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岸田首相が火力発電の新規建設終了を表明 対外向けパフォーマンス重視の発言だったが安易に選択肢を狭めるべきでないことも事実 2023.12.02

2023年12月03日 05時37分58秒 | 日記

岸田首相は言葉あそびが多い、計画性も具体性もない、実行力ないことがバレてきた、退陣寸前の様相になってきました(カナタニ)

 

岸田首相が火力発電の新規建設終了を表明 対外向けパフォーマンス重視の発言だったが安易に選択肢を狭めるべきでないことも事実

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《ニュース》

岸田文雄首相は1日、ドバイで開催されている国連の気候変動枠組み条約第28回締結国会議(COP28)の首脳級会合で、「温室効果ガスの排出量削減対策の取られていない石炭火力発電所の新規建設を終了する」と表明しました。

 

《詳細》

削減対策のない石炭火力発電については、今年5月に開かれたG7サミットの首脳宣言で「建設終了に向けて取り組む」と明記されていましたが、日本政府として国際社会に発信するのは、今回が初めてです。

 

COP28では、「すべての化石燃料の段階的な廃止で合意を目指す」ことなどが議論されていましたが、岸田首相はこれに応じた形となります。

 

岸田首相は演説で、「世界の脱炭素化に貢献する」「国際社会をリードする」と日本の取り組みを強調し、「経済成長やエネルギー安全保障と両立するよう、多様な道筋の下で、全ての国が一緒になりネット・ゼロという共通の目標を目指そうではありませんか」と世界に呼びかけました。

 

そのほか、温暖化の影響を受けやすい途上国支援に向けて、世界銀行とアジア開発銀行の融資拡大に貢献する余力があると強調しています。


数千億ドル(数十兆円)規模の資金が、今年すでに中国から海外へ逃避 中国国内の経済への悲観が強まる 2023.12.02

2023年12月03日 05時36分57秒 | 日記

数千億ドル(数十兆円)規模の資金が、今年すでに中国から海外へ逃避 中国国内の経済への悲観が強まる

<picture>数千億ドル(数十兆円)規模の資金が、今年すでに中国から海外へ逃避 中国国内の経済への悲観が強まる</picture>

 

《ニュース》

経済的、政治的将来に対する不安から、すでに中国の人々は数千億ドルの資金を中国国内から海外へ逃がしていると米ニューヨーク・タイムズ紙(12月1日付)が報じています。

 

《詳細》

3年近く中国を"封鎖"してきた新型コロナウイルス対策の終わりを機として、中国人富裕層はすでに数千億ドルを国外に移したと言われています。そして現在、毎月推定500億ドルが富裕層や民間企業などによって中国から持ち出されているということです。

 

今回、米ニューヨーク・タイムズ紙は"Suitcases of cash leave China(現金入りのスーツケースが中国を離脱する)"という、一見比喩にも思えるタイトルで報道をしていますが、これは現実に起きている話です。実際に多くの中国人富裕層が機内持込手荷物に金の延べ棒や外貨を隠して、海外へ向かっているというのです。中国本土の銀行では、香港にある系列銀行よりも7%高い価格で金が取り引きされており、この価格差は、本土内で資金逃避用の金の需要の高まりを示しています。

 

また、海外不動産の購入はよくある手段の一つですが、彼らが東京都内で300万ドル以上するような高級マンションを購入する際、スーツケースに入った現金で支払うケースが多いといいます。

 

それ以外に資金を逃がす方法として、香港の銀行に口座を作り、保険商品を購入するという手段があります。口座開設のため、香港の銀行前には朝から人々が長蛇の列を作っていると報じられています。

 

過去には2015年末から2016年初めにかけて、上海株式市場での中国株の暴落と人民元切り下げの動きによって、大規模な資金流出が発生しています。当時、中国人民銀行は人民元価格を下支えするために、外貨準備のうち、月1000億ドルを支出しなければなりませんでした。

 

これまでのところ中国政府は、人民元の安定化のために毎月約150億ドルを費やしています。当時に比べればまだ問題は顕在化してはいませんが、個人レベルで貯蓄を海外に流出する動きがさらに広がれば、市場関係者や政府の警戒を招くことにつながるでしょう。

 

富裕層は過去には、マカオのカジノで、ギャンブルの残りの人民元をドルに替えたり、香港で違法に両替したりすることなどで、資金を逃がしていました。中国政府はこのような動きに対して規制を強めていますが、彼らは引き続き、あの手この手で資金を逃がし続けているのです。