありませんでした。

今回はまだ11月であるし、空いているにちがいない。そう思って秘密のアジトを

AM3:00に出発して、AM5:00に諏訪神社前の公衆トイレ横の駐車場に到着しました。

日曜日なのに現地にはルアーマンの車が2台駐車していただけで、ガラーンと

空いてました。

明け方の気温6℃でしたが、昨夜から降り続いている雨がまだ降っていました。

 

 

私の左には遠く離れた処にルアーマンが4名。

ちらっと観察していると、40cmぐらいの細長いカタチの魚を釣り上げてました。

サゴシ? エソ?

 

さらにその向こうにはミラージュランドの観覧車が見えますねえ。

 

 

 

 

足元はすごく安定していてとても釣り易いです。

しかし油断してると落とし穴に落ちます。

 

私の右には、近くにルアーマンが1名  

やはりサゴシらしき魚を釣ってました。

ずっと向こうに見えるのが魚津漁港です。

 

 

日曜日なのに閑散としていて、

投げブッ込みをやっているのは私独りだけでした。

 

 

 

AM6:00  釣り開始。

昨日の残りの赤イソメを本日使い切るつもりで、4匹房掛け

 

足元から30mほどは平らな浅い砂底で、そこから沖に向けて急激に落ち込んでいました。

遠投のつもりでやや力強く仕掛けを振り込むと、着水からかなりのラインがスルスル

出てゆきました。

仕掛けを回収すると、落ち込んでいる箇所にラインが擦れて根掛かりしたようにオモリに

何かが絡んで非常に重く感じますが、じつは根掛かりではなく、竿を立ててグイーンと

曲げてゆっくり引っ張ると、少しずつですがオモリがゆっくり手前に寄って来て、

しかも針も取られませんでした。

この感触は黒部生地漁港と同じでした。

しかしほぼ100発100中そうなるので、最初からちょい投げ、近投の浅場で勝負する

ほうが良い結果になるかもしれません。

今回ヒトデは全く居ませんでした。

暗いうちは竿先が震えるような細かいアタリで、エサを取られてましたが、

明るくなってくると、アタリが無くなって、エサがそのまま残って帰ってきました。

 

じっと海面を見つめていると、足元まで頻繁にサゴシなどフィッシュイーターが

イワシなどベイトを追いかけ回していました。

 

フグなどエサ取りたちも逃げたのかもしれません。

 

AM7:30 

とつぜん派手に竿先を引き込んで、鈴がジャンジャン鳴りました。

久々の大アタリです。

竿を掴んであわせると、けっこうグイグイ抵抗して寄ってきたのは・・・

 

小さいイシダイ でした。26cm 。

イシダイです。サンバソウと呼ぶなら大きなサンバソウです。

シマダイとも呼ばれますが、シマダイと呼ぶなら大きなシマダイです。

魚体に触れるとかなり暖かいです。富山の海の中はまだ夏なのでしょうか? 

大きなアタリを出してくれる魚は外道でも楽しくて大歓迎です。

 

AM8:00

また同じような大アタリで、三脚の上で竿が踊りました。

コイツも強く抵抗しながら寄せてきました。

 

 

さきほどのより少し小さいイシダイ。 24cm。

サンバソウとかシマダイとか呼んではいけません。

小さいけどコイツは立派なイシダイです。

 

サンバソウぐらいの大きさでも、身が甘くて、とても美味しいので、リリースせずに

大切に持ち帰りました。

昔からイシダイが別格で美味いことは私も知ってたんですよ。

 

 

 

 

うーん、夕方まで粘ればあと5匹ぐらい追加できたかもしれませんが、初志貫徹で

あくまでも狙いはカレイです。

カレイ道を極めようとする私としては、外道狙いへ走ってはいけません。

釣った2匹とも魚体に触れると暖かかったので、水温はまだ高く、これでは冬の魚たちは

まだ来ていないだろうと考え、「ここには、まだカレイはおらん!!。」という結論です。

なので、

AM8:30  撤収することにしました。

 

魚津漁港の堤防に高く積み上げられたテトラポットを眺めていると、

「磯場とほとんど変わらないやん」と思え、ひょっとしてそこはイシダイたちの楽園

なのかもしれません。

近くにもっと大きいサイズのイシダイが潜んでいるかもしれません。

この場所、とても気に入りました。

 



最新の画像もっと見る