ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

コンニャク芋、ようやく発芽<コンニャク栽培記6月>

2018年06月18日 15時38分17秒 | 家庭菜園
5月に植えたコンニャク芋が、最近ようやく芽を出して呉れました。植えつけたのが5月5日でした。
その時の記事はここにあります。

植えつけて2週間ぐらいで芽は出かかっていたのですが、それからの生育が順調ではないのです。
4個の芋を植えたのですが、現在までに芽が出てきたのは2個だけです。

植物には一般に芽が育つ仕方に2種類があります。
一つはとにかく先に芽が出て、同時に根も育ってゆくものと、根が充分に育ってから芽が生育してゆくものがあります。
長芋やジャガイモは前者の育ち方をします。芽の生育に必要な栄養は母体である種芋から供給される仕組みなのです。そのため、その種芋自身が成長してゆくことはありません。
芽の成長に伴い、種芋は栄養を吸いつくされてしまい、無くなってゆくのです。

一方、コンニャク芋は種芋自身が成長をして大きくなってゆきますので、その種芋は芽に栄養を供給しません。なぜなら芋はそうしないと大きくならないからです。
それ故、コンニャク芋は地下の根が土壌から栄養を摂取できるまで、芽の発育を控えているのだと思われます。
花で言えば、チューリップの球根もそのようになっております。チューリップの球根を栽培する農家では花を咲かせる前にその花を摘み取る事もあるそうです。花により球根の肥大に必要な栄養を横取りされないためと思われます。
さて、コンニャクの栽培は初めてなのですが、そのような特性の植物なので何もかもが試行錯誤です。
どんな肥料を与えたら良いのかもわかりません。
順調に育ってくれればよいのですがね。


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