トランス女性のスポーツ参加の議論が激化する中、NYタイムズが女性を「非トランスジェンダー女性」と表記し炎上 過度な少数者保護は対立をもたらす
2024.12.06(liverty web)
<picture></picture>
《ニュース》
トランスジェンダー女性が在籍するチームが米大学女子バレーボール大会に参加したことをめぐり、対戦チームの棄権が相次ぐなど、ジェンダー論争が激化しています。
《詳細》
11月28日付米紙ニューヨーク・タイムズによると、カリフォルニア州のサンノゼ州立大学の選手の一人にトランスジェンダー女性が在籍していることを受け、対戦するチームが同大学のヘッドコーチと2人のマネージャーに訴訟を起こしたといいます。
しかし裁判所が訴訟を却下し、トランス女性は大会に参加。トランス女性が所属するチームはトーナメント戦の準決勝を戦う予定でしたが、対戦チームが試合拒否を表明する事態となりました。サンノゼ大のチームに対する試合拒否は、今シーズンだけで4度目とのことです。
訴訟の共同原告であるブルック・スラッサー選手は、「男性がプレーすることが許されるのはフェアではない」とし、トランス女性は女性と同じ部屋に泊まるべきではなく、女性用ロッカールームも使うべきではないと述べています。
一方、ニューヨーク・タイムズが記事の中で、生物学的女性を「非トランスジェンダー女性」と表記したことを受け、トランスジェンダーを基本にするかのような立場に非難の声が上がっています。
特に女子アスリートからの反発が相次いでいます。女子テニスの元世界女王でレズビアンを公言するマルチナ・ナブラチロワ氏はXで、「ニューヨーク・タイムズ、ひどすぎる。私たちは女性であり、『非トランスジェンダー女性』ではない」と批判。イギリスのモスクワ五輪女子水泳代表のシャロン・デービス氏も「私は絶対に理解できない」と投稿しています。
また議論の中では、トランスジェンダー活動家が女性を指す際に「出産する親」「子宮を持つ人」「月経のある人」といった「政治的用語」を使っていることを批判する声も多数上がりました(11月30日付米ニューヨーク・ポスト)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます