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大腸ポリープ摘出

2017年08月13日 | 高野

昨年の健康診断で便潜血検査(大腸がん検診)で陽性でした。

大腸がんは、肺がんや胃がんを抜いて最も発生率の高いがんと言われておりますが、大腸がんは比較的進行が遅いということなのでそのままにしておりました。

今年の検診でも陽性者の30人に1人にがんがみつかると言われているので、大腸精密検査を受けるよう指導がありました。

大腸ポリープというものの正体を知り、科学的なデータをもとに予防に努めようと思い内視鏡検査を受けました。

内視鏡検査の状況は画面に大きく映し出され内部が良くわかり、イボ状のものと平坦なものが数箇所発見されました。施行医は5mm位かなと話されていました。

ただ、ポリープ2個に赤と青の色素がかけられ、気持の悪い色になっているのが映し出されたのを見て「すでにがんがあるのではないか」と不安をもった。

次回はいよいよ大腸ポリペクトミー(内視鏡を用いて大腸に出来た隆起性病変を切除する治療法)を受けます。3泊4日の入院(実質2泊3日)となりました。

手術には家内も立会えと言われたときは「やはりがん」なのかと正直思いました。

実際は認知症のような方以外は必要ではなかったし、家内も旅行中で施術時間によって間に合わない可能性もありました。

治療は、内視鏡の先端から針金の輪を出してポリープの根本を締め、高周波の電流を用いて切除するものでした。

そして、切除した傷口は3箇所ずつホッチキスのようにパチンと縫合して、1時間程で終了です。

切除した病変の回収までこれら一連の作業を手際良くこなす技術には感嘆します。

ポリープは4mmから7mmまでのもの計5個切除していただきました。

幸い、異常もなく、2年後にでも検査されるようにとカルテに書き込んでいただきました。

2017.08.13

高野 孝

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