花の植え替えのためスコップを入れるとどこもかしこも根にあたる。杜若など群生している場所からずいぶん離れたところまであちこち芽を出しており地下の植物ネットワークはどうなってるんだろう。ふと病気というものも健全そのものに見える皮膚の下で静かに進行しており表面化した時はすでに身体を蝕んでおり人間の身体そのものが刻々変化する有機物でもあるんですね。
昨日 久々の買い物と言っても中古販売サイトで中古椅子4点ゲットしました。 しめて1800円なり。安物ガラクタ好きの妻の嗜好で夫といつものごとく喧嘩。なんでお前は汚いガラクタが好きなんだと。でも好きなのよ落ち着くのよ。昔から好みも自分の存在そのものもガラクタ流行遅れだと寂しく思ってたけれどもういいわ 好きなのは好き。
TVジャパンを見てると世界中がファッションもインテリアもグロバール化しており例えばブラウスなどパフスリーブというんですか袖がふんわり盛り上がったスタイルが今年の流行で日本のアナウンサーもケベックのアナウンサーも同じような洋服着てるんですね。今日はマスク無しOKになってから2回目の休日でショッピングセンターは大賑わい。H&Mなどレジに行列できてました。そこでもちょうちん袖ブラウスやドレスをたくさん目にしました。また花柄が流行のようで花好きな私は嬉しいです。
おととい63歳の新人さんが採用されました。即決とのこと。前はスーパーに勤めており内情を伺うにつけ何処も同じとおもいました。最低賃金アップ ガソリンや食糧の高騰なれば 利益を上げるにあるいは維持するに人件費をいかに安く抑えるか こちらで言うところの PRESSER le citron ( レモンを搾りきれ)こき使えるまでこきつかえです。スーパーでは勤務中飲み物を口にするのが禁じられてたそうです(お手洗いにゆく時間削減)。シルヴィーさんという新人さんは離婚した女性一人暮らしで車もネットも携帯もない暮らしです。かつては秘書の仕事をしていたそうですが人間関係+ハードワークで辞めてからは年齢もあり希望の仕事につけないでいます。パチシエの資格があることからスーパーのパンとお菓子部門で働いてたけれど激務で体調を崩したとのこと。今のとこも激務よというとしばらく様子を見るとのこと。頭の切れる女性で即戦力になります。辞めないでほしい。
EMVOYE SPECIALという日本の「目撃日本」の番組に似た現代社会の暗部に焦点を当てたヨーロッパのルポルタージュがあります。タイトルは「働くには年寄り過ぎるのか」というものです。45歳でも仕事を見つけるのは難しいとのこと。ケベックでも人手が足りないとアラームを鳴らしながら実は企業は高齢者を雇いたくないというのが現実です。仕事にありつけただけ つくづく私はラッキーと思います。
とにかくこちらの物価高は日本の比ではありません。今日は餃子を2袋分作り冷凍しました。安く健康な食事作りを考えなくちゃ。生活は厳しくなる一方ですが夫に言わせるとお前はいつもなんだかハッピーに見えるけどなんでなんでだと言われますが 愛読書が宮本常一なので今の生活は苦しくなったとはいえやはり大名生活に思えるんです。3食口にしお布団で寝れるし病気すれば病院に行けるし と。お金がなくても図書館で本もCDも借りられる テレビラジオで語学や手仕事を学べるし歌コンや芸能も観れる 俳句の授業も無料で楽しめる いい時代じゃありませんか。これも平和なればこそ。
買った椅子はペンキがくっ付いていたり汚れてましたが半日かけて掃除したら綺麗になり なかなかいい味になりました。以前のライオンの脚と呼ばれるピアノの椅子はガタピシ座り心地が悪かったのですが今のは広く安定感がありおデブちゃんな夫も満足です。四角の白い椅子は足台に お役御免のピアノの椅子は花台にします。