漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2024.10.13 やればやるほど凄くミステリアスな場所  富山県生地漁港

2024-10-14 22:39:00 | 海釣り

( まず3連休のはじめ10月12日(土)AM7:30   )

 

今年の5月の始め、ゴールデンウィークのときに初めて生地漁港で竿を出しました。

黒部川の河口に位置して、さすがドン深の富山湾だなと感じた場所でした。

投げ込んで50~70m付近で急激に谷底へ落ちるように深くなっていて、オモリが着底

するまでに、かなり長くラインがスルスルとリールから送り出されます。

今度はリールで巻き取るときには必ず落ち込みの角で根掛かるように重たくなります。

それをクリアすると海岸まで平坦な棚になっているようです。

初めて竿を出したときには近投で平坦な砂底で37cmマコガレイをゲットしました。

私はブッ込み専門なので、底の状態をもっと詳しく知ろうと思ってますが、

私以外のほとんどの釣り人はルアーやカゴサビキなので、底にこだわらず

あまり構わずに釣っておられるようです。

60~70mぐらいまで青物が回遊して近寄ってくるらしく、皆さんよく飛ぶジグで

釣れているようです。

でもジグを沈めすぎたり、底を這わすと、根に掛かってロストするようです。

この場所と似た感覚になるのが、敦賀半島の浦底のポイントとよく似ていると

思います。

冬のカレイ釣りに向けて、この場所をもっと知っておきたいと思い、12日の朝に

5月と同じ場所に陣取って投げこんでみました。

 

 

私の右側はコンクリート護岸が連なっていて、そこに青物狙いのルアーマンが大勢

居ました。

ルアーマンたちは砂浜が嫌いなのかな。

 

 

私の左側、漁港の堤防まで砂利浜が拡がっています。

比較的空いていました。

 

 

この場所は、すぐ後ろに車を駐車できるので、ものすごく距離が近くて便利です。

しかも夜中は等間隔で常夜灯が点いていて、防犯的にも安心です。

 

 

海は凪いでいて、透明な水で、自然を感じます。

 

 

アオイソメを付けて投げ込んで、すぐにコツンとした小さなアタリがでて、

チャーリーが釣れてきました。

 

しかし、アタリはそれっきりで、仕掛けを回収するたびに何者かに齧られて素バリで

戻ってきました。

うーん、犯人はフグなのかなぁ。

2時間ほどやってましたが、1度だけ何の前触れも無く、いきなり右側の竿が引っ張り

込まれて、竿尻が浮いて、三脚の上で水平になりました。

あわてて竿の尻を掴んで、竿を立ててリールを巻きましたが、軽い・・・。

抵抗も無く回収すると、針の結び目からハリスが切られていました。

これって本当にフグの仕業なんでしょうか? フグが竿尻を浮かすのか?

AM8:30になるとほとんどのルアーマンが撤収して居なくなりました。

AM10:00 私も撤収。

しかし頭の中は、いきなり引っ張り込まれた大アタリのことが忘れられなくて、ずっと

気になったままでした。

 

 

( 3連休の帰り10月13日(日)PM23:15   ふたたび犯人捜し )

 

あきらめきれずに再び生地漁港の砂利浜へ戻ってきました。

PM20:00ごろ、富山湾対岸の氷見周辺では強風が吹いていたので、とても心配しましたが、

黒部川河口の生地漁港は、なんと無風。波も無かったです。氷見では気温15℃だったのに

ここ生地漁港ではなぜか22℃で、暑いぐらいでした。

 

 

私なりに投げブッ込み用の開発品として、練りエサの集魚剤を投げ仕掛けに取り付ける

ことも試してみました。

エギをぶら下げるパーツが、うまい具合に手を汚さずに練りエサを掴むことができます。

 

 

 

竿を持っていかれないように、今回は洗濯バサミのストッパーも取り付けました。

 

まだユムシ弾が8発残ってましたし・・・このまま捨てるのも勿体ない。

 

 

そしてアオイソメもまだ1,000円分ぐらい残ってましたし・・・

リベンジするしかないでしょ。

 

 

あと2時間ほどで、月が富山湾へ沈んでゆくので、竿先に付けたLEDランプと月を同時に

眺めながら、夜景を楽しんでました。周辺は真っ暗ですが。

 

 

 

さて、投げ込んで15分間隔で投げ直してましたが、竿先のアタリが皆無なのに、

仕掛けを回収すると、素バリどころかハリスがスバッと切られて戻ってくることが

多発しました。

硬いホンテロンGP5号のハリスがスバッと切られるなんて。

犯人はたぶんフグやろ・・・と思いますが、実体が無いのでなんとも言えません。

ほんまにステルスなブグ野郎の仕業なのか? それともタチウオのような鋭い歯を持つ

ヤツが潜んで居るのか?

そこで、ホンテロンGPの上からフグ除けの赤パイプを被せて、投げ込むことにしました。

 

 

ビニル赤パイプがずれないように結び目を付けます。

 

この場所ではユムシ弾も齧られてどんどん減りました。

 

すると、・・・ ・・・

 

すぐに竿先に付けたLEDランプがコツコツと揺れて、アタリが明確になりました。

巻き取ると、やはりフグでした。

 

1匹目は15cmほどのショウサイフグ

 

2匹目も10cmほどのミニフグがユムシを咥えてきた。

コイツ何フグやろ? クサフグ?・・・判らんけど、とにかくフグ。憎いフグ野郎です。

 

こんな小さいヤツらにホンテロンGP5号が噛み切られているのか?

70cmの大アナゴでも切れないハリスが、こんな小さなフグにスパッと切られているのか?

・・・

・・・

ほんと信じられません。

硬いモノフィラメントのほうが切り易いのかな。

フニャフニャのPEラインでハリスを結んで再トライしてやろうかな。

待ってろよ、黒部のフグ野郎!!

 


2024.10.12 出たぁ~ アナコンダ2発!!  石川県西海漁港

2024-10-14 17:59:08 | 海釣り

この3連休、久々に天候に恵まれて、しかもやっとこさ気温が秋の気配と言えるまで下がって、

アウトドアにふさわしい休暇となりました。

今年の夏の間に手に入れた赤い2本の投竿、BX-T 425に、いちど重量感を味わいさせたくて、

自宅の深谷から東西南北、半径400km以内を節操も無く奔走してました。

鯛やらスズキやら、・・・いや、鯉でもエイでもアメナマでもなんでもいいから、

一発大物のデカいヤツを掛けてみたくて、夜釣りを中心に出撃しておりましたが、

なかなか出会えませんでした。

毎晩Youtube番組を拝見していると、全国各地の有名釣師の皆さんたちは、コンスタントに

デカい魚をゲットして映像をアップされています・・・なんでそんなに釣れるんやろ? 

しかも三脚で固定したカメラの前で、映える大物を見事にゲットしておられる。

なんでや? ・・・ よく軍資金が続きますな・・・

悶々とする中で、私は私なりに、ブレブレですが、安月給のサラリーマンでもできることを

コツコツやるのみ。

この3連休は何処へ出撃しようか? 新潟県柿崎へ秋のサーフ真鯛を狙おうか、それとも

能登半島でキジハタを狙って夜釣りブッ込みをしようか、前日まで迷っておりました。

 

いろいろ迷いながら、金曜日のPM21:00 深谷の自宅を出発。日付が変わるタイミングで

関越道六日町ICで降りて国道253号線を上越へ目指して走りました。

もし、上越でユムシを入手できたなら柿崎で真鯛を狙おう・・・

しかし、上越のフィッシャーズ、いとう釣具店、ホシノ釣具店、木村釣具店、どこも

ユムシは置いてなかったので、柿崎での真鯛は、考えから除外しました。

 

いろいろ前書きが長くなりましたが、12日の未明は、黒部川河口の生地漁港で

少しだけ竿を出しました。、ここでは、2025年版の新作の仕掛けを実験的に試してみて、

早々に切り上げました。←後日、詳細を報告する予定です。

そして12日の昼には能登半島の秘密のアジトに到着していっぷく。

12日PM15:30に秘密のアジトを出発して、富来の西海漁港を目指しました。

果たして2024年この冬、そして2025年の春には西海漁港にカレイは来るだろうか?

ずっと考えてます。奥能登の珠洲市の蛸島漁港を失った今、能登で大型マコガレイを

狙えるのはここしかないのです。能登島はケムシだらけだし、イシガレイばかりだし。

さらに、あの、デカいアナゴはもう居ないのだろうか? 

「カレイにふられた日はアナゴがカバーしてくれる」←この考えは成り立つのか?

 

 

これまでは、日没後から深夜にかけて、港内の出島から養殖いかだへ向けて遠投したら、

大アナゴがアオイソメを喰ってきました。

しかし、今は、出島は震災の修復工事で立ち入り禁止。養殖いかだも魚は空っぽ。

そんな筏の下に今でもアナゴは居るのだろうか?

それと、もう一つ問題があって、私の技量では大波止から遠投しても養殖いかだまで

届かない、どうなんだろう?

 

12日PM16:30  西海漁港に到着。

三脚と赤いBX-T 2本を携えて大波止を歩きました。

 

釣りを始める前に・・・

まずは釣りの安全祈願と大漁を祈念いたしまして、西海漁港の神様にお神酒です。

神様、我に大きな魚を与え賜へ。

できますならば真鯛、クロダイ、スズキ、キジハタ、がいいです。

エイは要りません。

ウミヘビも要りません。

 

 

 

さてと、目の前に養殖いかだが有るのですが、近そうで遠いです。

 

 

 

 

ここへ来る前に上州屋新高岡店に立ち寄って、ユムシ弾を10発仕入れることができました。

 

 

2本の竿のうち、1本はユムシ弾。もう1本はアオイソメの房掛け。

柿崎でサーフ真鯛を狙うために作った仕掛けにエサを付けて遠投しました。

 

そして、さらに2024年冬に向けて開発した新兵器です。

エギをぶら下げるフックに喰い渋りイエローと秘密の錠剤を混ぜ込んで挟み込み、

集魚効果を狙って27号オモリに取り付けました。

 

 

 

 

 

新兵器の効果の程はよく判りませんが、日没後、気温が下がって急激に寒くなってきました。

 

PM18:10

アオイソメ房掛けで放り込んだ左側の赤い竿のLEDランプが大きくコツンとおじぎしました。

竿を手に持ったまま穂先の動きに注視していると・・・

ゴゴゴゴゴーン、竿を海に引っ張り込む超デカいアタリ発生。

このタイミングで竿を立てて、空アワセを入れると、逆に引き込まれて、

うわっ、竿が立たん。

遠く離れた海底で強烈な引きです。

これこれこれこれ、これですよ。この引きを味わいたかったのよ。

それにしても凄い抵抗です。

硬いBX-T竿が満月に曲がりました。

ふつうはリールをグリグリ巻くと、アナゴなら遠くの水面で早々と浮いてくるのですが、

こいつは足元まで浮いてきませんでした。

が、しかし、

ヨリトリゴムを噛ましているし、よっこらしょで堤防へ抜き上げました。

ウネウネと動く大アナゴにタオルを被せて、

ナイフで延髄をスパッと切ろうとしましたが、アナゴの尻尾が、押さえている左手に

巻き付いて、カット失敗。

なんとかもう一度押さえつけて、ナイフを突き立てて押し込み、

今度は骨まで切れました。

 

 

73cm アナコンダ級 ゴン太の真アナゴをゲット。

 

このまま時合いへ突入か?と思いましたが、その後が続きません。

活性が低いのか? もう居なくなってしまったのか?

20分おきにエサをチェックして投げ直しますが、アオイソメは何者かに齧られて

素バリで戻ってきますが、ユムシのほうは何回投げても全くの無傷で戻ってきました。

アナゴならユムシも食べるんだけどな。

新兵器の効果も疑わしいです。

 

3時間経過しました。寒いし、ヒマです。

阪神負けたし、ほんとつまらんです。

 

 

PM21:15

またしても左の赤竿・・・アオイソメ房掛けを投げ込んだほうのLEDランプが

チョンッと揺れて、そのまま大きく竿先を何度もおじぎさせて引き込みました。

きたきたきたきたぁ、

竿を手に持って空アワセを入れると、ドスンと重たい感触が伝わってきました。

さっきのよりデカいかも。

強烈な抵抗を味わいながら、リールをグリグリ・・・突っ込みをかわして、

またグリグリ・・・無理せずに少しずつ巻いて寄せてきました。

足元まで寄せて来て、浮かせて、せーので、堤防へ抜き上げました。

で、デカいです。

 

 

 

78cm アナコンダ級 ゴン太の真アナゴをゲット。

 

その後、PM23:00 まで粘りましたが、私の体力が無くなってしまって、疲れました。

3匹目は現れずに終了しました。

 

日付は13日になって、秘密のアジトに戻り、持ち帰った2匹のアナコンダは

ひとまず冷凍しました。

私は爆睡です。落ちるように寝ました。

 

目覚めたのは13日AM10:00。よく眠りましたわ。やはりベッドと布団があると、車中泊と

比べて疲れの取れ方がぜんぜん違います。

13日の昼前から活動再開。

解凍しながら下処理をしましたが、なんとも気持ち悪いデカさでした。

 

 

野食ハンター茸本朗さんが、Youtube番組のなかで、魚のぬめりは酢で固める方法を

紹介されていたので、最近はずっと酢を使っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

釣り針を回収。

78cmのほうの腹を開くと、白子が入っていて、さらに胃の中にはカマスの頭が3つ

入ってました。↓ ↓

 

73cmのほうは胃の中は空っぽでしたが、ピンク色の卵を抱卵してました。

この2匹は夫婦だったのかな?

 

うーん、ユムシを付けたほうの竿にはまだ大物の強い抵抗を味わせてないので、

年末までに再度トライしてもいいかなと思います。