ケベックリタイヤ日記

ケベックでリタイア暮らし。ながらえば憂しとみた世も今は忘れた。毎日悦びの種をみつけてぽりぽりかじりたい。

コロナウイルス 2

2020-03-17 05:36:07 | 暮す
 誰でも持病の一つや二つはあるもので、今日は毎月一回通ってるクリニックに予約しておいた日。夫が車で乗せてってくれる予定だったが、どうしても延期できない仕事で昨日からオタワに出張。バスで行って来た。乗り換え一回で40分で着くはず、それが1時間半かかった。と言うのも、バス停で待てど暮らせど25番線バスがこない、流石におかしいと思い少し歩いて4番路線のバス停に行くとおばさんがバスを待っていた。定時に来るバスが30分待っても来なくておかしいのよと言うと、スマホで調べてくれて、私が乗る路線は夕方から夜にかけての運行のみになってるとの事。前回は朝8時のバスに乗ったのよと言うと、去年から悪評判の路線変更になってからおかしいのよとのお答え。まあいいか遠回りでも着きゃいいんだから。ところが、バスターミナルで乗り換えようとしたらいつもの10番線乗り換えバスがない。バスの運転手さんに行先の住所を見せたら、これに乗りなと教えてくれたのが3番線。隣町のバスターミナルで降りて8番線に乗り換えなと言われその通りにした、が、目印のスーパーが見えない、あれよあれよというまにバスターミナルに逆戻り。余裕を持って出かけたのにアポイントの時間から10分過ぎていた。タクシーに乗ろうかと思ったが気を取り直し、再再度運転手さんに聞き、クリニックに到着した。すでに20分の遅れ、受付でお詫びし先生を待っていたが何か様子が変。いつもは満杯の待合室にいるのは私の他もう一人のみ。先生が現れ、政府の通達で急を要する患者さん以外はコロナウイルスの拡散予防のため2週間クリニックは開いているけれど実質閉鎖することになったと。うえーん、泣きたくなったよ。1時間半かかってたどり着いたと言うとかわいそうに思ってか、2週間後の予約をすぐ入れてくれた。とても人気の先生で予約取るのが難しいんです。

 70歳以上は外出を控えるようにとの政府の要請のせいかバスはガラガラ、運転本数も激減したとの事、頭の病気を抱える私は自分の頭のピースが故障したのかと思ったが違った、これだけでもホッとした。車窓から見える病院の駐車場や道路すらも空いている。

 コロナウイルス拡散を国家危機と戦事非常事態になぞらえている。シリアでウクライナで何十万人の死者が出てもコロナウイルスほど騒がない。世界各国の軍事費は過去にないほど腫れ上がり、殺人兵器がその威力を増してもコロナウイルスほど誰も騒がない。

 

 

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