ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

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西部邁氏が亡くなる

2018年01月21日 20時01分48秒 | 歴史と風土
今日の報道で保守派の論客として知られていた西部邁氏が亡くなったとの事を知った。
東大教授を途中で辞職した後は、保守派の論陣を張り、テレビなどの時論番組にも出演していたことは知っていた。
年齢は78歳であった。西部氏は1960年の少し前に、BUND(ブント)の創立メンバーであったと言われている。
当時一緒に活動をした人には、これもすでに故人となられた人だが、青木昌彦氏がいる。
青木昌彦氏は当時の筆名を姫岡玲治と言い、トロツキーの著作などを訳したこともあった。
青木氏は2015年に亡くなっている。
青木氏の勧めもあってか、西部氏は近代経済学の道に進んだと言われている。

1960年当時のBUND(ブント)の主要なメンバーのほとんどが亡くなってしまったのを考えると、1960年代は遠い昔になってしまった感があります。

そしてまた、1970年代もいずれそうなる事だろう。

それにしても、西部邁氏が自死をしてしまうとは、思いがけない出来事には違いない。

何らかの事由により、そうなってしまったのであろうが、氏の冥福を祈りたい。



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