光りの「カナタニ」行くぞ!

日本の政治・経済・国防につてい情報発信します!
アジア情勢について情報発信します!
よろしく

日本が初めて開催国となったG20が閉幕 安倍首相の二枚舌外交は未来の破滅を招く?

2019年06月30日 06時48分53秒 | 日記

日本が初めて開催国となったG20が閉幕 安倍首相の二枚舌外交は未来の破滅を招く?

 

日本が初めて開催国となったG20が閉幕 安倍首相の二枚舌外交は未来の破滅を招く?

 

 

《本記事のポイント》

  • 日本が初めて開催国となったG20が閉幕
  • トランプ氏と「強固な日米同盟」を約束しながら、習近平氏に来春の国賓招請
  • 矛盾した約束を平気で取り付ける「二枚舌外交」をやめよ

 

28日に開幕した20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)が29日午後、首脳宣言「大阪宣言」の採択により閉幕した。

 

貿易戦争が続く米中関係や中東情勢の緊張など、さまざまな懸案事項を抱えた状態での実施となったG20。日本が初めて開催国となった今回、安倍晋三首相と各国首脳たちとの会談も注目された。

 

安倍首相とトランプ米大統領は28日に日米首脳会談を実施。トランプ氏は来日前にツイッターで「日本は原油の62%を(ホルムズ)海峡から輸入している。なぜ我々(アメリカ)が他国のために無償で航路を守るのか」などと投稿するなど、日米安保への不満を示していた。

 

会談後、「日米同盟が史上かつてないほど強固であるという認識を共有した」として、安保条約の見直しは話題に上らなかったと発表された。

 

トランプ氏との"良好な関係"をアピールする安倍首相だが、一方で、トランプ氏との会談前日の27日、中国の習近平国家主席と首脳会談を行い、習氏に来春の国賓としての訪日を招請していた。

 

 

来春、習近平国家主席を国賓として招請

安倍首相は日中首脳会談で、「習近平主席の訪日を心から歓迎いたします」「来年の桜の咲くころに習近平主席を国賓として日本にお迎えをし、日中関係を次の高みに引き上げていきたいと思います」などと発言。外務省の発表によれば、習氏は訪日を原則として受け入れたという。

 

そして、両国首脳は日中関係について「新時代を切り開いていくとの決意を共有した」と発表している。また「双方の共通利益を拡大させつつ、長期的に安定した日中関係を構築することでも一致した」という。

 

しかし中国は、新疆ウイグル自治区をはじめ、国内で民族弾圧や宗教弾圧を行い、対外的にも「一帯一路政策」などで覇権拡大を推し進めている。9日からは、香港において中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案をめぐり、200万人もの市民がデモに参加した。G20開催に合わせ、各国への支援を訴えるデモが続いている。

 

安倍首相は習氏に対して、「引き続き『一国二制度』の下で自由で開かれた香港が繁栄していくことの重要性を指摘」したというが、国賓として招請したり、「長期的に安定した日中関係の構築」などを約束したりするようでは、中国におもねっていると見られても不思議はないだろう。

 

 

二枚舌外交をやめて本当の正義を

一方で、トランプ氏は変わらず習氏に対する強気の姿勢を崩していない。

 

29日にはトランプ氏と習氏が首脳会談を行った。貿易摩擦の緩和に向けた糸口を見いだせるかが焦点だったが、会談後、トランプ氏は、中国との協議を継続する意向を示した。

 

トランプ氏は会談前、本会談が不調に終われば、さらなる追加関税をかけることを示唆しており、今後も強気な交渉の手を緩めることはないだろう。

 

中国の覇権拡大を止めるため、正々堂々と戦い続けているトランプ氏。一方、トランプ氏には「強固な日米同盟」をささやきながら、習氏を国賓として招こうとする安倍首相。矛盾した約束を平気で取り付ける、まさに二枚舌外交を行っている。

 

「おもてなしブース」なども注目を集めた今回のG20だが、果たして成功だったと言えるだろうか。安倍首相は、どの国にもいい顔をする二枚舌・八方美人外交をやめ、世界がよりよい方向に向かう、本当の正義とは何かを考えていくべきだ。

(駒井春香)

 

【関連記事】

2019年6月24日付本欄 「アメリカはイランを攻撃すべきではない」 大川総裁が北海道で講演

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15943

 

2019年6月15日付本欄 香港の民主活動家・何俊仁(アルバート・ホー)氏 「G20で安倍首相は問題提起を」

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15877

 

2019年6月7日付本欄 日露平和条約締結の「ラストチャンス」 G20で安倍首相は決断すべき

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15850

 

「自由の創設」のために報道を行っていきたいと考えています。1口1万円からご支援いただければ幸いです。

「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内


香港民族党の創立者らが記者会見 「中国と香港の両方に制裁を科すべき」

2019年06月30日 06時46分36秒 | 日記

香港民族党の創立者らが記者会見 「中国と香港の両方に制裁を科すべき」

 

香港民族党の創立者らが記者会見 「中国と香港の両方に制裁を科すべき」

 
左から、民主中国陣線副主席の王戴氏、世界南モンゴル会議代表のショブチョード・テムチルト氏、香港民族党創設者の陳浩天氏。

 

《本記事のポイント》

  • テムチルト氏は「日本がアジアの平和を守る責任を果たすことを望んでいる」と指摘した。
  • 陳氏は「操り人形である香港政府は、倒さなければならない」と主張した。
  • 日本は「東欧の盟主」として、「正義」を世界に発信する国に生まれ変わるべき。

 

世界南モンゴル会議代表のショブチョード・テムチルト氏、民主中国陣線副主席の王戴氏、香港民族党創設者の陳浩天氏が28日、G20大阪サミットの開催に合わせ、東京都内で記者会見を行った。

 

テムチルト氏は、「南モンゴルは中国当局による弾圧によって、言語や宗教などを失ってしまいました」と語り、「中国政府は南モンゴルだけを植民地にしたいのではなく、経済によって世界中を植民地にしたいと思っています。中国共産党に対抗しなければなりません」と強く訴えた。

 

また日本に対しては、「私は日本がアジアの平和を守る責任を果たすことを望んでいます。特にアジア諸国、台湾と提携して、人々の権利を守り、中国政府に対抗してほしい。日本は、中国に対抗するために他の国と協力できるはずです」と求めた。

 

天安門事件後に日本に亡命し、中国民主化の活動をしてきた王戴氏はこう指摘した。

 

「習近平氏が中国共産党のトップになってから、中国国民の言動は制限されて、不便になりました。中国共産党が政治的に平和をもたらすとは思いません。中国が各国に経済的にメリットをもたらすとしても、中国国内では国民の権利が守られていません」 

 

 

「香港は、中国の植民地」

香港国民党の創立者である陳浩天氏は、「中国は人道に対する罪を犯している」と訴えた。

また陳浩天氏は、逃亡犯条例の改正案が成立した場合、香港を通過しただけでも、中国当局に逮捕される可能性があると指摘。「紛れもなく、植民地の体制だ」と述べた。

 

陳氏は、「香港の独立」を訴えて、2016年に香港国民党を創立したが、香港で初めて政治的な理由で選挙に出る権利を剥奪された人物だ。同党も違法とみなされた。

 

陳氏は、中国による植民地化について、こう述べた。

 

「中国は、香港に過去建設されたものをすべて破壊し、手に負えないほど多くの中国移民を送り込み、いわゆる"合法的"な手段で、人口を強制的に入れ替えることにがむしゃらに取り組んできました。私たち香港人は、かつて『建造した人々(イギリス人)』に植民地化されましたが、今は『破壊する人々(中国人)』に植民地化されています。まるで異常な疫病のように、中国の入植者たちは悲しみ以外何も残しません。中国の犠牲者は、アジア全土に広がっています。南モンゴル、東トルキスタン、チベット、すべてが中国の植民地化の標的です。特に東トルキスタンのウイグル人は、強制収容所で残酷な扱いを受けています。中国が人道に対する罪を犯していることは明らかです」

 

 

「香港が、不死鳥のように生まれ変わることを望んでいる」

また陳氏によると、今や香港では、民主主義を求める声はあまり聞かれなくなったという。なぜなら、香港人が、香港の政治体制は完全に中国の手に渡ったと気づいたからだ。

 

陳氏は「私たちの統治権が北京にある限り、香港での民主主義の希望はありません。不幸なことに、喜んで中国の手助けをしている香港人がいます。香港の行政長官は、他の最高幹部と共に、間違いなく『最大の犯罪者』です。『平和的に抗議している人々を圧倒的な力で抑圧せよ』という行政府の命令を喜んで実行した香港警察は、明らかに共犯です」と語る。

 

そして陳氏はすべての国々に対し、「中国と香港の両方に制裁を科す」ことを要請した。

 

特に人権を踏みにじったり、人道に対する罪を犯したりした香港当局者とその家族に対し、中国以外の居住権を無効にし、海外資産も凍結するべきだと訴えた。現在アメリカ議会で議論されている「Hong Kong Human Rights and Democracy Act(香港人権民主主義法)」は、まさにそれを実行するものであり、可決されることを望んでいると述べた。

 

陳氏は、最後にこう締めくくった。

 

「香港の人々は、誠実で優しい人たちです。しかし、私たちを統治する体制は、中国を統治する体制と同じであり、文明と自由に逆らう体制です。香港政府は、親切さと香港人の両方、そして香港そのものを破壊するのに熱心なので、気をそらさないでください。操り人形である香港政府は、北京に科されているものと同じ制裁で、倒さなければなりません。文明化された自由と野蛮な権威主義なら、私は前者を選びます。最後に、香港が不死鳥のように未開の廃墟から生まれ変わることができ、世界も中国の圧迫的な支配から逃れることができることを望みます」

 

記者会見で分かる通り、中国や香港、南モンゴルの人々は、「自由」を求めている。

 

日本の政治家は、ウイグルやチベット、南モンゴルなどでの人権弾圧や、香港での逃亡犯条例改正の反対デモについて、口をつぐんでいる。来春には、習近平国家主席を国賓として招くことも決まった。

 

日本は独立国家として、「数百万、数千万人の自由を奪う中国共産党政権の行為は、許しがたい」とはっきり指摘しなければならない。日本は「東欧の盟主」として、「正義」を世界に発信する国に生まれ変わり、アジアの自由と民主主義、信仰を守るべく、獅子奮迅の働きをすることが求められている。

(山本泉)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『日本の使命』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2210

 

【関連記事】

2019年6月14日付本欄 逃亡犯条例反対デモで揺れる香港 「民主の女神」アグネス・チョウさんの願い

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15870

 

2019年6月19日付本欄 香港デモを支援 日本の学生・青年300人超 「中国は民主化せよ!」と都内で演説

https://the-liberty.com/article.php?item_id=15889

 

「自由の創設」のために報道を行っていきたいと考えています。1口1万円からご支援いただければ幸いです。

「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内


ナイキ、「香港デモ支持」したデザイナーの靴を販売中止 中国市場にずっぽり

2019年06月30日 06時45分39秒 | 日記

これだけ知っトクNews(6月29日版) ナイキ、「香港デモ支持」したデザイナーの靴を販売中止 中国市場にずっぽり

 

 

「これさえ知っていれば、世の中の流れをつかめる」というニュースを、編集部がピックアップ。そもそモグラ博士が、ひと言コメントしてお送りします。新聞の代わりとして、ニュースチェックの習慣づくりに、ご活用下さい。

 

  • (1) ナイキ、「香港デモ支持」したデザイナーの靴を販売中止 中国市場にずっぽり
  • (2) 国家公務員、夏のボーナスが7年連続増える 民間より200万円多い給与