建財社 STAFF BLOG

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A君の意外な人柄

2016年05月01日 | 高野

先日、A君とお客様との打ち合わせを終え仙台駅東口に向かっていたときのこと。

白杖を持った目の不自由な方が道路で南から北へ、そして北から南へ横断していた。

それを見たA君はとっさに彼に寄り添い言葉をかけた。「ヨドバシカメラ」に行くという。駅から出て方角を失ったらしい。

手引きをして大通りまでユータン。

南を向かせて二つ目の信号右側ですと案内している。

更にA君は、線状ブロックを白杖で確認させてから別れました。

彼は何度もお礼を云って歩きはじめたのであります。

一言、案内したほうがよいか聞いてあげるべきだったかもと。

A君は普段、業務以外の会話はめったにしない社員です。人と人との支えあいは、おたがいに声をかけたり、困っているときのお手伝いをするところからはじまります。

私も理屈では理解しているつもりですが、知識はあっても活用力が弱い。

A君のように進んで行動に移すことはできません。

熊本の避難所のトイレの前に小学生がヤカンを持って手洗いの手伝いをしているという記事を見て、今の子は体験の中で自分は何をすることが出来るかという教育効果はすごいと思う。

A君の行動を見て、こういう社員が当社に居ることを誇らしく思います。

さあ、勇気を出して「何かお手伝いすることはありませんか。」と声をかけてみます。

2016.05.01

高野 孝

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