ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

カルロス・ゴーンの悲劇

2018年11月24日 14時39分14秒 | 歴史と風土
日産自動車のカルロス・ゴーン氏の逮捕劇に衝撃を抱かなかった人はいなかったと思われます。おそらく今年の十大ニュースの上位になることでしょうね。

カルロス・ゴーン氏の業績は今更いうまでもないことですが、革新的な手法で傾きつつあった日産自動車を立て直したことにあります。その当時「ゴーン・マジック」ともその手法は言われたこともあります。
言葉を変えれば革命的に日産自動車を救ったのです。
そしてその後、日産自動車は三菱自動車の経営危機をも救ってやったのです。
彼は自動車業界の革命児と言ってもよいかと思います。
ですがここにきて彼のこれまでの業績に水を差すようなことが明るみに出されてきています。
いいえ、水を差すどころの話ではありません。彼の行った業績がそれにより無に帰してしまう恐れさえあるのです。

「革命者はそれが成就したのち、長くその地位に留まると必ず腐敗する」という「歴史の鉄則」を地でいった見本のような「悲劇」がここでも繰り返されたのです。

カルロス・ゴーン氏はいま拘置所の独房の中で何を考えているのでしょうね。
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2 コメント

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Unknown (菊地宏)
2018-11-24 11:05:49
歴史は繰り返す。よみがえった日産が受けた恩は、ゴーンにどう返す。ニュースを知ったとき、第一に感じた。しかし、ワンマンで犯した罪も大きすぎる。私もいろいろな場合にお金を出すときがある。自ずと発言力が強まる。人情です。でも過ぎると、ゴーンまる。傲慢になってしまう。日産幹部は我慢できなかっただろうか。もっと懸命な豊作をせめて10年前から議論できなかっただろうか。ロウバイする日産幹部に襲いかかる困難はこれからでしょう。
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お金は人を狂わせる? (8ちゃん)
2018-11-24 11:32:41
かって、いろんなお店でお金を多く使った時期がありました。確かにそのときは待遇がよくなったと思いましたが、それは錯覚でした。使ったお金が、使ったひとの品格を向上させることなどはありえないことなのです。権力は財を求め、財は権力に寄り添う、ということなのでしょうかね。
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