心の旅紀行

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民主主義か共産主義か

2021年05月27日 | 世界
中国がアメリカからの食料輸入を増やしていると聞くと、共産党は弱くなったと思います。中国はアメリカと戦争するなどとは考えないのではないでしょうか。アメリカが台湾を支援しているので中国は台湾を戦争で併合することはむずかしいと思います。過剰なまでに台湾が防衛を強化するのはまさかの攻撃を用心してのことでしょう。中国が台湾を攻撃してもアメリカは軍を出して台湾を助けないとの予測もあり、台湾としては緊張せざるをえないでしょう。

(注)中国が台湾を攻撃しないようにアメリカは中国を牽制するが、本当に中国が戦争を始めるとアメリカは台湾を見捨てるとの説があります。しかし、そうなっても、アメリカは中国との対立を深め、経済交流が縮小し、両国混乱度を深め、中国共産党の弱体化が加速するでしょう。

かつて中国共産党は中国の人々の生活水準を上げるべく共産主義革命を行ったが、軍を使って政権をとると、権力党になってしまい、現在では民主主義を否定する政党になってしまいました。善政を行う共産党になりたいという動きはありますが、共産党権力を守るという思考が働いてしまい、政治は非民主的になっています。

今後中国共産党が善政を行う政党になるかというとならないと思います。権力の味を覚えた共産党は滅びるまで権力に執着します。しかしソビエトが、経済的に苦しい状態が続いて共産党が内部崩壊したことから、中国共産党も経済で民主主義国に水をあけられると内供崩壊する可能性はあります。中国がアメリカから食料を輸入する状態になっていますが、これは共産党弱体化を暗示しています。

ところが現在民主主義国経済が不調で、中国経済が悪く見えません。民主主義国は経済不調の原因を知らべ、経済で中国の先を行かないと中国共産党の内部崩壊は期待できません。民主主義国で貧富の格差が拡大し、貧困層が拡大しているのは現代民主主義に重大な欠陥があることを暗示しています。資本主義が強すぎて人間性が軽視されていることが問題と思います。
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