先週の1−2に白根御池小屋のテント場で寝て、小太郎尾根分岐までピストンした。
連泊で申し込んだんだが初日の夕立で夜の寒さに寝られず、翌日の雨が確実なので早々に下山とした。
下界の暑さが半端なかったし御池小屋なら寒さも然程でなかろうと油断した。
あまりの寒さにザックの中に足を突っ込んで寝たが、どうやら殆ど寝られなかったみたいだ。
樹林帯の登りは日光を遮断してくれて良かったんだが、道が昔よりは梯子が増えていたし結構辛かった。
そんなわけで巻き道のキタダケソウなど見れる筈も無く、途中で遭ったオバサンによると旬は1週間前だったみたいとの事だった。
それでも草滑りの花は前回同様に咲いていたし、初日の登りの途中でミヤマハナシノブも見たしまあまだったな。
それにしてもこの天気の悪いのには呆れてしまうな。
梅雨が明けたと言っても肝心の旭川の天気が全く好転しない。
下手したら八月に行く事になるかもだ。
出会った花
ゴゼンタチバナ
ミヤマハナシノブの四弁のがあったぞ
これで二俣まで行く必要がなくなりラッキー
分岐手前にミネザクラ
小太郎尾根分岐までは色んな花が咲いていたが、ガスの中でちょっとでも見えないかと期待した甲斐駒は全く駄目だった。
花畑の先に広河原の小屋が見えてるが、ゲートの横にある建物みたいだ
見たかったハクサンイチゲ
キバナノコマノツメはめちゃ可愛い
コイワカガミ
シナノキンバイ
ミヤマキンポウゲ
サンリンソウらしいが三輪でもないんだが
小屋から分岐まではミヤマキンポウゲとサンリンソウが大勢力を誇っていた。
八本歯のコル近くまで雪が残ってるから下りは避けた方が無難
奥は薬師岳かな?
広河原近くのさすが北岳と思わせる登山道
1日は編笠山から甲斐駒、仙丈ヶ岳はよく見えていたのですが、北岳は殆ど雲の中で一寸の間覗く程度でした。
今ごろ大雪男さんはテントでゆっくりだろうと想像していたのですが、夕方から雨で寒かったのですね。
八ツは1日の夜に雨、雷がありましたが、早朝にはすっかり上がっていました。ただ南アはやはり雲の中。
快晴も権現岳までで、その後の赤岳の南壁の急登ではお土砂降りにあい大変でした。
今年は変な夏で梅雨明けといっても天候が安定しないようです。
北海道も梅雨本番みたに不順で大雪歩きも半ば諦めの心境です。
おまけに新型コロナが大爆発しそうですし。
どうなりますやら。