光りの「カナタニ」行くぞ!

日本の政治・経済・国防につてい情報発信します!
アジア情勢について情報発信します!
よろしく

「本を読んで初めて、ほかの惑星に行くことを考えた」イーロン・マスク 多くの事業を成功させてきた名経営者たちが心揺さぶられた「読書」や「詩」 2024.10.21

2024年10月22日 05時27分55秒 | 日記

「本を読んで初めて、ほかの惑星に行くことを考えた」イーロン・マスク 多くの事業を成功させてきた名経営者たちが心揺さぶられた「読書」や「詩」

<picture>「本を読んで初めて、ほかの惑星に行くことを考えた」イーロン・マスク 多くの事業を成功させてきた名経営者たちが心揺さぶられた「読書」や「詩」</picture>

 

AIやITがもてはやされる現代だが、機械に頼り過ぎて、じっくりと精神性や人格を磨く、という機会を無自覚に手放している人も多いだろう。

 

本誌11月号の「静寂の中で『真実』を求める 著者と『同通』する読書術」では、本をじっくりと読んでいるうちに、その著者の心境と同通し、"対話"が始まり、「霊的な導き」を得る時間となることを紹介した。

 

その意味では、限られた時間の中で、いかに悪書を遠ざけ、良書を手にするか否か、ということは、その人の人生を大きく左右すると言える。

 

今回、本欄では、現代の経営者を例にとり、異なる角度から読書の意義を見直してみたい。

 

 

イーロン・マスクは「本を読んで初めて、ほかの惑星に行くことを考えた」

スペースX社で民間企業によるロケット打ち上げに成功し、テスラで電気自動車を一新したアメリカの世界的富豪のイーロン・マスクは「火星に人類を送る」という壮大な夢を描いている。

 

公認伝記『イーロン・マスク』(ウォルター・アイザックソン著)によると、イーロンがロケット開発への使命感を抱いたきっかけは、少年時代の読書にあったという(以下の引用は同書)。

 

10代の頃のイーロンは本が大好きで、父親の百科事典を2セットも通読していた。そうした中で、父の部屋で見つけた本に、将来に為される発明の一つとして、ガスではなく粒子を噴射する「イオンエンジン」のロケットが紹介されているのを見た。

 

後年、イーロンはこの時の想い出を、「あの本を読んで初めて、ほかの惑星に行くことを考えました」と語っている。

 

その後、「宇宙はなぜ存在するのか」「人生にどういう意味があるのか」という疑問に頭を悩ませたが、教会の日曜学校の牧師の説明では納得ができない。また、科学は、「宇宙はどのようにあるのか」を説明するだけで、「なぜ」という疑問には答えられないことを知った。

 

 

少年時代、午後から夜まで9時間ぶっ通しで読書をしていた

少年時代のイーロンは、「午後から夜まで9時間ぶっ通しで読み続け」たり、友達の家の本棚に張り付いて本を探したり、街中の書店に入り浸って知識を集めたり、さまざまな疑問や悩みを読書によって解決しようとしていた。

 

当初読んでいたのは、ニーチェやハイデッガー、ショーペンハウエルなどの実存主義哲学だった。しかし、疑問は何ら解決せず、心がかき乱され、「分からない」という絶望感が募るばかり。「これはダメだ」と気づき、大好きなSFの世界に目を転じることにした。

 

そして、ロバート・ハインラインやアイザック・アシモフなどの作品を読み、壮大な宇宙の世界に想いを馳せる中で、人類が未来に待ち受ける危機を予感する。


中国型な監視社会となった近未来日本の中で、自由を求めてもがく高校生たちを描いた青春映画「HAPPYEND」(ハッピーエンド)【高間智生氏寄稿】 2024.10.20

2024年10月21日 05時21分04秒 | 日記

中国型な監視社会となった近未来日本の中で、自由を求めてもがく高校生たちを描いた青春映画「HAPPYEND」(ハッピーエンド)【高間智生氏寄稿】

<picture>中国型な監視社会となった近未来日本の中で、自由を求めてもがく高校生たちを描いた青春映画「HAPPYEND」(ハッピーエンド)【高間智生氏寄稿】</picture>

 

 

全国公開中

 

 

《本記事のポイント》

  • 常に監視され、違反行為が減点対象となる近未来
  • 失う前に気づくべき「自由の価値」
  • 自由の根源にある宗教と信仰

 

 

本作は、監視されることが当たり前になりつつある近未来社会の中で、急速に失われていく自由の価値と尊さに気づいた高校生たちを描いた青春映画だ。気ままに生きていた高校生たちが、空気のように溢れていた自由の、かけがえのない尊さに目覚めていく様子がみずみずしく描かれていて、特に10代にはオススメである。

 

ユウタとコウは幼馴染で大親友。いつもの仲間たちと音楽や悪ふざけに興じる日々を過ごしている。高校卒業間近のある晩、こっそり忍び込んだ学校で2人はとんでもないいたずらを仕掛ける。

 

翌日いたずらを発見した校長(佐野史郎が熱演)は激昂し、学校に四六時中生徒を監視するAIシステムを導入する騒ぎにまで発展。この出来事をきっかけに、コウは、それまで蓄積していた、自身のアイデンティティと社会に対する違和感について深く考えるようになる。その一方で、今までと変わらず仲間と楽しいことだけをしていたいユウタ。2人の関係は次第にぎくしゃくしはじめ……。

 

 

常に監視され、違反行為が減点対象となる近未来

特に映画では言及されていないが、劇中に描かれた監視システムは極めて中国的なものだ。

 

主人公たちの高校に導入された監視カメラは、AIによって校則違反がモニターされ、減点がカウントされていく仕組みになっている。そして一定の点数に達すると、罰則として掃除などの奉仕活動が課されるようになっているのだ。

 

これは現在、中国において、共産党政府が全国民の社会的信用をスコア化してランク付けを行い、ランクに応じてメリットやデメリットの付与を行っている社会信用システムそのものである。共産党政府が決めた一律の価値観によってランク付けされ、評価が低くなると、ローンが組めなくなったり、ホテル宿泊が拒否されたりするなど、様々なデメリットを被る仕組みである。

 

ジョージ・オーウェルのディストピア小説『1984』に描かれた、常に監視され続けている管理社会を彷彿とさせるが、一律の価値観によって方向付けされる姿は、まさに飼い慣らされた"動物人間"そのものである。

 

こうした中国の「AI全体主義」について、幸福の科学大川隆法総裁は『メシアの法』で次のように指摘している。

 

マスクをしていない人とかだったら、ドローンで顔を認識されます。ドローンに写真を撮られたら、それで逮捕がそのあとに来るわけです。そして、どこかの収容所に連れていかれたら、家族もその人がどうなったかは分かりません。こんなことが起きるわけです。これは、"一定のレベル"を超えている可能性が高いと思います。人権侵害になる可能性は高いでしょう

 

映画では、顔認証システムを使って、警察が本人特定を一瞬で行う様子や、国民一人ひとりに背番号が割振られている様子なども描かれている。

 

中国の属国と化し、強圧的監視社会になり果てた日本──。それは、決してありえない話ではない。そうならないためにも、監視社会の入り口になり得るマイナンバーカードや、街に溢れた監視カメラのプライバシー侵害の可能性などのデメリットについては、よく知っておく必要があるだろう。

 

 

失う前に気づくべき「自由の価値」

映画では、学校に導入された監視カメラシステムが、自分たちの自由を奪い、人間としての尊厳を失わせるものであることに気づいた生徒たちが、導入を決めた校長に直談判をするところがクライマックスになっている。

 

中でも自分の退学処分と引き換えにして、学校の監視カメラ撤廃を実現させるユウタの姿には、自由の価値に目覚めた人間の颯爽とした清々しさが感じられる。

 

自由が成立する条件について、大川隆法総裁は『自由・民主・信仰の世界』の「まえがき」で次のように指摘している。

 

『自由』が真に成立するためには、『チャンスの平等』と『公正な処遇』『成功せし者の騎士道的責任感』が伴う。人の幸福のためには、刑務所の中の劣悪な平等よりも、意志と力で未来を切り拓いていけるチャンスの平等的自由が必要である

 

統治者が決めた一方的なルールの中で生きることに飼い慣らされないためにも、自由の領域が徐々に狭められていくことに対して、気づいた者が声を上げる事はとても大切だ。そのためにも、独立自尊の精神を持って、自分の意志の力で人生を切り拓いていくことは、これからの時代、何よりも大切なものだろう。

 

 

自由の根源にある宗教と信仰

映画のラストでは、かけがえのない青春のひとときを共に過ごしてきた高校生たちが、それぞれの道を歩んでいく姿が哀惜をこめて描かれている。こうした青春の一コマも、自由という価値がこの社会で共有されているからこそ実現するものだ。

 

そして、その自由とは、欧米社会において、プロテスタントの信仰者たちが迫害の中にあって信教の自由を守り抜いたことにより、社会的価値として定着したものであることは、決して忘れてはならないだろう。

 

人々が神仏の子であると考える『信仰』こそ、基本的人権が成立する基礎である」(『自由・民主・信仰の世界』より)

 

中国的な強圧的監視社会と同じような国に日本が劣化していかないようにするためにも、自由の根源にある宗教と信仰の価値が改めて認識されなくてはならない。そして、「神仏の子」としての自覚が、未来社会の価値基盤として、しっかりと確立されなければならないことは言うまでもない。

 

迫りくる監視社会の息苦しさを描いたこの青春映画は、将来ある日本の若者たちが、自由というかけがえのない価値を守るために、今、何をなすべきかを考えるヒントにもなるのではないだろうか。

 

『HAPPYEND』

【公開日】
全国公開中
【スタッフ】
監督:空音央
【キャスト】
出演:佐野史郎 ほか
【配給等】
配給:ビターズ・エンド
【その他】
2024年製作 | 113分 | 日本・アメリカ合作

公式サイト https://www.bitters.co.jp/HAPPYEND/

 

 

【関連書籍】

 

メシアの法

『メシアの法』

大川隆法著 幸福の科学出版

幸福の科学出版にて購入

Amazonにて購入

 

 

自由・民主・信仰の世界

『自由・民主・信仰の世界』

大川隆法著 幸福の科学出版

幸福の科学出版にて購入

Amazonにて購入

 

 

【高間智生氏寄稿】映画レビュー

過去記事一覧はこちら


「共和党支持者が民主党を上回った」とWSJ報道 再選狙うトランプ氏にとっては大きな追い風

2024年10月20日 05時29分34秒 | 日記

「共和党支持者が民主党を上回った」とWSJ報道 再選狙うトランプ氏にとっては大きな追い風

<picture>「共和党支持者が民主党を上回った」とWSJ報道 再選狙うトランプ氏にとっては大きな追い風</picture>

 
画像:miss.cabul / Shutterstock.com

《ニュース》

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が、「アメリカで共和党支持者を自認する有権者が民主党支持者を上回った。共和党が30年以上ぶりに政党帰属意識で安定的優位に立ったことが伺える」と報じています(11日付電子版)。

 

《詳細》

米NBCニュースが今年実施した世論調査を総合すると、有権者のうち42%が共和党、40%が民主党に帰属意識を持っていると答え、共和党が2%リードしているという結果になりました。

 

WSJの取材に対し、NBCニュースの世論調査に関わる共和党系の専門家は、「(この動向は)見落とされている2024年のゲームチェンジャーだ」「選挙の結果がどうなるかは分からないが、政党帰属意識が実質的に同等で、わずかでも共和党に傾いていそうなら、共和党がいい結果を出す可能性が高い」と答えています。

 

また、米世論調査会社ギャラップの7~9月の調査でも、共和党支持を自認する有権者が民主党支持を3ポイント上回っていました。大統領選前の7~9月という重要な時期に、共和党が優勢だったのは、同社の調査では1992年以降初めてだといいます。

 

ギャラップの世論調査シニアエディターは、WSJの取材に対し、共和党支持の増加は今年の選挙で共和党が優位に立っていると言える要因の一つであり、最も難しい課題である経済と移民の問題でも、共和党の方がうまく対処できると、有権者は見ていると述べています。


建築物、一帯一路、香港、そして絶望する若者たち──習近平政権の数々の「未完成」プロジェクト【澁谷司──中国包囲網の現在地】 2024.10.19

2024年10月20日 05時27分22秒 | 日記

建築物、一帯一路、香港、そして絶望する若者たち──習近平政権の数々の「未完成」プロジェクト【澁谷司──中国包囲網の現在地】

<picture>建築物、一帯一路、香港、そして絶望する若者たち──習近平政権の数々の「未完成」プロジェクト【澁谷司──中国包囲網の現在地】</picture>

 

 

澁谷 司

 

アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師

澁谷 司

(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~05年夏にかけて台湾の明道管理学院(現・明道大学)で教鞭をとる。11年4月~14年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。20年3月まで、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。

 

英エコノミスト誌によれば、中国は現在、信用収縮の真っただ中にあり、経済危機が新たなピークを迎えているという(*1)。

 

例えば、今年上半期に中国から引き揚げられた「外国直接投資」は、過去最高の148億米ドル(約2兆900億円)に達した。また、中国では不動産など高額な物件を購入したにもかかわらず、一向に現物が完成しない「未完成物件」により、生活苦にあえぐ家庭が3000万世帯あるという。

 

「未完成プロジェクト」という言葉が、中国経済の、いや10年以上続く習近平政権を象徴するものとして今、流行している。読んで字の如く、さまざまなレベルの政策や構想が掛け声倒れで暗礁に乗り上げている状況を指す。

(*1)2024年9月9日付『中国瞭望』

 

 

建築物、一帯一路、香港、そして若者たち


敗北するウクライナの"勝利計画"の中身のなさに、冷めた声が相次ぐ サプライズのない「願望リスト」が苦境を際立たせる 2024.10.18

2024年10月19日 05時27分55秒 | 日記

敗北するウクライナの"勝利計画"の中身のなさに、冷めた声が相次ぐ サプライズのない「願望リスト」が苦境を際立たせる

<picture>敗北するウクライナの"勝利計画"の中身のなさに、冷めた声が相次ぐ サプライズのない「願望リスト」が苦境を際立たせる</picture>

 
画像:paparazzza / Shutterstock.com

《ニュース》

ウクライナのゼレンスキー大統領が16日に発表した「勝利計画」に冷淡な評価が相次ぎ、ウクライナの苦境ぶりを露骨に示しました。

 

《詳細》

ウクライナ議会で演説したゼレンスキー氏は、「戦争を終わらせるために国家に十分な強さをつけるためのものだ」と述べ、5項目からなる勝利計画を初めて公表しました。

 

主な内容は、(1)集団防衛の規定がある北大西洋条約機構(NATO)加盟に向けた無条件での招待、(2)ロシア領内への攻撃を続行、欧州の隣国によるロシアのミサイルなどを迎撃、米欧が供与する長射程兵器の使用制限の撤廃、(3)「核によらない抑止力」として、通常戦力による「包括的な抑止力」をウクライナ国内に展開、(4)ウクライナ国内の天然資源の開発に米欧などを関与させる、(5)ウクライナ軍が欧州に駐留する米軍の一部を代替する、というものです(公表できない付属文書もある)。

 

ゼレンスキー氏は、直ちに計画に着手すれば、遅くとも来年には戦争を終結させられる可能性があると述べ、あくまで「可能性」に言及するのにとどめました。

 

一方で、ウクライナ支援が不十分であることへの不満もぶちまけました。アメリカがイランのミサイルを迎撃するためにイスラエルに防空部隊を派遣したのに、ウクライナはなされていないと発言。これに対しバイデン米政権の当局者は、ウクライナで同じことをすれば、ロシアとの核戦争に発展しかねないと、16日付米ニュースサイト「ポリティコ」の取材で指摘しています。

 

日本のメディアは勝利計画についてできるだけ好意的に伝えようとしていますが、米欧では突き放した見方が続出しています。米紙ニューヨーク・タイムズもワシントン・ポストも、計画の内容にサプライズがなかったため、いずれも「西側諸国からの反応は冷淡だった」と報じました。

 

独ビルド紙のジュリアン・ロプケ記者は、「私が言葉を失ったのは、彼がこれらの点を提示しているということではなく、それらはすべて、西側の"パートナー"により、すでに実行が拒否されているということだ」とXに投稿し、一刀両断しています。

 

むしろ、「中身のない計画は停戦への準備行動ではないか」といぶかしむ声すら上がっています。元BBC記者のレオニード・ラゴジン氏は、「ゼレンスキーの勝利計画は、まったく非現実的なプランというか、西側の同盟国に対する最後通牒であり、恐らく、和平交渉と非常な痛みが伴う妥協の必然性を社会に備えさせるためにつくられたものだろう」とX上で論評しました。

 

9月にゼレンスキー氏から勝利計画の説明を受けたトランプ氏は、今月17日に公開されたポッドキャスト番組のインタビューで、「ゼレンスキー氏はロシアとの戦争を始めさせるべきではなかった。この戦争は負け戦だ」「自分が大統領だったら、あの戦争は決して起こらなかった」などと述べています。


補助金で配備された公立高校向けタブレット端末の3分の1が使用されず かけ声先行な上、方向も誤っている無駄な支出が多すぎる 2024.10.18

2024年10月19日 05時26分47秒 | 日記

補助金で配備された公立高校向けタブレット端末の3分の1が使用されず かけ声先行な上、方向も誤っている無駄な支出が多すぎる

<picture>補助金で配備された公立高校向けタブレット端末の3分の1が使用されず かけ声先行な上、方向も誤っている無駄な支出が多すぎる</picture>

 

《ニュース》

国の補助金を使って全国の公立高校に配備された9万5000台あまりのタブレット端末などのうち、およそ3分の1が使用されていないことが、会計検査院の調査で判明しました。

 

《詳細》

文部科学省は2019年度から、全国の児童・生徒に1人1台のデジタル端末と高速ネットワークを整備する「GIGAスクール構想」の取り組みを進めています。

 

その一環として、全国の小中学校に約3000億円の予算を投じてタブレット端末などおよそ900万台を配備。公立高校についても、奨学給付金の受給世帯などの低所得世帯の高校生に貸与するため、1台あたり最大4万5000円を補助しています。

 

そうした中、会計検査院がこのほど、道府県や市町村など38の自治体が約38億円の補助金を使って購入した9万5600台について、今年4月末までの貸与状況を調査。その結果、34%にあたる約3万2800台、補助金に換算して約12億7000万円分が一度も使用されていなかったことが判明しました。

 

貸与台数が50%に満たない自治体が14あり、うち8の自治体は25%未満でした。最も低かった静岡県内の自治体は、「ほかの財源でもっと性能のよい端末を購入してしまった」としています。

 

主な要因として、新型コロナの影響による低所得世帯の増加が想定を下回ったことなどが挙げられています。

 

文科省は、「(会計検査院の)指摘を踏まえて、生徒が所有する端末が故障した際の代替機として活用したり、指導者用の端末にしたりするといった活用策を検討して周知したい」としています。


FOXによるハリス氏インタビューが「大惨事だった」と話題 支持率伸び悩みへの焦りから出演も、逆に支持を失うことに 2024.10.17

2024年10月18日 05時23分07秒 | 日記

FOXによるハリス氏インタビューが「大惨事だった」と話題 支持率伸び悩みへの焦りから出演も、逆に支持を失うことに

<picture>FOXによるハリス氏インタビューが「大惨事だった」と話題 支持率伸び悩みへの焦りから出演も、逆に支持を失うことに</picture>

 
画像はFOXニュースのホームページより。

《ニュース》

米民主党の大統領候補であるカマラ・ハリス氏が16日、保守系のFOXニュースの単独インタビューに初めて応じましたが、保守派などから「大惨事だった」と酷評されています。

 

《詳細》

インタビューを行ったのは、FOXニュースのチーフ政治アンカーであるブレット・ベイヤー氏です。ベイヤー氏は"トランプ氏のファン"ではありませんが、今回のインタビューでは、ハリス氏に厳しい質問を畳みかけました。

 

インタビューの冒頭、ベイヤー氏は、バイデン政権で移民政策を担当してきたハリス氏に対し、「バイデン政権によって、何人の不法移民が国内に釈放されたか」と繰り返し尋ねました。ハリス氏は明確な数字を答えず、「要点は、私たちの移民制度は壊れていて、修復する必要があるということです」とはぐらかしました。

 

またベイヤー氏は、米国家安全保障省が600万人の不法移民が国内に釈放されたと推定していることを挙げ、バイデン政権がトランプ政権のメキシコ残留政策などを撤回する決定を下したこと、そしてその決定が凶悪犯罪者の釈放とどう関係しているのか、不法移民の手によって子供を失ったと議会で証言した母親がいることなどについて追及しました(※メキシコ残留政策とは、亡命を希望する移民を米移民裁判所の審理結果が出るまでメキシコで待機させるプログラムのこと。後にバイデン政権はメキシコ残留政策を再開した)。

 

ハリス氏は、トランプ氏が共和党に議会超党派グループがまとめた移民対策法案を拒否するよう求めたために、同法案が廃案になったことに触れ、「トランプ氏が問題を解決するよりも、問題を残したまま選挙戦を戦うことを望んだからだ」と指摘。しかし、バイデン政権の不法移民対策のまずさについて、責任を取ろうとする姿勢は示しませんでした。

 

またハリス氏が過去に、トランスジェンダーの受刑者に対する性別適合手術を税金で支援する姿勢を示したことが話題に上がり、今でも支持するかについて問われると、ハリス氏はトランプ氏に話題を移しました。「私は法律に従います。ドナルド・トランプが実際に従った法律です」と述べ、トランプ政権下でも連邦刑務局が収監されている人々に性別適合手術を行っていたと釈明しました。

 

ハリス氏とバイデン氏の違いを問われると、ハリス氏はバイデン政権について自分が変えたいと思うことは何も挙げないまま、「私の政権は、バイデン大統領の政権の継続にはなりません」「私は新世代の指導者を代表しています」と言い、バイデン氏とどんな違いがあるのかについては明らかにしませんでした。

 

さらにベイヤー氏が、バイデン・ハリス政権が発足して3年半が経った今、米国民の79%が「国が間違った方向に進んでいる」と答えているのはなぜかと質問し、「新たなページをめくるなら、あなたは3年半も(副大統領の)役職に就いている」と指摘しました(※「新たなページをめくる」はハリス氏の選挙スローガン)。それに対し、ハリス氏は「そしてドナルド・トランプはそれ以来、選挙活動をしてきました」とトランプ氏のせいにする返答をし、ベイヤー氏は「しかし、あなたは役職に就いていた人物です」と返していました。

 

トランプ陣営の広報担当者キャロライン・リービット氏は、インタビュー放送後に声明を発表し、このインタビューは「大惨事」であり、「(ハリス氏は)答えがないため、1つの質問にもはっきりと答えられなかった。カマラの選挙運動は、すべてトランプ大統領に関する嘘に基づいている。カマラはFOXニュースとのインタビューのプレッシャーに耐えられない。米国大統領であることのプレッシャーに耐えられないのは当然だ」と述べました。


中国が台湾包囲した軍事演習を実施 国防強化や日台関係強化を本気で訴えているのは幸福実現党だけ 2024.10.16

2024年10月17日 05時25分27秒 | 日記

中国が台湾包囲した軍事演習を実施 国防強化や日台関係強化を本気で訴えているのは幸福実現党だけ

<picture>中国が台湾包囲した軍事演習を実施 国防強化や日台関係強化を本気で訴えているのは幸福実現党だけ</picture>

 

《ニュース》

中国軍は14日、台湾を包囲する軍事演習を実施しました。台湾の頼清徳総統が10日の建国記念日に行った演説に対する対抗措置と見られています。

 

《詳細》

今回の演習は「連合利剣-2024B」と称され、今年5月に頼氏が総統に就任した直後の演習「連合利剣-2024A」に続く、第二弾として位置づけられています。台湾の北側と南側で同時に主要港を封鎖し、海や陸の目標を攻撃する想定で実施されました。

 

台湾国防部は、14日の早朝から夕方まで行われた演習で、台湾周辺の空域で過去最高となる中国軍機延べ125機の活動が確認されたと発表。うち90機が台湾海峡の中間線(事実上の中台境界線)を越えるなどしたといい、台湾東部の海域に展開した中国海軍の空母「遼寧」から、戦闘機が離陸したことも確認されたとのことです。

 

背景には、頼総統が10日に、「建国記念日」と位置づける「双十節」の式典で「中華人民共和国は台湾を代表する権利はない。私の使命は国家の主権を堅持し、侵犯や併合を許さないことだ」などと述べ、中国が反発したことがあります。

 

中国側は「主権を守り、国家統一を守る正当で必要な行動だ」とし、「台湾問題が完全に解決されるまで、『台湾独立』の挑発が行われるたびに人民解放軍の行動は強化される」と表明しています。

 

頼総統はフェイスブックで、「地域の平和と安定の現状を破壊するものだ」「外部の脅威に対し、民主的で自由な憲政体制を防衛し、国家の安全を守る」と述べています。


中国、中長期宇宙計画に「地球外生命体の探索」を明記 本格化する米中"宇宙陣取り合戦" 2024.10.16

2024年10月17日 05時24分17秒 | 日記

中国、中長期宇宙計画に「地球外生命体の探索」を明記 本格化する米中"宇宙陣取り合戦"

<picture>中国、中長期宇宙計画に「地球外生命体の探索」を明記 本格化する米中"宇宙陣取り合戦"</picture>

 

《ニュース》

中国当局が15日、初の宇宙分野における中長期発展計画を発表しました。そこに「地球外生命体の探索」と明記されていることが、話題になっています。

 

《詳細》

中国科学院、中国国家航天局、中国有人宇宙飛行工程弁公室が共同で、「国家航天科学中長期発展計画(2024~2050年)」を発表しました。

 

同計画は、中国共産党が定めた「精神」を実行に移すため、中国の宇宙開発を「指導する基礎」として、2年以上の期間をかけて策定されたといいます。2050年までに「世界的な宇宙科学大国」を目指すべく、さまざまな分野の発展目標を概説したもので、なかには「地球外生命体の探索」を行うとの記述も含まれていました。

 

計画では他にも「暗黒物質や極限宇宙」「重力と時空」「ブラックホール」「太陽地球系における天体間の相互作用」など、多岐にわたる研究対象に言及しています。


中国当局が在日中国人の民主化活動を「親族からの電話」などで脅している実態を人権団体が報告 日本国内の中国スパイ網による人権弾圧を見過ごすな 2024.10.15

2024年10月16日 05時27分11秒 | 日記

中国当局が在日中国人の民主化活動を「親族からの電話」などで脅している実態を人権団体が報告 日本国内の中国スパイ網による人権弾圧を見過ごすな

<picture>中国当局が在日中国人の民主化活動を「親族からの電話」などで脅している実態を人権団体が報告 日本国内の中国スパイ網による人権弾圧を見過ごすな</picture>

 
画像: Farknot Architect / Shutterstock.com

《ニュース》

人権団体のヒューマン・ライツ・ウォッチがこのほど、在日中国人が当局から受けた圧力や嫌がらせについての証言を報告しました。中国政府を批判する活動を行っている場合に、当局が親族を経由して警告するなどの実態が明らかになっています。

 

《詳細》

同団体は、日本在住の中国人25人に、中国当局から受けた圧力について聞き取り調査を行いました。この報告によれば、当局は反政府デモや政治的な行事に参加させないための圧力をかけたり、他の在日中国人に関する情報提供を求めてきたといいます。

 

証言した多くの在日中国人は、中国の警察が、中国在住の親族に連絡し、日本での政治活動を止めるよう圧力をかけてきたと証言。ある親族は現地警察から、「(在日中国人が)今後デモに参加しない」と宣言する文書に署名するよう要求されましたが、「一度サインしたらどんなことになるか分からないので、サインしなかった」といいます。

 

また、あるウイグル出身者の親族は突然、ウイグルに帰るよう促してきたと言います。断っていたところ、警察が電話に出て、「親族の言うことを聞いてさっさと帰ってこい。さもないと家族がどうなっても知らないぞ」と脅してきたといいます。

 

他にも、2022年に中国国内で、中国共産党政権のゼロコロナ政策を批判して白い紙を掲げて抵抗した「白紙革命」が起きた際、在日中国人が東京都内で同様の活動を企画していたところ、中国大使館が止めるよう連絡してきたといいます。中国大使館はこの在日中国人が通っていた日本語学校にも連絡していました。在日中国人は中国人講師から「活動を止めるか、退学すべき」と迫られ、退学を選んでいます。

 

こうした報告を受け、ヒューマン・ライツ・ウォッチは「日本政府は中国出身の人々に対する中国政府の監視や脅迫をやめるよう求めるベき」と提言しています。


トランプで激変する世界と日本! - Part 1 ウクライナ戦争が変わる!

2024年10月15日 05時31分11秒 | 日記

トランプで激変する世界と日本! - Part 1 ウクライナ戦争が変わる!

<picture>トランプで激変する世界と日本! - Part 1 ウクライナ戦争が変わる!</picture>

 
写真:AP/アフロ

2024年11月号記事

 

トランプで激変する世界と日本!

 

トランプ氏は「気まぐれや思いつき」「予測不可能な言動」などと評されてきたが、冷静に分析すると、相当な「戦略家」であることが分かるだろう。

 


contents

<picture><source srcset="https://media.the-liberty.com/images/20240926/4a7fca28-0708-455d-9347-.width-640.format-webp-lossless.webp" type="image/webp" /><source srcset="https://media.the-liberty.com/images/20240926/4a7fca28-0708-455d-9347-ca61298e736f.width-640.jpg" type="image/png" /></picture>

トランプで激変する世界と日本! - Part 1 ウクライナ戦争が変わる!

 


 

2021年1月、トランプ氏が米大統領職から退く直前に起きた議事堂襲撃事件。

民主党やマスコミなどはこの事件を機に、トランプ氏の社会的抹殺を図り、ツイッター(現・X)は氏のアカウントを凍結するなどして、"永遠"に葬ったはずだった……。

 

トランプは死せず

しかしトランプ氏は、強力な抵抗勢力を前に不死鳥のごとく蘇り、再選が確実視されつつある。同氏の守護霊は前出の事件の直後に、力強くこう宣言していた。

トランプは死せず。永遠のトランプ。トランプ復活。フェニックスのように、キリストのように、再び復活する。うん、確実に復活する。その日が来る。そう私は信じていますから」(*1)

これを受けて大川隆法・幸福の科学総裁も、「『トランプは死せずの声が、年内にも高まってくることだろう」と述べ、トランプ再登板を予期していた。

そしてトランプ氏はその言葉通り、再び共和党の大統領候補に選出される。その人気は、7月の演説中に起きた銃の弾丸を間一髪で避けるという奇跡の生還で最高潮に達し、「神が選挙から降りろと言えば降りる」と豪語していたバイデン氏をノックアウト。慌てた民主党は、ハリス副大統領を代役に指名した。

米大統領の認識力によって、「世界の地図」は大きく変わる(*2)。トランプ氏が再選した場合、世界情勢が激変するのは間違いないだろう。

では、トランプ氏はどんなリーダーシップを発揮するのか。そして、同盟国である日本の新しい総理大臣は、その備えができているだろうか。

(*1)『トランプは死せず
(*2)『国際政治を見る眼
※文中や注の特に断りのない『 』は、いずれも大川隆法著、幸福の科学出版刊。

 

次ページからのポイント(有料記事)

Part 1 ウクライナ戦争を停戦させ、ロシア関係の修復に動く

ロシア敵視をやめ中国を追い込む


病気で権力弱体化が噂される習近平主席、反対派に報復し巻き返しを図る【澁谷司──中国包囲網の現在地】 2024.10.14

2024年10月15日 05時27分06秒 | 日記

病気で権力弱体化が噂される習近平主席、反対派に報復し巻き返しを図る【澁谷司──中国包囲網の現在地】

<picture>病気で権力弱体化が噂される習近平主席、反対派に報復し巻き返しを図る【澁谷司──中国包囲網の現在地】</picture>

 

 

澁谷 司

 

アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師

澁谷 司

(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~05年夏にかけて台湾の明道管理学院(現・明道大学)で教鞭をとる。11年4月~14年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。20年3月まで、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。

 

7月の「3中全会」中に習近平主席が病気で倒れ、その後「反習派」が党のヘゲモニーを掌握した事は、ほぼ間違いないだろう(中央軍事委員会副主席の張又侠氏が軍権を握っている公算が大きい)。

 

会議前は、党メディアは大々的に習主席を讃え、「習思想」を鼓吹していた。ところが会議後、習主席への賛辞はほとんど消え、「習思想」が言及されることはなくなった。

 

そこで危機感を抱いた「習派」が、目下、巻き返しを図ろうと躍起になっている観がある。

 

 

習氏病気説リークへの報復か

近頃、中国社会科学院経済研究所の指導部総入れ替えが行われた。米時事評論家の陳破空氏は、この背景について、メンバーに「妄議中央」(正しい手順に従わず、党の政策に対して批判を行う)の言動があったといった単純な話ではないと指摘した(*1)。

 

その裏に党内の複雑な路線闘争、権力闘争があり、特に同研究所が習主席の体調不良という秘密の暴露に関わっていることが関係しているのではないかと分析した。

(*1)2024年9月17日付『中国瞭望』

イスラエル軍の砲撃によって3人の娘を殺されたガザ出身医師が、それでも共存の可能性を信じ行動するドキュメンタリー映画「私は憎まない」【高間智生氏寄稿】 2024.10.13

2024年10月14日 05時28分24秒 | 日記

イスラエル軍の砲撃によって3人の娘を殺されたガザ出身医師が、それでも共存の可能性を信じ行動するドキュメンタリー映画「私は憎まない」【高間智生氏寄稿】

<picture>イスラエル軍の砲撃によって3人の娘を殺されたガザ出身医師が、それでも共存の可能性を信じ行動するドキュメンタリー映画「私は憎まない」【高間智生氏寄稿】</picture>

 

 

アップリンク吉祥寺ほか 全国順次ロードショー

 

 

《本記事のポイント》

  • 娘たちを殺された直後に語られた「共存の道を求めるべき」という真実の叫び
  • 人間の絶対的な平等性を確証する"魂創造の真実"
  • 地球上に広がる「憎しみの連鎖」を断つために

 

 

「自分はイスラエルとパレスチナの架け橋であり続けたい」

 

3人の娘をイスラエル軍の砲弾によって奪われた直後に、ガザ出身の医師アブラエーシュ博士が語った言葉だ。その真実の叫びは、人々の胸を打つ。

 

決して復讐心や憎しみを持たないという「赦しと和解の精神」に世界中の人々が動かされ、同氏はノーベル平和賞に5度ノミネートされている。

 

 

娘たちを殺された直後に語られた「共存の道を求めるべき」という真実の叫び

ガザ地区の貧困地域、ジャバリア難民キャンプ出身の医師で、パレスチナ人としてイスラエルの病院で働く初の医師となったイゼルディン・アブラエーシュ博士は、産婦人科でイスラエル人とパレスチナ人両方の赤ちゃんの誕生に携わってきた。

 

彼は、ガザからイスラエルの病院に通いながら、病院で命が平等なように、外の世界でも同じく人々は平等であるべきだ、とイスラエル人とパレスチナ人との分断に医療で橋を架けようとする。

 

しかし、両者の共存を誰よりも望んできた彼の赦しと和解の精神が、究極の試練にさらされる。

 

2009年1月、前年から始まったイスラエル軍によるガザ侵攻に際して、アブラエーシュ博士の自宅が戦車の砲撃を受け、3人の娘と姪が殺害されてしまうという悲劇が彼を襲った。

 

砲撃直後、「私はイスラエルでイスラエルの患者を診察している。それなのになぜこんな仕打ちがあるのか」という博士の涙の叫びの肉声はイスラエルのテレビ局で生放送され、イスラエル中に衝撃と共に伝わった(この放送はイスラエル国内に大きな反響を呼び、イスラエル軍の一時停戦につながったとされる)。

 

そして翌日、テレビカメラの前で博士は、突然、憎しみではなく、共存について語りだす。

 

「私はパレスチナ人であることに誇りを持っている。でも、私はイスラエルとパレスチナの架け橋だ。和解の実例になりたいのだ」

 

今回の映画公開に合わせて、今年10月に来日したアブラエーシュ医師は、日本のニュース番組によるインタビューのなかで、当時のことを次のように振り返っている。

 

「私が絶対に受け入れがたいのは復讐です。復讐で娘たちは戻らない。娘たちは若く気高くて神聖でした。その魂は、崇高な大義や人類のために生かされるべきです。暴力の先には何もありません。憎しみは暴力を生みます。暴力は暴力を広げていきます」

「否定を肯定に。暴力を平和に。憎しみは優しさに変えていくべきです」

 

娘たちを一瞬で失うという極限状態の中で、憎しみではなく和解を呼びかけたその崇高な叫びに、心を揺さぶられずにはいられない。

 

 

人間の絶対的な平等性を約束する"魂創造の真実"

こうしたアブラエーシュ医師の「暴力の否定」と「共存への信念」の背景には、ガザ地区の貧しい境遇から、医学を学ぶことによって身を立てて成功を収めたこと、そして、イスラエル人とパレスチナ人の患者を同時に診察してきて、人間には、神から創られたものとしての絶対的な平等性があるとの確信に裏打ちされているようだ。

 

「ユダヤ教徒、イスラム教徒、キリスト教徒の赤ちゃんの違いは? みんな同じく生まれたての赤ちゃんだ」

 

こうした人間の被創造物性について、大川隆法総裁は、その著書『真説・八正道』の中で次のように指摘している。

 

かつて、はるかなる昔に、神仏の意識体の一部が散乱し、大いなる『人間を創るという理念』の下に、個性化して現れてきたみなさんです」「みなさんが『創られた存在である』ということを、まず知らなければならないということです。『創られた存在である』と同時に、『目的性を持った存在である』ということを知らなければならないのです

 

ともに一なる神から創られた存在である人間が、憎しみ殺し合うことこそ、根本神の悲しみそのものである。アブラエーシュ医師の人類愛に基づく許しの実践は、被造物である人間同士が果てしなく憎しみ合うことの愚かさを、まざまざと実感させてくれる。

 

 

地球上に広がる「憎しみの連鎖」を断つために

宗教や民族の違いに発した紛争や戦乱は、いまだに世界各地で続いている。こうした「憎しみの連鎖」を止めることこそ、今最も必要なことだ。そして、その究極の解決策は、人類を創られた根源的な神のご存在を明らかにし、その一なる神に向かって全人類が心を合わせていくことによって、憎しみを超えて愛を取ることではないだろうか。

 

このことについて、大川隆法総裁は、2017年に行われた東京ドームでの大講演「人類の選択」の中で次のように語っている。

 

あなたがたに言う。真の神の言葉を知って、人類はその違いを乗り越えて融和し、協調し、進化し、発展していくべきである。これが、地球神エル・カンターレの言葉である。二度と忘れることなかれ。あなたがたの心に刻むのだ」「人類は一つである。地上的な争いを乗り越える神なる存在を信じ、その下に、自由と民主主義を掲げる世界を、これから続けていくことを選び取るのだ」(『大川隆法 東京ドーム講演集』より)

 

主なる神は、人種や民族の違いを超えて人類を愛している。人類は、今こそ、この主なる神を信じることを通して、許しとは何かを真剣に学び取らなければいけないだろう。

 

憎しみが連鎖する中で、共存の道を模索し続ける医師の行動を描いたこのドキュメンタリー映画は、その実践的な第一歩が、まず、憎しみという"毒"を心に食らわず、「私は憎まない」と宣言することであることを教えてくれる。

 

『私は憎まない』

【公開日】
アップリンク吉祥寺ほか 10月4日から全国ロードショー中
【スタッフ】
監督:タル・バルダ
【キャスト】
出演:イゼルディン・アブラエーシュ
【配給等】
配給:ユナイテッドピープル
【その他】
2024年製作 | 92分 | カナダ・フランス合作

公式サイト https://unitedpeople.jp/ishall/

 

【関連書籍】

 

真説・八正道

『真説・八正道』

大川隆法著 幸福の科学出版

幸福の科学出版にて購入

Amazonにて購入

 

 

大川隆法 東京ドーム講演集

『大川隆法 東京ドーム講演集』

大川隆法著 幸福の科学出版

幸福の科学出版にて購入

Amazonにて購入

 

【高間智生氏寄稿】映画レビュー

過去記事一覧はこちら


「共和党支持者が民主党を上回った」とWSJ報道 再選狙うトランプ氏にとっては大きな追い風 2024.10.12

2024年10月13日 05時39分58秒 | 日記

「共和党支持者が民主党を上回った」とWSJ報道 再選狙うトランプ氏にとっては大きな追い風

<picture>「共和党支持者が民主党を上回った」とWSJ報道 再選狙うトランプ氏にとっては大きな追い風</picture>

 
画像:miss.cabul / Shutterstock.com

《ニュース》

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が、「アメリカで共和党支持者を自認する有権者が民主党支持者を上回った。共和党が30年以上ぶりに政党帰属意識で安定的優位に立ったことが伺える」と報じています(11日付電子版)。

 

《詳細》

米NBCニュースが今年実施した世論調査を総合すると、有権者のうち42%が共和党、40%が民主党に帰属意識を持っていると答え、共和党が2%リードしているという結果になりました。

 

WSJの取材に対し、NBCニュースの世論調査に関わる共和党系の専門家は、「(この動向は)見落とされている2024年のゲームチェンジャーだ」「選挙の結果がどうなるかは分からないが、政党帰属意識が実質的に同等で、わずかでも共和党に傾いていそうなら、共和党がいい結果を出す可能性が高い」と答えています。

 

また、米世論調査会社ギャラップの7~9月の調査でも、共和党支持を自認する有権者が民主党支持を3ポイント上回っていました。大統領選前の7~9月という重要な時期に、共和党が優勢だったのは、同社の調査では1992年以降初めてだといいます。

 

ギャラップの世論調査シニアエディターは、WSJの取材に対し、共和党支持の増加は今年の選挙で共和党が優位に立っていると言える要因の一つであり、最も難しい課題である経済と移民の問題でも、共和党の方がうまく対処できると、有権者は見ていると述べています。


ノーベル物理学賞受賞者が『AIが人間の制御を超える』と警告 科学万能主義のまん延が人間の家畜化をもたらしかねない 2024.10.11

2024年10月12日 05時32分44秒 | 日記

ノーベル物理学賞受賞者が『AIが人間の制御を超える』と警告 科学万能主義のまん延が人間の家畜化をもたらしかねない

<picture>ノーベル物理学賞受賞者が『AIが人間の制御を超える』と警告 科学万能主義のまん延が人間の家畜化をもたらしかねない</picture>

 

《ニュース》

人工知能(AI)に関する研究で2024年のノーベル物理学賞を受賞した、米プリンストン大学のジョン・ホップフィールド名誉教授とカナダ・トロント大学のジェフリー・ヒントン名誉教授は8日、AIの進化が人間の制御を超える恐れがあると警鐘を鳴らしました。

 

《詳細》

ホップフィールド氏とヒントン氏は、「人工ニューラルネットワークによる機械学習を可能にする基礎的な発明」により、ノーベル物理学賞を受賞。「人工ニューラルネットワーク」とは、脳の神経細胞の刺激が伝わる仕組みをコンピューターの情報処理に応用したもので、AI技術の中核を担う「機械学習」の基礎となりました。これが深層学習(ディープラーニング)につながり、AIの画像認識や対話型AIなどに用いられています。

 

「ノーベル賞受賞」という華々しい業績の一方で、両氏は、ディープラーニングシステムの暴走を防ぐためにその構造への理解を深めるべきだと訴えています。

 

ホップフィールド氏は、「物理学者として私が非常に不安を覚えるのは、制御できないもの、その技術を駆使する際に、限界がどこにあるのかよく分からないものだ」とし、AIの未知の可能性と限界について不安を感じることがあると述べました。

 

また、「AIのゴッドファーザー」とも称されるヒントン氏は、「知的レベルの高いものが、劣っているものに制御されている例はほとんど見たことがない。AIの知的レベルがわれわれ人間を上回った場合、AIに支配権を握られるのではないかと思えるはずだ」「AIは生産性の大幅な向上を意味するが、同時に制御不能なAIの脅威など、いくつかの悪影響についても心配しなければならない」と指摘。現時点で破滅的なシナリオを回避する方法を把握するのは不可能だとし、安全性などの研究に取り組む必要があるとも述べています。

 

ヒントン氏はかねてから「AIが人間の知能を超え、制御できなくなる」と警告し続けてきました。同氏は米IT大手グーグルでAI分野の製品開発に広く携わってきましたが、「グーグルへの影響を考えることなく、AIの危険性について話ができるようにするため」との理由で23年4月に退社しています。

 

一方、ヒントン氏の見解にはAI研究者の間でも議論が分かれており、「AIの危険性が誇張されている」「あまり心配し過ぎると進歩が妨げられるかもしれない」と指摘する声もあるといいます。