近くの安藤ストアでインドネシア人のみなさんと会って外で飼われているペルシャ・ノラ・ネコ氏と遊びました。チーズなど散々与えたあげく、さあおひらきというムードになったので帰ろうと車のエンジンをかけると昨日借りたCDが流れみんなが国の曲みたいだと言いました。奄美出身の歌手だったから音階が似ているようでした。
ドラムだけで歌う曲が私の今のお気に入りで真似して歌うと途中で間違えるのでみんながこのドラム練習するから歌うの頑張ってと言ってくれました。私にはわからない方言も入っていて難易度が高い曲です。
とにかくインドネシア人のみなさんは面白がる人達です。いつもはビニールハウスで働いてるみたいでよく歌ってるんだそうです。
私がこの番組を気に入ったきっかけの話はベートーベンでした。
タイムスリップして現代へきた彼はエレキギターやロックなど驚いてはしゃぎストリートのバンドに飛び入りします。
そこで自分はベートーベンだと名乗ると少年に「耳が聞こえなくなる人」と言われ自分がいずれそうなると知り荒れてしまいます。
かわいそうになった別の子供が町のアマチュアオーケストラへ連れていきそこで下手ながら幸せな気持ちになる曲に出会い感動します。
そこで子供が言います「この曲はあなたが作った第九という曲です。耳が聞こえなくなった後に」と。
ベートーベンは泣きながら「私は音楽を作れないんじゃない。私が音楽そのものだった」と幸せそうに指揮棒を振りながら元の世界に帰っていきます。
実際ベートーベンは聴力をなくしてから第九を書きますが第八との間は10年もあいています。その間彼は耳のためにスランプになったことや国の混乱など怒りや悲しみでホームレスのようになりピアノにさわりません。
その間学んだものから第九が生まれます。
初めて第九を聞いた人達は感動で皇帝にするアンコールよりたくさんのアンコールしてしまい兵隊にとめられたほどだった
そうです。
今日は孔子の話で、自分の子供と同じ名前だったし見入っていました。
タイムスリップして飛び出された孔子は子供のアイスホッケーチームを強くするためにいろんな助言をします。
それぞれの能力の違いに動物の名前を付けてその能力にあわせてトレーニングします。そして自分の子供ばかりひいきする監督に「自分の子供を諭せない者がほかの者を諭せますか?」と言い監督は自分の子供に甘かったことに気づき諭します。が子供はすねてしまい監督は自分が我が子に嫌われたと思い込みます。
孔子は「正しい道をただ知っているだけと愛する事は違う。その事に気づいて息子は帰ってきます」と慰めます。
「子供たちの親にも頭が痛い。騒いでばっかりで。」と嘆かれ孔子は「子供は誰でもかわいいから何かしてあげたい。騒いでしまうのはそれしか許されていないからです。」と言います。
この番組の中での孔子は想像の人物ですが私はいつもの事ながら感動しました。そして孔子の格言について調べてみると「義を見て為さざるは勇なし」という事が書いてありました。
良い事と分かってしない事はただ勇気がない事だという事です。
やらせる事と教える事の違い、知っている事と知らない事を分けることが知る事の始まりなど核心をつく言葉に昔の人はどうしてこんな風に思いつくのだろうと感心します。でもまあとにかくメントーズの脚本家サイコーです