ちびたの日常

のんびり息子と猫たち&イギリス人ハニスケと

母の誕生日に思う

2010-10-29 | 家族のお話

母は、67歳になった。
脚が悪くて正座ができない。

私には弟がいる。
結婚していて3人の子どもがいるし、自営で店を構えている。

私にも息子がいる。
その息子と会社員をしながら私は親子2人と猫1匹で自由に生きている。

私は母とすぐに喧嘩になる。昔からそうだった。
「絶対一緒に暮らすのは無理なタイプだ」と内心いつも思っていた。

高校を卒業してからは何度も一人暮らしをよくした。
家にいるのが嫌で実家にいるときは昼も夜も働いてばかりいたし、仕事がないときは趣味を見つけては没頭していた。

おかげで人の一生を5年くらいで過ごすやつだと母から言われた。
私はいつ死んでもいいような生き方をしたかった。


子どもができてから私の時間は人並に近づいた。


でも相変わらず行動を測られることが苦手で、そういう私が離婚に至るのは当然だっただろう。
私はもうすぐ40代になる。
気分的には特に変化なく、アメリカにまた5年くらい行ってきたいとか本気で思う。
息子がいるからやらないけれど。

私は借金をするのが嫌いで、借金をしてまで何かをすることはしない。
だから小さい買い物のローンを払うことがたまにあるくらいで、お金に不自由はない。
自由になる範囲で自由なことをしている。

母は弟と私を抱えて女で一人で大きくしてくれた。
私とは違って、生きるだけで自分のことを顧みることができなかった。
それに相当人がいい性格で、何度となく騙されたりしてその影響を長く受けた。

私が嫌なことを嫌だとはっきり言うと「お前は冷たいやつだ」という。
そうじゃない。
できないことを引き受けるのは無責任なんだ。

そんなこんなで母の性格すぐいらだってしまう私は、自分の平常心のためにも長い時間一緒にいたがらなくなっていた。


それでもひとりぼっちで老いていく母を感じるようになると一人でいるからというか、生きていくためにまだ自分にむち打たなくてはならないでいることがかわいそうで、私と弟のために費やしただけの人生で特に蓄えもなく、痛む脚に湿布を貼って仕事してまた脚を痛める毎日がいつか報われるのかというわけでもなくて それなのに自由に生きている私や子どもが多いことを理由に母を後回しにし続ける弟はなんて親不孝なんだろうとそんな気がしている。
私が67歳になったとき、誰かに助けて欲しいとか面倒見て欲しいとかそんなことを今は宛にしていない。
でもそれは40歳前の私の感覚であって、その頃私がそう思わないかはわからない。

息子に「ばあばをいつまでもひとりぼっちにしちゃいかんね。」というと返事に困っていた。
9歳だし当たり前だ。

昨日、母とカレーうどんを食べた。

「私には構想があるんだよ。いつになるかわからんけど」

母は、この不景気なんだから地道に会社員をするべきじゃないかと言った。
確かに、私には息子を育てる以上のことができない。そういう収入もない。
考えがまとまっていない私は詳しく将来について話さなかった。
ただ、いつまでも母が同じペースで働いてはいられないこと、業種が問題ではなくて仕事のやり方や仕組みの問題を解決することで母や子どもたちのためにももう少し楽なやり方があるはずだと言った。
私はそのために何かを頑張らずにはいられないというと、母は本当に嬉しそうに笑った。

怖かったのだろう。私が気がついたように母もこのままで自分はどうなるのだろうかと思っていたのだろう。
言葉の上だけど私は気がついて何とかしたいと言ったことで、母のその思いは少し報われているんだろう。

その後3人でホームセンターへ行った。

買い物が済んで別々の方向へ帰るとき、お総菜を作ってきたんだと持たせてくれた。
そして珍しくいつまでも手を振っていた。

老後という時期をもっと楽しんで過ごしてもらいたい。
私はもっとそこに協力して大事にしてやらなければ、そのうち自分が後悔する日が来ると思う。

 

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猫。

2010-10-19 | バンド活動など
今朝、三線を弾きながら「涙そうそう」を歌っていた。
できたてのウッドデッキに座って、掃除してチューニングして練習していた。

飼い猫が横に来て丸くなった。

2匹目3匹目4匹目。そのまた子猫。

次々にみんなそばに来てくつろいでいた。

私は胸一杯になって涙が出て来た。
泣きながら歌った。

猫が聞きに来てくれたことがうれしくて、鳥の鳴き声までいつもよりはっきり聞こえた。
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教師は可とでも書いてあるのか?

2010-10-18 | 子育て日記

息子が学校でふてくされた。
それが反抗的な態度だと先生の感に触れた。
そしてその先生は息子を5発ほど叩いた。
そして胸ぐらを掴んだ。

息子は9歳だ。

怖がって、なぜ怒られたのかはわかっていたけど何を言われたのか覚えていなかった。
ただ怖かっただけだったようだ。

私は息子にも叱った。
「最初のきっかけはあんたが悪い。自分ができなかったことを誰かに八つ当たりしたんだろう。それはわかっているんやね」

息子は涙目になって「うん」っと言った。

でも私は先生にも腹が立って、担任へ手紙を何度も書いた。
そして電話もして、担任からもかかってきた。
叩いた先生は隣のクラスの先生だった。

「先生同士で、連絡するらないのですか」というと黙っていた。
私は「大人対子供という視点でおかしくはないですか?ちょっと叩くくらいあり得るとは思います。でも胸ぐらってなんですか?私が誰かにされたら訴えるくらいの侮辱です。そこまでやるなら大人として諭すところまでフォローできないんですか。
やったことはしかたないんですから、怯えさせて終わりなんてそれで良しとするなら私が学校に行って話しますよ」

担任は何度も謝っていた。
でも当の本人からは何もない。
時間が経てば腹が立ってくる。

会社の人に話した。

2人の男性に話した。
「僕ならすぐに学校へ行くよ。どうしていかなかったの?どういった経緯でそんなことをしたのか聞いてもいいはず。子供が可愛いなら行くべきだよ。その子を守るのはあなたしかいないんだから」

2人とも過去にそういうことがあって、学校へ行って先生と話をしたらしい。
私はこれから学校生活を送るのは息子だから、2人が気まずくならないようにと配慮したつもりだった。

ふと思った。別れた夫がもしいたらどうするだろう。
たぶん学校へ行く。いや絶対行く。
今でもその先生の態度に納得いっていない私がいる。

良いか悪いかを言うつもりはないけれど、小さい子供の胸ぐらを掴んで手をあげるって女の腐ったのってよく母が言うやつじゃないか。

今日の日記を見て、担任へアポを取ろうと思う。

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ライブが・・・

2010-10-07 | バンド活動など
10日はライブでよそのバンドの応援と言うことでコーラスをやります。
歌より何より寒いんじゃないかなあ。

凍えて歌うのか!!

1万人のお客さんがくるようですげ~
ダンスを忘れそう。
コメント (2)
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