とんだり はねたり

kinoppyの一日

秋の信州 vol3 四柱神社

2018-12-19 | 寺社
Hi!みんな元気?遅くなったけど、頑張って投稿しちゃうよ。秋の信州が冬の信州になっちゃう。ゴメンネ。え~と、どこからだっけ、そうだ、穂高から帰って来たところだった。



ホームから市内を見てみようか。きれいな駅前ダネ。山が見えるってやっぱりイイネ!



ふと横を見ると、電車がゆっくり近付いて来た。白くてカワユイ、なぎさトレインって書いてある。早速パチリ。



鉄子さんだったら大喜びかな?鉄子さんではないけれど、kinoppyは大はしゃぎ・・・。



そんなことをしている場合ではない。早く四柱神社に行かなきゃ。

松本城に向かって歩く。途中本町だったかな?こんな石の標識を発見。戦国時代、武田信玄の軍が塩不足に陥り、敵方の上杉軍が塩を送って来た時に、塩を運んで来た牛を繋いだという伝説の石だそうな。今でも「敵に塩を送る」っていうよネ。伝説かもしれないけれど、ここら辺りが、塩の市として賑わっていたことは間違いないだろう。



一級河川女鳥羽川の土手、土手に沿って昔ながらの縄手商店街がある。土手のこちら側には中町通り。古風な感じに再建された美しい商店街がある。



千歳橋を渡って 四柱神社入口、なわて通りは参道



ここには松本市民と縄手通りの歴史を感じさせる興味深い標識(説明板?)が沢山あってとても面白い。標識を現在に至るまで大切に保存し、後世の人々や観光客にお披露目してきた松本人の心情、心意気といったものにkinoppyはいたく感動したのでございます。



拡声器でラ・クンパルシータ??そりゃ楽しいが、迷惑だろう(笑)しかし当時昭和22年頃にしてみれば、画期的な広告塔として人気を博し、売り上げも飛躍したらしい。市内各所に設けられ、最終的には騒音に反対する市民の空気銃発射により、廃止になったって。最初の拡声器は縄手通りらしいから、この時計台の辺り?かな?

さて、時計台の隣には、なにやら不気味な工作物?が。画面右の「縄手と蛙と題した」説明板には、明治12年に四柱神社が建立された当時、縄手通り商店街は参道として発展し、河鹿ガエルが沢山いた。しかし、いつの頃からか、川が汚れカエルは上流に追いやられ、商店街も活気を失った。昭和47年「カエル大明神」を祀り、水清く、活気のある通りにカエようと取り組みが始まったんだそうだ。左のかえる様の物が大明神かどうかは、わからない。しかしカエルの下の、雨風にさらされ、かすれてやっと読めた説明板によると、もともとは東京芸大の学園祭で使われたもの、とある。こんなところも、松本市民ってユーモラスで楽しいなあってkinoppyは思うんだよね。この説明板面白いから読める人は大きくして読んでみて、とても味のある文章だ。誰が書いたんだろう。


   

そろそろ四柱神社にお詣り、お詣り。左に四柱神社 右になわて通り商店街の看板 よはしら神社って読むんだね~。この神社の名前は、天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神、天照大神の4柱を祀ることに由来。願い事、縁結びの神として広く信仰されているんだって。松本唯一のパワースポットらしいよ。

   

ちょうどもみじの紅葉真っ盛りでとてもきれいだった。









では、ゆっくりお詣り。何をお祈りしたかって?それは、ヒ・ミ・ツ。



紅葉と一緒に



先程紹介した参道、縄手通り左側、先程の入口から入ってくるとここに出る。露店が発展したという昔ながらの商店街。大分人が増えたね。



右側 こちらからは山が見える。こちらの方が賑わってるかな?後で通ってみたら大分通りが広かった。



商店街のそば御幸橋のたもとにある「若がえりの水」ここにもかえる。



御幸橋を渡って、



橋の袂に景色の良さそうなレストランを発見。思った通り






お食事は2階でと案内された。



お店の前で、松本の人に美味しいと教えられた、ポークソテーにするか、ちょっと迷ったけれど、



やはり正解、オムライス。コーヒー、サラダ付きで1500円位だったかな?松本にはそば屋が多い。上手くてもまずくても大体1500円位する。お店選びは東京とほぼ同じだが、蕎麦の量が違う。倍はある。kinoppyには食べきれん。それに比べれば、おきな堂のオムライスは安くて美味しいと断定できる。本当。オススメ!



お店の雰囲気を撮りたいなとちょっと見渡したら、ちょうど後ろに和服のお嬢さんがいた。断って1枚撮らせてもらった。向かいの男の子が「僕はどうしたら?」と言うので、「下を向いてて下されば結構ですよ。」(写らないからという意味で)と言ったら、後で本当は自分も撮って良かったんです。みたいなことを言われて、アレマ?もっと早く言ってくだされば・・・。(笑)それにしてもペアで和装とは、さすが松本!!



お腹が満たされたら、中町を見学するよ。「昔はこんなにきれいじゃなかった」と、仕事仲間の一人が言ってた。松本も町の活性化にに力を注いだんだね。良いことだ。






面白い、看板。つい引き寄せられて、下のお魚が良いネ!






このお菓子屋にはひっきりなしにお客さんが来ていた。美味しいのかな?















アトランダムに載せてしまったけれど、中町通りはこんな感じ。白壁が美しい蔵の町のような通り。kinoppyは買物は何もせず。ほとんどの観光客がそうじゃない??果たして、町の活性化につながっているのか?確かに集客はできてるよね。でも、kinoppyは更に裏通りを歩くのが大好き。そしていつも迷子になる。



ちょっと入った通りにあるお寺、後方にある建物は何かな?



どこをどう通ったか覚えてないけれど、コレ、姫達磨だよね!姫達磨と言えば愛媛。なぜここに?お店がお休みで確認できず。

   

忘れる所だった、松本のマンホールは手毬。縄手商店街で見つけた、てまり。



ちょっとした路地裏の紅葉 裏通りには表通りより安くて、質の良いお店が沢山。お蔭でまた迷子に・・・。



こんなお店も見つけた。次回来たら是非行ってみよう。



夕暮れが迫って来た。四柱神社の夕暮れ時、滝がある。こちらから見ないとわからない。



縄手通り奥に見つけたステキなビル。



そろそろ松本駅まで戻らねば、大通りに出る。kinoppy好みの絵が飾ってある画廊、また今度。



そして浮世絵ミュージアムのアンテナショップ、浮世絵好きのお友達を思い出して寄ってみた。



写真OK、お好きなだけどうぞ、と言われたので、チョコット。Sさん見てる?







駅構内で手毬寿司800円なり、を購入。美味しかった!!終わりよければすべて良し・・とね。できれば今度は日が長い初秋までにまた来よう。美しい町松本、優しい町松本、皆さんも是非どうぞ。



晩秋の松本はいかがでしたか?お楽しみいただけたかな?kinoppyとしては是非松本の皆さんのユーモラスで温かい性格を感じて欲しいな、と思っているよ。本当は市立美術館や深志神社も紹介したかったんだけど、時間と編集の関係で、なかなか良い写真が撮れず投稿を断念した。特に松本市立美術館にある草間彌生さんの作品撮影には再チャレンジしたいと思っている。いつになるかな?お楽しみに。最後まで見てくれてどうも有難う、じゃ、みんな、またネ!

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
旅はゆっくり! (鬼城)
2018-12-23 07:54:58
四柱神社、始めて聞きました。狭い日本と言われますが、知らない場所が数多く在ることに気付きました。良いところですね・・・日本の原風景が残っています。残念ながら、我が宇和島は城のみとなっています。大事に保存したいですね。私も大好きな松本です。紹介ありがとうございました。余談ながら美味しそうなお弁当(笑い)
返信する
懐かしい松本 (kinoppy)
2018-12-23 11:47:45
鬼城さんへ
いつもながら早速のカキコ有難うございます。もう一度読み返してみると、あ~懐かしいな、と感じている自分に気づきました。1ヶ月ほど前のことですのに。おっしゃるように松本には日本の原風景が残されています。日本人の原点となる考え方や活動が現存しているからではないかと思います。今回は仕事の研修に乗っかって慌てて行きました。次回はもっと下調べをしてゆっくり訪ねたいと思います。そういえば、元東京に住んでいた方に巡り合うことができました。移住された方、大学時代に小平に住んでいた方等々。良いかも・・・。
返信する
信濃路 (happy)
2018-12-26 16:24:49
長野県は南信も北信も観るところ満載です。
写真のお寺の後ろの建物?ありましたが
松本城の近くですか?旧開智学校に似ておりました。松本城のチケットとペアでついているはずですが、明治時代のモダンな建物の学校が保存されており。北信の小布施には葛飾北斎の天井画が岩松院の天井に今なお色鮮やかに見ることが出来ます。その時代江戸から信濃に幾たびも来たようです。
返信する
信州 (kinoppy)
2019-01-06 16:15:17
happyさんへ
本当におっしゃる通り信州は良い所ですね。空気がきれい、よって景色が美しい。今までなんだか遠いと思っていましたが、中央線で行けばすぐなんですね~。お寺の後ろの建物は何かこのお寺の付属の建物のように思えます。中町通りの近くです。現在松本城のチケットとペアになっているのは、博物館でした。でも、時間がなくて寄れませんでした。残念。次回は長野、小布施にも行ってみたいです。ご返事遅くなり申し訳ありません。今年もよろしくお願いします。
返信する

コメントを投稿