【門間】
2013年(平成25年)は巳年(み年)ですが、「干支(えと)は巳・み」というのは正しくなく、
正確には「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」の組み合わせです。
2013年(平成25年)の場合、十干は「葵(みずのと)」、十二支は「(じゅうにし)」は
「巳(み)」なので、干支(えと)は「葵巳(みずのとみ・きし)」となります。
「巳(み)」という字は、胎児の形を表した象形文字で、蛇が冬眠から覚めて地上に
はい出す姿を表しているとも言われ、「起こる、始まる、定まる」などの意味があります。
「葵(みずのと)」という字は、「揆」(はかる)の意味で、植物の内部にできた種子が
大きさを測れるまで大きくなった状態を表しているそうです。
歴史上の大事件の呼び名にも干支が使われています。
「壬申の乱」「戊辰戦争」「申亥革命」など
また、おなじみの阪神甲子園球場の名称も、竣工した1924年(大正13年)
の「甲子(きのえね)」からなそうです。
今年1年良い年でありますように。
本年もよろしくお願いします。