退屈しないように シニアの暮らし

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さて何をしようか

泣かないで、花を見なさい

2014-09-24 06:42:46 | 韓で遊ぶ

人の肩
人の両肩の上には2人の神様がいる。一人は人間の悪行を記録する神で、もう一人は人間ん善行を記録する神だ。人間が死んで玉皇上帝のところに行くとその二人の神はそれぞれ自分が記録した記録簿を提出して玉皇上帝としてその人間の天国行きと地獄行きを決めると言う。
だが、そんな事実を前もって知っていた一人の男がいた。彼は自分の悪行を記録する神をどうすればなくせるかと思っていつも考えていたが、ある日悪行を記録する神がいる自分の一方の肩をなくしてしまった。そして一方の肩がない障害のある身であらゆる悪行をしでかした。どんなに悪行を犯してもその悪行を記録する神がいないので何も差し障りになるものがなかった。
もちろんその男も死んで玉皇上帝の前に行った。生涯悪いことばかりをしたが玉皇上帝の前に経っても彼は何も心配することがなかった。悪行を記録する神はすでに死んでいなくなって久しかったから、見るまでもなく天国へ行く決定は明らかだった。
しかし、そうではなかった。玉皇上帝は彼を地獄へ行けと命令した。それもいつも餓えてこん棒で殴られる飢鬼道へ行くように命令した。
「いったいそれはどういうことですか。私がどんな悪行を犯したと飢鬼道に行けというのですか。」
彼は堂々とした態度で両目をむいて玉皇上帝にはむかった。すると、玉皇上帝が彼の片方の肩から善行を記録する神を呼んでその理由を説明した。
「もちろん私は善行を記録する神です。ですが、どんなに待ってもあなたが善いことをしなかったのであまりにも退屈でした。だから悪行でも記録して退屈をしのぎました。」
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