光りの「カナタニ」行くぞ!

日本の政治・経済・国防につてい情報発信します!
アジア情勢について情報発信します!
よろしく

米コロラド州最高裁がトランプ氏の出馬資格を剥奪 「トランプ再選」の阻止のためには何でもありのリベラル陣営には要警戒 2023.12.21

2023年12月22日 05時38分24秒 | 日記

米コロラド州最高裁がトランプ氏の出馬資格を剥奪 「トランプ再選」の阻止のためには何でもありのリベラル陣営には要警戒

<picture>米コロラド州最高裁がトランプ氏の出馬資格を剥奪 「トランプ再選」の阻止のためには何でもありのリベラル陣営には要警戒</picture>

 
画像: mark reinstein / Shutterstock.com

《ニュース》

アメリカ・コロラド州は19日、トランプ前大統領について、2024年大統領選のコロラド州党予備選への参加資格がないとの判断を示しました。

 

《詳細》

アメリカ憲法修正14条は、公職者が国家への「反乱」に関与した場合に公職資格を剥奪すると規定しています。コロラド州最高裁はこの規定に基づき、トランプ氏が21年1月の連邦議会襲撃事件で「反乱」に関与したとして、大統領就任資格を失ったと認定しました。

 

なお、同州地方裁判所は先月、トランプ氏を反乱者と位置付けながらも、大統領職については修正14条のあいまいな禁止の規定からは除外されると判断していました。

 

同規定を理由にトランプ氏の大統領就任資格の有無を争う訴訟は他州でも起きていますが、「資格がない」と認定したのはこれが初めてです。州最高裁は判事7人全員が民主党の知事に任命されており、今回の判決には4人の判事が賛成しました。

 

トランプ氏はこの判決を不服として連邦最高裁への上訴をすると表明しました。州最高裁は連邦最高裁の判断が出るまで、今回の判断の効力を差し止めています。来年3月5日の共和党予備選の候補者名簿を確定する法令上の期限が1月5日となっており、本件はそれまでに解決する必要があるといいます。

 

トランプ氏の広報担当者は、「州最高裁は欠陥のある判断を出した。連邦最高裁がすぐに我々に有利な判断を下し、『非米国的』な一連の訴訟に終止符を打つと確信している」との声明を出しています。共和党議員らも「違法な選挙干渉だ」などと一斉に反発しているということです。


カトリック教会、同性カップルの祝福を容認 一種の「唯物論の変形」を広げることになる可能性 2023.12.20

2023年12月21日 05時45分55秒 | 日記

神の意志を知らない飾りのフランシスコ教皇は害悪をまき散らしている(カナタニ)

 

カトリック教会、同性カップルの祝福を容認 一種の「唯物論の変形」を広げることになる可能性

<picture>カトリック教会、同性カップルの祝福を容認 一種の「唯物論の変形」を広げることになる可能性</picture>

 
画像:Alessia Pierdomenico / Shutterstock.com

《ニュース》

キリスト教カトリック教会のフランシスコ教皇は18日、ケースバイケースではあるものの、司祭が同性カップルに「祝福」を与えることを許可すると発表しました。

 

《詳細》

カトリック教会における祝福とは、司祭が対象の人を温かく見守ってくださいと神に祈る行為を指します。

 

教皇庁教理省長官であるヴィクトル・マヌエル・フェルナンデス大司教は、この宣言は「カトリック教会での同性カップルの地位を認めるものではない」としながらも、「神は全ての人を受け入れる」というしるしだと指摘。「カトリック教会の魅力を広げる」というフランシスコ教皇のビジョンに基づき、罪深いとされている関係にも祝福が与えられるようになると述べました。

 

ただしこれまで通り、結婚は男女間のものであり、同性婚は認めないという教義は維持します。そのため、こうした祝福が通常の教会儀式として行われたり、パートナーシップ(結婚に相当する関係)を認めたり、結婚式を示唆するような衣服を着たり身振りをしたりしてはならないとしています。

 

これまでもフランシスコ教皇は、LGBTなどの性的少数者に寛容な姿勢を示してきました。


バイデン氏の支持率が過去最低 メディアも"撤退"迫るも、本人は認めず 2023.12.20

2023年12月21日 05時43分45秒 | 日記

バイデン氏の支持率が過去最低 メディアも"撤退"迫るも、本人は認めず

<picture>バイデン氏の支持率が過去最低 メディアも"撤退"迫るも、本人は認めず</picture>

 
画像:Consolidated News Photos / Shutterstock.com

《ニュース》

ジョー・バイデン米大統領の支持率が過去最低を記録し、注目を集めています。

 

《詳細》

米ニュージャージー州のマンモス大学が18日に発表した世論調査によると、バイデン氏によるこれまでの仕事を支持すると答えた人は34%にとどまったとのことです。

 

同調査は11月30日から12月4日にかけて、成人803人を対象に実施されたものです。バイデン氏を支持しないと答えた人の割合は61%に達し、9月に実施された調査と比べ6%の上昇。「過去最悪」を記録しました。

 

例えば、回答者の家族にとって最も重要な問題に、バイデン氏が十分に注意を向けているかという質問に対し、「向けている」と答えた人は31%。トランプ政権時には、41%が「向いている」と回答していることを踏まえても、有権者の実生活から乖離した政権運営が浮き彫りになった形です。

 

バイデン氏の具体的な政策についても支持率が低迷しており、特にインフレや移民をめぐる問題については、それぞれ28%、26%と支持率の低さが際立っています。

 

来年11月に控える大統領選をめぐっても、勝敗を決する激戦州において、ドナルド・トランプ前大統領がバイデン氏を押していることが各世論調査で明らかになっています。

 

大手メディアも、一連の支持率低迷を大きく報道。ワシントン・ポスト紙は今月18日、支持率の低下にいら立ったバイデン氏がジル夫人と共に、側近らに手を打つよう求める様子を、関係筋の話として報じています。


北朝鮮がICBM級ミサイル「火星18」発射 日米韓の「非難」だけでは何の解決にもならない 2023.12.19

2023年12月20日 05時27分08秒 | 日記

北朝鮮がICBM級ミサイル「火星18」発射 日米韓の「非難」だけでは何の解決にもならない

<picture>北朝鮮がICBM級ミサイル「火星18」発射 日米韓の「非難」だけでは何の解決にもならない</picture>

 

《ニュース》

北朝鮮は、固体燃料式の新型ICBM(大陸間弾道ミサイル)「火星18」の発射訓練を18日に行ったと発表しました。

 

《詳細》

防衛省によると、18日午前8時24分ごろ、平壌近郊から発射されたミサイルは、約1千キロの距離を約73分間飛行し、日本の排他的経済水域(EEZ)外の日本海に落下したと推定されるとのことです。北朝鮮は前日17日夜にも短距離弾道ミサイルを発射しており、2日連続となります。

 

「火星18」は、従来の液体燃料式より迅速に発射できる固体燃料式のICBMで、弾頭の重さ次第ではアメリカ全土が射程に含まれる可能性があると言われています。「火星18」の発射訓練を実施したと発表するのは今回が初めてで、北朝鮮は「実戦配備の段階にある」とアピールしました。

 

1回目の発射直後の発表では、米韓両国が15日に開いた「核協議グループ(NCG)」会合の協議内容について、「露骨な核対決宣言だ。より攻撃的な対応を選ばなければならない切迫性が増している」と批判し、さらなる武力挑発を示唆していました。

 

そして今回、娘とともに発射に立ち会った金正恩総書記は、「ワシントンが誤った決心を下す時、我々がどんな行動を準備し選択するかをはっきりと示した」「敵が誤った選択を続ける時には、より攻勢的な行動で対応すべきだ」と述べています。

 

なお、発射を受けて日米韓による電話協議が実施され、三者は北朝鮮のミサイル発射を強く非難した上で、「地域の安全保障にとって重大かつ差し迫った脅威」であり、「国際社会に対する明白かつ深刻な挑戦」だという認識を改めて共有したということです。


ドイツがEV購入補助金を予定より1年早く終了 政府の補助金でつくられたEVブーム、その実態は中国を利するのみ 2023.12.19

2023年12月20日 05時26分08秒 | 日記

ドイツがEV購入補助金を予定より1年早く終了 政府の補助金でつくられたEVブーム、その実態は中国を利するのみ

<picture>ドイツがEV購入補助金を予定より1年早く終了 政府の補助金でつくられたEVブーム、その実態は中国を利するのみ</picture>

 
画像: Margitta Hamel / Shutterstock.com

《ニュース》

ドイツ経済省が、電気自動車(EV)の購入にあたって支給する補助金制度を17日で終了すると発表しました。この制度は2024年末まで続く予定でしたが、予算が続かなくなったため、1年前倒しで終了することとなりました。

 

《詳細》

ドイツでは2021年、オーラフ・ショルツ氏が首相に就任する直前に、「2030年に1500万台のEV導入」という目標を掲げました。

 

同国では16年からEVを購入する際、政府から3000ユーロの補助金支給が始まっています。20年にはコロナの感染拡大による経済対策の一環として政府の補助額が倍の6000ユーロとなり、自動車会社の負担額3000ユーロと併せ、9000ユーロ(約115万円)の支援が行われるようになりました。これを機に、19年まで3%だったEVの普及率が20年には13%、22年には31%と急激に上昇。これまで210万台に補助金が支払われています。

 

しかしその後、補助額の縮小が進み、23年9月には商用車への補助金支給が終了。また、11月にはドイツ憲法裁判所が、「新型コロナウィルス対策で未使用の600億ユーロ」を、気候変動対策に転用するのは無効との判決を下しました。これを受けて政府は予算案における気候変動対策を一部棚上げ。EV購入補助金制度が早期終了したということです。

 

これまでにも「ドイツで購入されたEVが他国に転売されている」ことで「納税者由来の補助金が他国に流れている」という問題が浮上していました。ドイツ政府は23年1月以降、購入したEVを中古で売る時に「新車購入から6カ月以上」としていた最低保有期間を「1年以上」に引き上げ、期間内に売る場合は補助金の返還を求めるとしていました。

 

ドイツ経済紙のハンデルスブラットは、補助金制度を廃止すると、2030年までに1500万台のEVを普及させるという計画は達成できない恐れがあると警告。今回の補助金廃止を受け、「目標達成は既にきわめて非現実と思われていたが、今や完全に幻になった」と指摘しています。


新・過去世物語 アナザーストーリー この世界そのものが「神の劇場」 シェイクスピアとスタン・リーが描いた作品の奥にあるもの 2023.12.18

2023年12月19日 05時30分43秒 | 日記

新・過去世物語 アナザーストーリー この世界そのものが「神の劇場」 シェイクスピアとスタン・リーが描いた作品の奥にあるもの

<picture>新・過去世物語 アナザーストーリー この世界そのものが「神の劇場」 シェイクスピアとスタン・リーが描いた作品の奥にあるもの</picture>

 
イラスト:つかもとゆか

「ロミオとジュリエット」「ハムレット」など、400年後の現代でも演じられる名作を遺した劇作家、ウィリアム・シェイクスピア(1564~1616年)は、現代において、アメリカン・コミック界を代表する原作者、スタン・リー(1922~2018年)として生まれ変わったことを、本誌1月号の「マーベル原作者の秘密 スタン・リーの過去世はシェイクスピア - 新・過去世物語 人は生まれ変わる」で紹介した。

 

シェイクスピアの作品は有名だが、今回はあまり知られていない、その人生に焦点を当て、作品の奥にある世界観について、紹介したい。

 

 

ペストの流行で誕生した「グローブ座(地球座)」

シェイクスピアはイングランドのストラドフォードで裕福な商人の家に生まれた。

 

少年時代にグラマースクールでラテン語を学び、ローマの古典文学を10年ほどみっちり勉強したため、大学に行かなくても、劇作家としては困らなかったとみられている。

 

その後結婚し、ロンドンに出て20代で劇作家としてデビュー。20代後半で、『ヘンリー6世』などの史劇が上演されるようになる。

 

28歳を迎えるころ、ヨーロッパを襲ったペストがイギリスでも流行し、それがシェイクスピアの人生にも大きな影響を与えた。劇の上演が1592年6月から2年ほど禁止され、運営不能になった劇団の整理統合が行われる。

 

多くの劇団が「海軍大臣一座」と「宮内大臣一座」の2つに整理され、後者に所属したシェイクスピアは「幹部俳優」「座付作者」であり、株主のように劇団の資産の一割を共同所有していた(光文社古典新約文庫『リア王』解説)。

 

この一座は、その後、独自の劇場である「グローブ座(地球座)」を創設する。

 

若くして創作活動で生計を立てながら、作家以上の存在となり、人材を育てた点は、次の転生のスタン・リーとも似ている。

 

 

「すべての人間が神の面前で自らの人生の役柄を演じて道徳の偉大な証しをする場」

興味深いのは、この「地球座」という名前に、「世界全体はひとつの舞台」であり、「男も女も、(人間は)ただの役者にすぎない」というシェイクスピアの世界観が反映されていることだ。

 

「この広大な世界劇場では、我々が演じているこの場面よりも、もっと悲嘆に満ちた数々の芝居が演じられているではないか」(ウィリアム・シェイクスピア『お気に召すまま』)


中国経済の実態を表す"7つのD" 2023.12.17

2023年12月18日 05時31分14秒 | 日記

中国経済の実態を表す"7つのD"【澁谷司──中国包囲網の現在地】

<picture>中国経済の実態を表す"7つのD"【澁谷司──中国包囲網の現在地】</picture>

 

 

澁谷-司.jpg

 

 

アジア太平洋交流学会会長・目白大学大学院講師

澁谷 司

 

(しぶや・つかさ)1953年、東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。関東学院大学、亜細亜大学、青山学院大学、東京外国語大学などで非常勤講師を歴任。2004年夏~05年夏にかけて台湾の明道管理学院(現・明道大学)で教鞭をとる。11年4月~14年3月まで拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。20年3月まで、拓殖大学海外事情研究所教授。著書に『人が死滅する中国汚染大陸 超複合汚染の恐怖』(経済界)、『2017年から始まる! 「砂上の中華帝国」大崩壊』(電波社)など。

中国経済のリスクを語る時、「4つのD」という言葉がしばしば使われる。内容は識者によって、違うところもあるが、重なっているところもある。

 

例えばUBSウェルスマネジメント・チーフエコノミストの青木大樹氏は、「投資家は短期の景気だけではなくより恒常的な"4つのD"に注目し始めていると思う」として、下記の項目を挙げている(*1)。

 

(1) Demographic(人口構成)

(2) Deleveraging(企業の貯蓄体質)(筆者注=過剰債務削減のこと)

(3) Debt(政府の負債)

(4) Deflation(マイナスのインフレ率=デフレーション)

 

一方、日経新聞社特任編集委員の滝田洋一氏は、中国経済の実態を表す"4つのD"として下記を挙げている(*2)。

 

(1) Debt(債務)

(2) Deflation(デフレーション)

(3) Demography(人口減少)

(4) Default(債務不履行)

 

これは滝田氏がテレビ放送で言及したものだが、同氏は日経新聞の記事内では"5つめのD"として「Dictatorship(独裁体制)」を付け加えている。やはり、テレビだと「独裁体制が経済の足かせになっていることが見逃せません」とは言いにくかったのだろう。

 

青木氏の"4つのD"と滝田氏の"5つのD"を合わせ、重複するものを除いた"6つのD"を見れば、中国経済のリスクはだいたい網羅されていると言えるだろう。下記に整理してみる。

 

(1)Demography(人口減少)

(2)Deleveraging(過剰債務の削減)

(3)Debt(債務)

(4)Deflation(デフレーション)

(5)Default(債務不履行)

(6)Dictatorship(独裁体制)

 

 

「脱資本主義化(Decapitalizm)」の弊害も深刻

そしてここに、あえてもう1つ"D"付け加えるならば、筆者は「(7)Decapitalizm(脱資本主義)」を挙げたい。

 

(*1)2023年8月29日放送テレビ東京『モーサテ きょうの経済視点』
(*2) 2023年12月5日付『日本経済新聞』

凡事徹底─トイレ掃除員として、毎日を丁寧に、新鮮に生きる男の話 映画『PERFECT DAYS』【高間智生氏寄稿】 2023.12.17

2023年12月18日 05時30分04秒 | 日記

凡事徹底─トイレ掃除員として、毎日を丁寧に、新鮮に生きる男の話 映画『PERFECT DAYS』【高間智生氏寄稿】

<picture>凡事徹底─トイレ掃除員として、毎日を丁寧に、新鮮に生きる男の話 映画『PERFECT DAYS』【高間智生氏寄稿】</picture>

 

12月22日より全国公開予定

 

《本記事のポイント》

  • ドイツ人映画監督ヴェンダースが感じ取った東京の雑踏の美しさの奥にあるもの
  • 平凡な日々のルーティンの中に、新しい発見を見出す力
  • 心に隙を作らないための"防御壁"としてのシンプルライフ

 

 

「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」で知られるドイツ人映画監督、ヴィム・ヴェンダース氏が、東京・渋谷区内17カ所の公共トイレを、世界的な建築家やクリエイターが改修する「THE TOKYO TOILET プロジェクト」へ参画。

 

本映画は、それを生み出された、トイレ清掃員・平山(役所広司)のストーリーだ。平山が送る"丁寧で新鮮な生活"の中に、忘れられていた日本的美徳が浮かび上がる。

 

共演者は田中泯、柄本時生、石川さゆり、三浦友和ら、である。

 

カンヌ国際映画祭では役所広司氏の男優賞と併せ、キリスト教関連の団体から、人間の内面を豊かに描いた作品に贈られるエキュメニカル審査員賞も受賞した。

 

 

ヴェンダース監督が捉えた東京の雑踏の美しさの奥にあるもの

トイレの清掃員として働く平山。彼は夜明け前、隣の神社の境内を掃除する箒の音で目を覚まし、布団をたたみ、歯を磨き、植木に水をやり、作業服に着替え、ミニバンに乗り込んで都心へと向かい、渋谷区内の公衆トイレを巡回して、便器一つ一つを丁寧に磨き上げていく。

 

帰宅後は、銭湯に入り、馴染みの居酒屋で一杯のアルコールとつまみを頼み、帰ると文庫本(フォークナーや幸田文)を読みつつ眠りに落ちる。映画はこの平山が送る、規則的な日常を描くことに終始する。

 

それは、一見すると極めて退屈で単調なものに見えるのだが、小津安二郎の事跡をたどる『東京画』(1985)を監督するなど、日本への造詣の深さで知られたヴェンダース氏は、「パンデミックが終わりつつある頃、東京で数日間過ごしていて、"美しい"と感じ、それを映画にしてみたいと思った」(東京映画祭での舞台挨拶より)のだという。

 

そして、その美しさは、街の清掃に携わる人々を始めとした、日本人自身の、自らの仕事に対する職人的な要求と美意識が創り出しているものとして描かれていく。

 

「陶芸家の秘訣は、毎回、初めて作陶するかの如く取り組むことですが、映画のトイレ清掃員・平山にとっても全く同じです。

毎日、彼は初めて清掃するように取り組んでいるのです。彼は昨日どうやったか、明日どうやるかなど、一切考えていない。彼は清掃している瞬間に集中しているのです。それは陶芸家の秘密でもあります。そしてそれが、どのような種類の繰り返し仕事にも、全く違った威厳を与えるのです。」(バラエティー誌での監督インタビューより)

 

当たり前のことを極めて、他人の追随を許さない領域に達する道を「凡事徹底」というが、平山の淡々として実に丁寧な仕事ぶりは、その典型だとも言えるだろう。

 

幸福の科学・大川隆法総裁は著書『凡事徹底と静寂の時間』の中で、「一見、つまらないと思うかもしれないけれども、自分がやらなければならない仕事につながっている『凡事』を徹底的にやり続けていかなくてはいけません。そして、一定の域を超えてしまうと、あたかも、ボールが止まって見えたり、ボールの縫い目が見えたり、あるいは、闇夜のなかで的の中心に弓を射ることができたりするようになります」と指摘している。

 

ヴェンダース監督が描こうとしたことは、パンデミックを経て、世界的に恐怖や相互不信が深まる中にあっても、日常生活を淡々とやり抜く日本人の心の中に息づく「凡事徹底」の精神だったとも言えるのではないだろうか。

 

 

ルーティンの中に、新たな発見を見出す力

単調に見える毎日を、平山が新鮮な小さな歓びに満ちたものとして生きていけるのはなぜか。

 

ヴェンダース監督は平山の観察力の鋭さに光を当てる。

 

隣接する神社のベンチで昼食を取りつつ、頭上で揺れる枝葉の葉音に耳を傾け、その木洩れ日の精妙さを捉えようと、毎日、一昔前のフィルム式カメラで写真を撮る。公園で野宿生活を送るホームレス(田中泯)の動きを凝視する。トイレの隅に置かれた紙片を見つけると、その書き込みに思いやりを込めてペンを加え、同じ場所に戻す。

 

「平山にとって、すべての人は平等です。彼にとっては"何者でもない誰か"などいない。彼は自分の周りの"何者でもない誰か"を非常に鋭く認識します。そのホームレスも、彼の目にはとても大切な一人の人間です。私たちは平山を通して、その人がどれほど面白い人物なのかを知るのです」(同インタビューより)

 

いろいろな機会に自分なりの発見を積み重ねていくことが、その人の深みや厚みとなり、智慧や人間的魅力になっていく。こうした人間観察を重ねることが自身の内なる力を育み、人生の上質さを生み出すという内面的なプロセスを、平山役の役所広司氏が見事なまでにごく自然に演じている。

 

 

心に隙を作らないための"防御壁"としてのシンプルライフ

ある日、平山の妹・ケイコ(麻生祐未)の娘で姪のニコ(中野有紗)が家出をして、平山のアパートへ押しかけて来る。

 

ニコは平山を説き伏せて仕事場へついていき、公衆トイレを真剣に清掃していく平山の姿に言葉を失うが、休憩時、神社の境内で木洩れ日を見上げる平山の姿を見て、自身にも笑顔が戻ってくる。

 

しかし母のケイコが運転手付き高級車でアパートに乗り付け、ニコを連れ戻しにやってくる。

 

ケイコは、父親を見舞おうとはしない平山をなじり、トイレ清掃をしていることに対して、"信じられない"という素振りを示す。

 

ここで映画の観客に対して、平山がこの単調な生活を守り続ける訳が、わずかに示される──。

 

あとは想像するしかないが、もしかすると、平山はかつてバブル期に豪奢な浪費生活に明け暮れていたのかもしれないし、あるいは経営者として失敗し、従業員や家族を路頭に迷わせるなど、何か人間として大切なものを失ってしまったのかもしれない。その後悔と、二度と同じ過ちを繰り返さない誓いとして、シンプルな暮らしを守り続けているかもしれない。

 

ヴェンダース監督は、都内で撮影を行う中、「自分には日本人の魂がある」という感覚に襲われたという。

 

仏教では、「足ることを知る」という中道の中で自分の心を守ることが重視され、心の隙を作らない防御壁として戒律や簡素な生活が尊ばれる。

 

そのシンプルライフの美徳と価値をすくい上げたヴェンダース監督は、現代の多くの日本人以上に「日本の心」に迫り得たと言えるだろう。

 

『PERFECT DAYS』

【公開日】
2023年12月22日
【スタッフ】
監督 ヴィム・ヴェンダース 製作 柳井康治 役所広司
【キャスト】
出演 役所広司 石川さゆり 三浦友和ほか
【配給等】
配給 株式会社:ビターズ・エンド
【その他】
2023年 | 日本 |124分

公式サイト https://perfectdays-movie.jp

 

【関連書籍】

凡事徹底と静寂の時間

 

『凡事徹底と静寂の時間』

大川隆法著 幸福の科学出版

幸福の科学出版にて購入

Amazonにて購入

 

 

【関連記事】

2023年11月12日付本欄 手塚治虫が全人類に打ち鳴らした警鐘と愛のメッセージが、いま蘇る! 映画『火の鳥 エデンの花』【高間智生氏寄稿】

https://the-liberty.com/article/21022/

 

2023年10月22日付本欄 最強の悪魔との壮絶バトルで、死をも恐れぬ尼僧の悪魔祓いがさく裂! 映画『死霊館のシスター 呪いの秘密』【高間智生氏寄稿】

https://the-liberty.com/article/20968/


香港警察が、海外滞在の民主活動家5人を指名手配 国境を越えて"政治弾圧"するやり方に最大限の警戒を 2023.12.16

2023年12月17日 05時30分06秒 | 日記

独裁共産党政権を維持するために、人権を無視し言論弾圧する集団に協力すべきでない(カナタニ)

 

香港警察が、海外滞在の民主活動家5人を指名手配 国境を越えて"政治弾圧"するやり方に最大限の警戒を

<picture>香港警察が、海外滞在の民主活動家5人を指名手配 国境を越えて"政治弾圧"するやり方に最大限の警戒を</picture>

 

《ニュース》

香港の警察は14日、海外に滞在する民主活動家など5人を、香港国家安全維持法に違反した疑いで指名手配し、懸賞金をかけたと発表しました。

 

《詳細》

指名手配されたのは香港出身の男女あわせて5人で、いずれもアメリカやイギリスなどさまざまな国に滞在しています。その中には、米国市民権を取得し米ワシントンに拠点を置く「アメリカ人」も含まれています。

 

香港警察は5人に対し、外国勢力と結託して国家の安全に危害を加えたり、インターネット上で香港の独立を呼びかけ、国家政権の転覆を煽ったりした疑いがあるなどとしています。また、逮捕につながる情報提供には1人当たり100万香港ドル(約1800万円)の懸賞金を出すことも明らかにしています。

 

香港警察の国家安全保障部門担当者は会見で、「すでに海外に逃亡した全ての人物は国家安全維持法違反の罪を負い続けている」と強調しました。

 

今年7月にも同様に、海外に滞在する8人の民主活動家らが指名手配され懸賞金もかけられており、アメリカとイギリス、オーストラリアが、言論の自由と民主主義に対する攻撃だとして直ちに批判していました。

 

また、留学先のカナダに事実上亡命する意思を示した周庭(アグネス・チョウ)氏については、保釈の条件となっていた12月の予定日までに香港に戻らなければ、逃亡したとして指名手配すると警告しています。


都内の小学校、路上でもオーバードーズ(市販薬の過剰摂取)で緊急搬送 辛い気持ちを和らげ、悩みを解決するには、宗教の教えが最良 2023.12.16

2023年12月17日 05時25分53秒 | 日記

都内の小学校、路上でもオーバードーズ(市販薬の過剰摂取)で緊急搬送 辛い気持ちを和らげ、悩みを解決するには、宗教の教えが最良

<picture>都内の小学校、路上でもオーバードーズ(市販薬の過剰摂取)で緊急搬送 辛い気持ちを和らげ、悩みを解決するには、宗教の教えが最良</picture>

 

《ニュース》

精神的苦痛から逃れるためなどの理由から、一部の若者を中心に市販薬の過剰摂取(オーバードーズ)が広がっており、社会問題になっています。

 

《詳細》

13日、東京・目黒区の小学校で、市販薬を過剰に摂取した女子児童2人が体調不良を訴えて、病院に緊急搬送されました。2人の命に別状はありませんでした。警視庁は、児童がインターネットからオーバードーズの情報を得て、興味本位で試したと見て、当時の状況を調べています。

 

また14日には、足立区の路上で倒れていた20代男性と10代女性が病院に搬送されました。意識を取り戻した男性は「2人でいて、市販の咳止め薬を大量に飲んだ」と話しています。

 

市販薬には、違法薬物に似た成分が含まれる製品もあります。そのため、市販薬を大量・頻繁に服用するうちに、薬に依存するようになり、自力では止められなくなるといったケースが増えています。オーバードーズを続けると、肝障害が起こったり、最悪の場合は心肺停止で死亡したりすることもあります。

 

市販薬が適正に使用されないことを問題視する厚生労働省は、11月30日の検討会で、咳止めや風邪薬などの市販薬の購入について、20歳未満に対しては小容量の製品1個に限って販売する、対面または映像と音声によるオンライン購入を原則とし、薬剤師などが氏名や年齢を確認するなど、規制を強化する案を示しています。


米下院、バイデン大統領の弾劾調査開始を正式決定 疑惑の追及が加速すれば大統領選の大きな痛手に 2023.12.15

2023年12月16日 05時51分23秒 | 日記

米下院、バイデン大統領の弾劾調査開始を正式決定 疑惑の追及が加速すれば大統領選の大きな痛手に

<picture>米下院、バイデン大統領の弾劾調査開始を正式決定 疑惑の追及が加速すれば大統領選の大きな痛手に</picture>

 

《ニュース》

アメリカ下院議会が13日(現地時間)、バイデン米大統領に対する弾劾調査の開始を正式決定する決議案を可決しました。

 

《詳細》

決議案には与党・民主党が反対し、野党・共和党は賛成しました。下院では共和党が8議席の差で多数派となっていたため、決議案は賛成221、反対212で可決。調査開始が正式に承認されたことで、証人召喚や証拠の提出命令をする議会の法的権限が強化されることになります。

 

米下院監視・説明責任委員会などは、バイデン氏が、脱税などの罪で起訴されている次男・ハンター氏のビジネスに不正に関与した疑惑があるとして調査を進めていました。

 

その中でケビン・マッカーシー下院議長(当時)は9月、下院に対しバイデン氏の弾劾調査を開始するよう指示しましたが、ホワイトハウスは、正式な決議なしに調査するのは有効ではないとして却下。これにより、決議に前向きでなかった共和党議員も賛成に回る風向きに変わったという見方もあります。

 

監視・説明責任委員会のジェームズ・コマー委員長は投票に先立って、「私たちはホワイトハウスからの妨害に直面している」「ホワイトハウスは、バイデン氏の副大統領時代の何千もの記録を差し控えている。バイデン氏は嘘、汚職、妨害の責任を負わなければならない」と述べていました。

 

一方、この決議を受けてバイデン氏は、「下院共和党は嘘で私を攻撃し時間を消費している」「根拠のない政治的パフォーマンスだ」などと反発しています。


日本企業に有望な進出先、首位のインドに大差をつけられ、中国は3位に転落 「脱中国」の機運が高まる中、原発再稼働や法人減税で国内回帰を促すべき 2023.12.15

2023年12月16日 05時49分57秒 | 日記

日本企業に有望な進出先、首位のインドに大差をつけられ、中国は3位に転落 「脱中国」の機運が高まる中、原発再稼働や法人減税で国内回帰を促すべき

<picture>日本企業に有望な進出先、首位のインドに大差をつけられ、中国は3位に転落 「脱中国」の機運が高まる中、原発再稼働や法人減税で国内回帰を促すべき</picture>

 

《ニュース》

国際協力銀行が製造業企業を対象に行った調査で、海外の有望な進出先としてインドが2年連続で首位となり、中国は2年連続で順位を落として3位になったことが発表されました。

 

《詳細》

国際協力銀行が国内の製造業企業を対象に行っている「海外直接投資アンケート」では、1992年以降、「有望な事業展開先国」が調査されており、近年は、中国とインドが僅差で首位を争ってきました。

 

しかし2023年の調査結果では、2年連続で首位となったインドが48.6%と、2位のベトナム(30.1%)、3位の中国(28.4%)を大きく引き離しています。インドを選んだ企業のうち、新規の事業や追加投資の計画があると回答した企業の割合は45.8%となり、過去最高となりました。

 

インドが首位になった理由としては、人口が増え続けていて、内需拡大の余力がまだあること、インフラ整備も国を挙げて強力に推進していることなどから、市場の成長性が高いことが挙げられています。また、2位のベトナムは、安価な労働力や優秀な人材への期待が高く、「中国拠点の移管先になり得る」など、脱中国の受け皿としての期待が集まっています。

 

中国が順位を下げている背景には、中国経済の減速に加え、中国に関連した規制の強化が挙げられました。特に、中国拠点のある企業への設問では、外国企業が「産業技術の強制移転」を迫られることや、日本人社員への恣意的な取り締まりが相次ぐ「反スパイ法の強化」などについて、50%以上が「事業経営には影響が出ていないが、懸念している」と答えています。


8割の人が気づいていない、パソコン仕事が実は"遅い"理由【アナログ最強説・番外編】 2023.12.14

2023年12月15日 05時31分48秒 | 日記

8割の人が気づいていない、パソコン仕事が実は"遅い"理由【アナログ最強説・番外編】

<picture>8割の人が気づいていない、パソコン仕事が実は"遅い"理由【アナログ最強説・番外編】</picture>

 

「外資系コンサルタント会社では、企画書や資料をつくる時、最初からパソコンを開くなと指導される」

 

「プログラマーでさえ、一流はまず紙の上で構想をまとめてからコードを書く」

 

アナログを活用した仕事が、デジタル頼みよりも「強力」で、結局早い──そのことは、多くのプロフェッショナルが体験的に語っている。本誌2024年1月号記事「ひらめきは『手書き』に降りる アナログ最強説」では、意外と語られないそのメカニズムに迫っている(関連記事参照)。

 

本欄では、そこに盛り込めなかった重要論点を一部、紹介したい。今回は「パソコン仕事は"枝葉思考"に陥りがち」という特性について。

 

 

ワープロ執筆の方が"遅い"という実験結果!?

記事を書く仕事をする人間として、少しドキッとした実験結果がある。

 

アメリカの研究者が行ったもので、大学生や大学の教官に「ワープロ」か「手書き」で手紙を書いてもらい、パフォーマンスを比較するというものだ。

 

その結果、紙とペンで書くよりも、ワープロで書いた方が、文章が33.6%長くなった。かつ、かかった時間も20.5%多かった。文章の質はどうかというと、評価者が内容と表現のそれぞれを4段階評価したが、両者に違いはなかった(*1)。

 

もちろん、物の性質によるだろうが、ここではデジタルで書いた方が「冗長」で、時間当たりの「生産性も低かった」ことになる。

 

一体なぜか。そこにテーマの「パソコン仕事は"枝葉思考"に陥りがち」という性質が関わって来る。


マイナンバー総点検で紐づけ誤りは1万6千件に上るも、「マイナ保険証を基本とする仕組み」へ移行 「マイナカード取得義務化」議論への警戒を 2023.12.13

2023年12月14日 05時22分25秒 | 日記

マイナンバー総点検で紐づけ誤りは1万6千件に上るも、「マイナ保険証を基本とする仕組み」へ移行 「マイナカード取得義務化」議論への警戒を

<picture>マイナンバー総点検で紐づけ誤りは1万6千件に上るも、「マイナ保険証を基本とする仕組み」へ移行 「マイナカード取得義務化」議論への警戒を</picture>

 
画像: umaruchan4678 / Shutterstock.com

《ニュース》

マイナカードの総点検を進めていた政府は、12日に開いた第5回マイナンバー情報総点検本部で、マイナカードの紐づけ誤りは1万6千件になったことを発表しています。

 

《詳細》

6月に政府が設置した総点検本部は、ひも付けに誤りがある可能性が高い自治体などで点検を進めてきました。総点検の結果、マイナンバーと各種情報のひも付け誤りは約1万6千件あったことが確認されました。健康保険証で8695件、障害者手帳では43自治体で5645件のミスが確認されています。

 

また、マイナ保険証は医療情報や医療費の負担割合にも影響するため、住民基本台帳との突合せも実施。氏名などのデータが住民基本台帳と一致しないケースが約139万件あることが分かりました。その他にも、患者の負担割合が異なっていたケースは2万1574件あり、2023年度中にシステム改修を行うとしています。

 

岸田文雄首相は、「予定通り、現行の健康保険証の発行を来年秋に終了し、マイナ保険証を基本とする仕組みに移行する」と表明。河野太郎デジタル相は、「イデオロギー的に反対する方はいつまで経っても『不安だ不安だ』というだろう。それでは物事が進まないので、きちんとした措置を取った上で進める」とマイナ保険証の使用を呼びかけました。

 

河野氏は10日にフジテレビの番組に出演し、マイナカードの取得義務化について、「(取得していない人が)本当に残りわずかになった時には、そういう議論もあり得る」と発言しています。


大谷翔平選手がプロスポーツ史上最高額の約1000億円で契約 野球選手らを除く、成功者への嫉妬心が強い日本 2023.12.12

2023年12月13日 05時43分08秒 | 日記

大谷翔平選手がプロスポーツ史上最高額の約1000億円で契約 野球選手らを除く、成功者への嫉妬心が強い日本

<picture>大谷翔平選手がプロスポーツ史上最高額の約1000億円で契約 野球選手らを除く、成功者への嫉妬心が強い日本</picture>

 
画像:Conor P. Fitzgerald / Shutterstock.com

《ニュース》

米大リーグの大谷翔平選手が、名門球団ドジャースに移籍することで合意しました。契約は10年総額7億ドル(約1000億円)であり、スポーツ史上最高額となります。

 

《詳細》

ドジャースは11日(現地時間)、エンゼルスからフリーエージェントとなっていた大谷選手について、「アメリカンリーグ最優秀選手(MVP)に2度輝いた大谷翔平と10年契約を結んだ」と正式に発表しました。大谷選手は2日前の9日(同)に自身のインスタグラムで「私は、次のチームをドジャースに決めました」と明らかにしていたものの、ドジャースはこれまで発表していませんでした。

 

大谷選手が所属していたア・リーグ西地区のエンゼルスは2014年以来、プレーオフに進出できていないのに対し、ナ・リーグ西地区のドジャースは過去10年で9回地区優勝を果たしており、2013年から11年連続でプレーオフにも進出しています。ワールドシリーズ優勝を7回誇る"常勝軍団"への加入は、同シリーズ制覇を目指す大谷選手にとって、理想的な選択であるとの声が多く上がっています。

 

日本の報道・情報番組やワイドショー、スポーツ番組でも連日、朝から晩まで大谷選手のニュースを取り上げ、大谷関連の話題で持ち切りとなっています。