伊達だより 再会した2人が第二の故郷伊達に移住して 第二の人生を歩む

田舎暮らしの日々とガーデニング 時々ニャンコと

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ジャコシカ75

2018-10-01 16:05:22 | ジャコシカ・・・小説


 逃げるように雑踏に紛れ、その後はどこをどう歩いたのか記憶になかった。

 頭の中が空っぽになり、ただ絡み合う男と女の裸体がぐるぐると回っている。

 ようやく歩き疲れてから、行き当たりばったりの駅前路地の喫茶店に入った。

 熱いコーヒーを飲んで、ようやく自分を取り戻した。

 二人のことは遮二無二、頭の中から追い出し、明日の引越しのことだけを考えようとした。


 とはいっても再び店に戻る気にはなれなかった。仕事は明日早くに出勤して片付けよう、そう結

論を出したら、急に全身の力が抜け、どっと疲れが襲ってきた。

 その後はなんだか汚れた濡れ雑巾にでもなったような気分で、真直ぐにアパートに帰った。

 翌朝の仕事は一度も7階には上がらずに、下のミシンを使って仕上げた。

 終わった頃に優美が一番で出勤してきた。

 いつもながら駆けこむような勢いで入って来た彼女は、朝の挨拶もそこそこに7階に上がって

行く。

 今日ばかりは、その慌ただしさがありがたい。

 今はとにかく彼女と志乃のことは考えたくなかった。

 その考えたくない志乃が、いつもより少こし早く出てきて、真直ぐにあやに近付いてきた。

 あやは気圧され思わず眼を反らした。

 「言った通りでしょう。あの男はブレイボーイだって」

 その威圧的な語調に、昨日からうっ積していた怒りが噴き出した。

 「だから」

 志乃はじっとあやを見た。







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またまた地震

2018-10-01 11:59:08 | 伊達・暮らし
 昨日の夕方またグラーと大きく揺れた

 身構えたらすぐ止まった。

 テレビを見て

 札幌は4度だって・・・

 よくよく見ると

 同じ札幌でも娘の住んでいる西区は2度だった。

 ひとまず安心

 伊達は3度だった。

 本州は台風

 こちらは地震の余震がまだおさまらず不安

 こんな中果たして旅行に行けるのか?


庭はシュウメイ菊の独壇場

 スズメの姿なし・・・。





 
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