呑んベエSTING

ロック、やきとん、丼、ERをこよなく愛するオヤジのたわ言

金婚式記念

2010-05-26 22:36:58 | ランチ
朝からザーザー雨の日曜日。

自分の両親が結婚して50年目ということで、
お祝いに鎌倉の隠れ家的日本料理店「米倉」にご招待。

しかし、
如何せん「雨男」が企画した食事会なもんで、、、、


しっかり雨です。


「米倉」は鎌倉宮(大塔宮)の奥、
「花の寺」瑞泉寺の手前の路地奥にひっそりとあります。

鎌倉でも本当に奥の奥で、
あまり人影もありません。

昼夜とも2組しか予約を取らない店なので、
1ヶ月前に予約が取れたのはラッキーだったかも。

雨だったけど・・・

でも、
雨の鎌倉も風情があって良かったですがね。

野鳥の鳴き声と、雨に濡れた竹林がいい感じで・・・。

「米倉」は、
料理のすべてを手がける若いご主人と、
二人の若者の3人で仕切る店。

飾らない、質素な店で好感が持てました。

料理を持ってきてくれるお兄さんが、
都度料理の品を説明してくれるのだが、
声が小さいもんで耳の悪い自分には聞き取りづらかった。

以下、半分は当てずっぽうのお品書きです。


先付け
青豆の豆腐を葛で合わせて、エビとウニとウズラがのってた。
やや塩気が強かったかな。


「金婚式のサービスです」と出してくれた、
パリッと塩焼きした鯛の身で赤飯を包んだ逸品。
鯛の皮が香ばしく焼けていて、赤飯はホクホクで
旨かったなぁ。


八寸
工夫を凝らした料理が皿にたくさん。
サザエのエスカルゴ、虹鱒の手毬寿司、じゅんさい、水ナス、野草のてんぷら、ワラサの卵黄焼き、など。


椀もの
とってもコシのある豆腐の上にひらめの身がドンと乗ったお吸い物。
いい塩梅。

いい加減日本酒でいい気分になって、この辺から写真も撮り忘れ、適当に。


お造り
白身魚が中心。
金目鯛と眞子カレイとすずきと生たこ、だったかな。
変にマグロなんかが入って無いところが、良かったかな。

かみさんや娘はこの辺でお腹がいっぱいになってギブアップ気味。
刺身がこちらにまわってくる。

父は呑みだすと喰わない人で、
料理がどんどん溜まってくる。


ホタテとエビが酒盗に漬けてあって、
それを焼き石で焼いて喰います。
なかなかの珍味でしたわ。

なにか1品あって(写ってないし、思い出せない)、


牛肉と焼き豆腐とアスパラの焚き合わせ
魚ばかりだったので牛肉は嬉しかった。
牛肉は脂の少ない部位で軟らかくって旨かった。


締めは
ご主人手打ちのそば。
苦しいと言っていたみんなもスルスルと平らげる。
いいそばでした。

デザートは(完全に撮り忘れました)
なんだったかなぁ。。。。。
ゴマとゴボウと何かのムースで、、、、、
思い出せない。

1人5,000円のお料理でしたが、
値段以上の価値はあったと思います。

が、
両親もそうですが、
かみさんも歳を取ったせいか、そんなに量をいただけない。
松花堂弁当のようなもので昼は十分なのかも。



食後、
鎌倉駅で両親と別れて、
鶴岡八幡宮へ。

台風で倒壊したあと、
専門家の絶望論も物ともせずに見事復活したという
大イチョウの木(別名、公暁の隠れイチョウ)を見るのが目的。


凄い!
元々あった場所のすぐ横に立てられた大イチョウの木は、
新しい葉を随所につけて元気そうだ。

パワーをもらえそうだね。


元々大イチョウがあった場所からも葉が無数に出ていた。


なんか「もののけ姫」を思い出しちゃったな。

自然の生命力は凄いや。