心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

韓国が感じる朝鮮(北)の脅威は日本が感じる脅威よりはるかに大きい

2021年05月08日 | 世界
韓国の防衛費が日本のそれと同程度ということに驚きますが、朝鮮の脅威を考えれば当然のことだと思います。韓国と朝鮮はお互い国として認め合わず、自分が正当な国と思っているから実は戦争状態です。現在は休戦協定があって交戦していないだけです。どちらもこの状態がいいと思っていません。朝鮮半島の統一を望んでいます。しかし、双方政治が違いすぎ、妥協点がありません。

国連は、双方国として認め合って休戦状態をやめ、不戦状態になったらいいと思っていますが、半島の人々にとって半島の統一は悲願になっています。双方非常にむずかしい問題をかかえ、防衛力競争をやめることができません。韓国は、在韓アメリカ軍を維持し、またアメリカの核の傘の下にあって対朝鮮防衛力を維持しています。一方、朝鮮は、中国の支援を受けていますが、主体思想が強く、中国の核の傘の下にあれば満足という考えではなく、自分が核兵器を持つことで対韓国防衛力を維持しています。

この韓国と比較するならば日本が受けている外国の脅威は低いと思います。在日アメリカ軍があることで日本は朝鮮の脅威を受けていますが、在日アメリカ軍を捨てれば朝鮮にとって日本は脅威ではありません。双方対立する理由はありません。中国は不気味な存在ですが、現在は非常に日本と経済交流が大きく、日本と戦争するとは考えないでしょう。ロシアもやはり不気味な存在ですが、ロシアは今アメリカ・ヨーロッパと対立しており、日本を敵にして戦争するとは考えないでしょう。

日本の防衛費が韓国と同程度でも十分すぎるのではないでしょうか。もっと日本は国連あるいは世界の平和主義を信じて平和主義国として自信をもって外交を展開してほしいと思います。

(注)日本が世界の動向に関する調査研究力を上げることは必要です。ほかの平和主義国でも、世界の動向調査に注力し、外交に活かしています。日本はアメリカの軍事力に依存するので自由と独立の工夫努力が足りず、調査研究力が弱いと思います。
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