ここずっといろんなことがあって、衝撃のオンパレードでしたが持つべきものは友。
こんな時に電話が来る。2年近くも直接話していなかったのにねえ。
ずっとつるんでいたかのようにいろいろ話しながら彼女がきっぱり私に言ってくれた。
「あんた、頭の回転が災いの元」
ずけずけと言われた「賢さが招く馬鹿さがあんたにある」
ムカムカしながらなんじゃそれ!と訪ねると「あんた、使われてたって途中で分かったでしょ。認めるのがショックで気がついてないフリをしてたね。それがバカ」
ああ~そのとおり。それがバカだというのもわかっておるがな。
まあ「バカ」を1000回くらい言われた気がする。
そしてトドメに「あんたは純粋。バカなのはそういうことだから治らないんだしあんたみたいな頭いいのに悪い方に使うのが嫌いってやつは大好きだよ。そういうところがバカになれないバカってことだね」
そんな友達の言葉にいろいろ正直に白状した。
彼女はそれを「当たり前だ」と言ってくれたし、今の私のことも当たり前だし自信を持てと言ってくれた。
「正しい順番でまともなことを言うやつに世の中かなわないんだよ。ずるがしこいやつとか才能ないやつにはそういう台詞が出てくるやつってかなわないんだよ。あんたがバカになれないってのはそういうの見つけたら隠さないやつだから」そんな言葉が私の背中を押してくれた。
不器用な気もするけど彼女は「順位って大事だよ。気がつかないで生きてるやつってマジで迷惑。一度死んで生まれ治してこいくらい迷惑」そんなことをいうから大笑いしてしまった。
彼女と話をしていて神様が彼女に電話をさせたんじゃないかと思うくらい報われたような気持ちになっていて、ああ私、こんなんだったなとよぎっていた。
使われていたことに気がついていて、それが確証になったときものの30秒くらいで片づける気持ちに切り替わったことは私が自分自身に恐れがなかったからだろうし、一瞬で親の心が体中を占領したからだ。子どもがいなければ私は弱いやつだったんだろう。
彼女も言っていた。「子どもがいるからあんたは強くいるけどね、結婚する前のあんたの弱々しさと言ったら凄かったじゃん。男がほっとけないタイプが息して歩いてる感じでマジでムカツク女って思ってた」
ああそれ、私が一番嫌な女。昔私もそれだったか?
ということでみんなありがとう。心を鬼にしていろいろ精査できることはやりました。
心配するなっち。世の中いろんなやつがいる。私が経験してない世界があって、予測できなかった。
途中、あれ?っと思っていたんだけど認められないという弱さがあったんだよね。
子どものことがきっかけになったけど最後は私の親心が私を引っ張り上げてくれた。
息子に感謝してる。もちろん受け止めてくれた友達にもね。