ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

樹氷

2019-01-15 09:54:27 | 暮す
 空は海 樹氷は珊瑚 泳ごうよ

 自然は思いがけない光景を見せる。いつもは変わり映えのない冬の空がまるで波打つ海のように広がり、樹氷は白い珊瑚のように見えた。私は色鮮やかな魚となり泳いでる気分。



今日は丸一日、夫が勉強会で不在。ひさびさに大いに羽を伸ばし(夫曰く、いつも伸ばしてるらしい)のんべんだらり。リタイヤ生活は時間がたっぷりあると思っていたがあっという間に一日が過ぎる。それは体力が落ち、ひとつのことするに時間がかかるから。ついさっきアートグループから電話があり脱退をとどまってほしいとのこと。ギャラリーのお掃除やペンキ塗り、ヴェルニサージュの準備など(こういった雑用好きです)、自称掃除大臣を引き受けてきたのでいざいなくなると、なり手がいない。月末に会合があるのでそれまでに再考してほしいとのこと。ここはふらつかないようにしよう。

人生は思った以上に短い。その短い人生で自分の心の声を聞いて動ける時期などそうそうない。あれこれ右往左往してる間に時が過ぎた。あちこち身体にガタが来ていてもまだ健康体と言える。ぼーっとしたければ、ぼーっとしてよう(チコちゃんに叱られるけど)、自然に興味が湧くことをしよう、好きなことだけしよう。我儘すぎるから、ホスピスのボランテイアでほんの少しだけお役に立ち許していただこう。たぶん今がいろんなことから解き放たれた自由感があるのでこの時期を大事にしたい。