心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

法の下自由平等という考えに立て

2021年05月06日 | 世界
人権を追求して共産主義革命を行った国が現在権力者政治が問題になっています。革命の目的が、人権法の重視ではなく、その時の権力者階級に対する階級闘争でその時の権力者階級が権力を失い、闘争に蜂起した階級が権力を握っただけであったからです。法の下にすべての人は自由平等という法を確立した訳ではありません。

現在大きな問題をかかえているのは中国です。9000万人ちょっとの共産党員が特権階級となって14億人以上の国民を支配しています。特権階級からの解放が必要な国です。

ロシアは、共産党独裁が崩壊し、民主化したのですが、階級化しているのか実態がよくわかりませんが、権力者政治家が軍・警察を掌握し、法が軽視され、権力者政治家の力による政治が行われています。権力者政治家からの解放が必要な国です。

この2強大国が国連安保理常任理事国として威張り、世界一強大国でありかつ常任理事国として威張っているアメリカと対立しています。本来国連は法の下自由平等の世界平和を追求していますが、これらの強大国の権力争いで世界の分断がおこり、世界は戦争の恐れにおののいています。

この戦争の恐れから脱出するためには平和主義国が団結して国連憲章の精神を追求することがだいじです。強大国に怯えて従うのではなく、国連憲章の精神に基づいて自由平等の国として行動すべきです。

日本は先進的憲法を持った平和主義国ですが、実際の行動はアメリカ従属でして、平和主義国らしくありません。国連憲章の精神を追求する精神が弱いと思います。太平洋戦争でアメリカに惨敗し、国としての、また人としての誇りを失ってしまったことがいまだに緒を引いています。アメリカの核兵器に反対する勇気もありません。
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