暮らす、生きる、繋がる、持続可能な未来

人も社会も、成長と負荷を切り離して、落としどころを考える。

エコ検定2019ブログ講座No.4

2019-03-15 09:37:49 | ビジネス・教育学習
◇本年7月の「エコ検定」試験に向けて「学ぶ・覚える」必要性があるものを整理していきます。
◇公式テキストの範疇で、「みんなで学ぼうエコ検定」の考え方でいこうと思います。
◇今回は、公害問題から環境問題へと変遷した日本の政策の歴史の続きです。
◇試験出題実績を念頭に、覚える必要性を感じる政策を年度と共に整理していきます。

◇「エンドオブパイプ」という公害対策技術
 ・工場の排気や排水を、放出される排気口で何らかの処理により環境負荷を軽減する技術。

◇1987年:「ワシントン条約国内法」制定
 ・「種の保存法(1993年)」制定に伴い廃止され、「種の保存法」に引き継がれる。

◇1987年:環境と開発に関する世界委員会(WCED)の報告書
  「我ら共有の未来(Our Common Future)」を契機に地球環境問題の議論が始まる。

◇1988年:「オゾン層保護法」制定
 ・1985年のウィーン条約、1987年のモントリオール議定書採択を受けての国内法。
 ・オゾン層保護の為に、特定フロンの製造規制、排出抑制措置を定める。

◇1993年:「環境基本法」が成立し「環境基本計画」の策定が義務付けられる。
 ・1992年の地球サミットを背景に、新たな政策手法を取り込む。
 ・2018年:「第5次環境基本計画」策定
 ・環境、経済、社会の統合的向上を図りながら持続可能な社会を目指す

◇1997年:「環境影響評価法」制定

◇1997年:「京都議定書」

◇2000年:「循環型社会形成推進基本法」成立
 ・この法律の下に「各種リサイクル法」を成立させる。

◇2001年:「環境庁」から格上げされた「環境省」誕生

◇2008年:「生物多様性基本法」成立
 ・2012年9月:「生物多様性国家戦略2012―2020」策定

◇ついでに今朝の毎日新聞の記事から、
 ・「食品ロスの問題」を、ゲーム感覚で子供たちへの啓発を図る取組みのようです。
 ・近未来の生活者である子供たちへの期待を込めての取組みと理解しています。
 ・こんな活動の輪が広がることに、期待を込めたいと思います。

2019年3月15日 by SHRS(シュルズ)「一級建築士、CASBEE評価員資格者、エコ検定合格」
コメント
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