うたわれるもの

日本からアメリカへ暇つぶしのために持ち込んだゲームその１。

2002年にリーフよりリリースされた、18禁のＳＬＧ＋ＡＤＶ。来年ぐらいにはＰＳ２にも移植される予定だったはず。
このゲーム、アメリカへ出発する前に結構やっちゃってたので、アメリカに来て3日目の水曜日にはクリアしちゃいました。

ゲーム内容としては、シナリオ一本道でＳＬＧ部分の難易度も低く、非常にあっさりとしたものでした。途中でヒロインごとに分岐するものとばかり思っていたので少し残念。ただ、シナリオ自体はそれほど複雑でなく、理解力の低いおいらにでもわかり易くてよかった。グラフィックも綺麗（もっとも、絵が好みで買ったわけだから、この評価は参考外）だし、3000円分は十分に楽しめました。

あらすじとしては、とある田舎の村先に倒れていた仮面の男が、その村を救い、腐敗した国を打ち倒し皇となり、今度は近隣の国々を巻き込んだ大きな陰謀に巻き込まれていく・・・、と言った話。ストーリーの終盤でこの世界そのものがどうやって出来て、なぜ、住人がみんな獣耳＆尻尾つきなのかといったあたりの謎解きもされています（ネタばれなのでここには書きませんが）。ただ、シナリオ一本道なので、魅力的なキャラの個性を十分に生かしきれてないような気がしたのが残念、先にも書いたようにヒロインごとにストーリー分岐すれば良かったのにとつくづく思う。まぁ贅沢を言っても仕方ないし、1回のプレイで全てのＣＧが集まると言うシステムなので、コレはコレでよしとしよう。

戦闘シーンは連続攻撃といった少しテクニカルな部分はあるものの、別に連続攻撃できなくても、問題なくクリアできる難易度。水のあるマップではアルルゥが弱くなると言った事を除けば、好きなキャラを適当に出撃させてもさほど問題なくクリアできます。まぁ、確かに難易度が低すぎて若干物足りなさは感じるものの、退屈でつまらないと言った事は一切無かったので、非常にいいバランスだったんではないかなと思います。

ただ、一つ決定的に残念なのはこのゲームしゃべりません。コレは、非常に惜しい。きっと来年くらいに出るＰＳ２版ではフルボイスになるんだろうけど、ＰＣ版もしゃべらせて欲しかった。

それから、一応18禁なのでＨシーンとかありますが、あくまでもおまけ程度、無くてもノープロブレムなレベルでした。

結論、トウカはかわいいと思う。