とうとうこの日がきた。
そして私と母は泣いた。
ポロポロ泣いた。
おばちゃんもにいちゃんも親戚の子どももみんなきた。
息子は一番張り切っていた。
完璧な演奏。
ここまで何度もいろいろあったよなあ。
ギリギリまで調整してた。
終わって、みんなに言われた。
「一番のってたよね!!!」
生徒達は大笑いの顔だった。幸せだったに違いない。心の底から楽しかったと言う顔だった。
あの息子を見て思う。この子の音楽に対する気持ちを私はどう大事にしてあげられるのだろう。
音楽の世界にどの程度巻き込んで良いのだろう。
そんなことを真剣に考えさせられた一日だった。
ありがとう山下先生。
ありがとうクインテッドさん達。