ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

政治家の矜持とは?

2017年10月01日 19時08分23秒 | 独り言
近頃、政治の局面では保守第二新党である「希望の党」に合流するかどうかで、揉めているようです。

当事者にとってはそれこそ、生活が懸かっているので無理もない事ですが、それを見ている国民にはどう映るんでしょうか?

政治家の多くが、現実の政治の局面に「どう闘うのか」ではなく、「どこに属して闘うのか」だけを考えているように思えてなりません。

基本的な政策上の一致が無ければ同じ党に所属する意味が無いという理屈はわかりますが、それにしてもひどすぎますね。

わが国に突き付けられている外交や超高齢化社会での福祉対策、そしてそれを支える経済的基盤、これらを今、進めて行かなければ、いずれはギリシャなどのように借金大国になってしまいます。

どうにもならなくなってからでは、遅いのです。
国際社会に助けを求めても、それは一時しのぎです。
自分の事は、自分でやるという心構えが、今求められいるのだと思います。

どこの党に属して闘うのか、だけを考えている政治家などは、要りません。

今の日本の社会をどの方向に向けていかねばならないのかを、政治家は考えるべきだと思います。
どこの政党に属するかは政治家にとっては、重要なことでしょうか?

かって宇都宮徳馬という政治家が自民党におりました。その人が現役だった時は東西冷戦の真っただ中です。
宇都宮徳馬氏は其の中にあって、ひたすら軍縮を自己の政治課題として追及した政治家でした。

政治家の矜持とは、そのようにあるべきと思います。








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