9月の3日に登録をしたSRX250ですが、250キロほどの日帰りツーリングや近場へのお使いバイクとして重宝してます。
ですが、休みなしに走ると掌がしびれてきます。2時間の連続走行が限界です。
乗車姿勢が前傾なために掌に体重の多くが掛かるのと高回転までエンジンを廻したときの振動のためです。
エンジンの振動の解消は構造上、出来ませんので他の方法で痺れを軽減することを考えてみました。
手に体重を多く掛けない方法は2つあります。
ひとつは、ライダーの体力の増強です。上半身の体重を背筋と腹筋で支えるようにすること。そうすれば掌に掛かる荷重が少なくなりハンドルグリップを長時間保持していても血行不良に拠る痺れは軽くなります。
だが、これは今すぐ実行しても明日から筋力が付くというものではありません。大体、この歳(昭和20年代初めの生まれ)で筋力の増強を期待するには無理があります。
そこで、2つめの方法です。
ハンドルの位置と形状を変えてやることです。ライダーの肩の位置とバイクのハンドルグリップの距離をいまのものより近付けると手に掛かる上半身の荷重を少なくすることが出来ます。
純正で付いてるセパレートハンドルを一般的なパイプ製のアップハンドルに換えてやります。
その為にはハンドルポストをトップブリッジに取り付けます。当初考えたのは次の画像のもの。
これはフロントフォークの最上部を挟み込みそれにパイプハンドルを取り付けるというもの。
フォークの外径さえ合えば挟み込むだけのお手軽です。ですが、価格が高い。NC機械による一品製作なのでとても手が出せる価格ではありません。
代替品を探しました。
この様な品が某オークッションにありましたので購入。破格の安さでで購入。
これはフォーク径が33ミリの何かの車種のトップブリッジを不必要な部分を切除したもののようです。
取りつけをするとトップブリッジの2階建てみたいになりますが機能的には充分に思われます。
ですがこれも不採用。その理由はハンドルバーの位置が高すぎてワイヤーハーネス類が届かないことが判明。
やむをえず次はトップブリッジに穴あけ加工が必要ですがごく一般的なボルトやナットでトップブリッジに取り付けるタイプのものを購入。
それが次のものです。実はこれも2種類購入しました。
最初のものは次の画像のもの。
ハンドルのパイプを挟む位置がハンドルポストの取り付け位置よりライダー側に偏芯しています。ライダーの肩の位置に、より近くなるようになっています。
これはよいとさっそくトップブリッジに穴あけを試みます。
ですが穴あけの位置がむずかしい。
表より見たトップブリッジは邪魔者も無く平面的ですが、その裏側は邪魔者だらけです。
ハンドルポストのボルト孔はどこにあけたらよいのでしょうね。
裏側には補強のためのリブなどがあります。補強のリブはなるべく削りたくありません。補強リブを避けて孔をあけると次のような位置になりました。
本来この孔は左右ひとつずつあれば良いのですが不具合が発生したため孔を追加であけなおしてあります。
縦に並んだ下側の孔が始めにあけたものです。
その孔を利用してオフセット型のハンドルポストを仮組してハンドルバーをつけてみました。
次の画像のようになります。比較のため、純正のハンドルバーも装着してあります。
ハンドルの位置がだいぶ高くなったのがお分かりかと思います。この状態でワイヤーハーネスなどがちゃんと付けばよい訳なのですが、ここで大きな問題が発生しました。
ハンドルを左右に一杯まで切ったときに燃料タンクに接触することが判明。
ハンドルパイプを挟む部分がライダー側にオフセットされているためタンクに近すぎてしまうのでした。
という訳で、このハンドルポストも不採用。
ここであきらめて純正に戻そうかなどとは考えません。ここまで来たからには意地でもやってやりましょう。
次に物色したのがオフセット無しのハンドルポストです。
この様なものです。
これならばどうだ。という訳でこれをすぐさま購入。
タンクとの干渉を少しでも避けるためにトップブリッジにあける孔はライダーより遠い位置にしました。その為に孔が2つ余計になっているのです。
この孔が空いたトップブリッジをフロントフォークに装着したのが次の画像です。
次回に続きます。次回はワイヤーハーネスなどの取り合いなど。
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ですが、休みなしに走ると掌がしびれてきます。2時間の連続走行が限界です。
乗車姿勢が前傾なために掌に体重の多くが掛かるのと高回転までエンジンを廻したときの振動のためです。
エンジンの振動の解消は構造上、出来ませんので他の方法で痺れを軽減することを考えてみました。
手に体重を多く掛けない方法は2つあります。
ひとつは、ライダーの体力の増強です。上半身の体重を背筋と腹筋で支えるようにすること。そうすれば掌に掛かる荷重が少なくなりハンドルグリップを長時間保持していても血行不良に拠る痺れは軽くなります。
だが、これは今すぐ実行しても明日から筋力が付くというものではありません。大体、この歳(昭和20年代初めの生まれ)で筋力の増強を期待するには無理があります。
そこで、2つめの方法です。
ハンドルの位置と形状を変えてやることです。ライダーの肩の位置とバイクのハンドルグリップの距離をいまのものより近付けると手に掛かる上半身の荷重を少なくすることが出来ます。
純正で付いてるセパレートハンドルを一般的なパイプ製のアップハンドルに換えてやります。
その為にはハンドルポストをトップブリッジに取り付けます。当初考えたのは次の画像のもの。
これはフロントフォークの最上部を挟み込みそれにパイプハンドルを取り付けるというもの。
フォークの外径さえ合えば挟み込むだけのお手軽です。ですが、価格が高い。NC機械による一品製作なのでとても手が出せる価格ではありません。
代替品を探しました。
この様な品が某オークッションにありましたので購入。破格の安さでで購入。
これはフォーク径が33ミリの何かの車種のトップブリッジを不必要な部分を切除したもののようです。
取りつけをするとトップブリッジの2階建てみたいになりますが機能的には充分に思われます。
ですがこれも不採用。その理由はハンドルバーの位置が高すぎてワイヤーハーネス類が届かないことが判明。
やむをえず次はトップブリッジに穴あけ加工が必要ですがごく一般的なボルトやナットでトップブリッジに取り付けるタイプのものを購入。
それが次のものです。実はこれも2種類購入しました。
最初のものは次の画像のもの。
ハンドルのパイプを挟む位置がハンドルポストの取り付け位置よりライダー側に偏芯しています。ライダーの肩の位置に、より近くなるようになっています。
これはよいとさっそくトップブリッジに穴あけを試みます。
ですが穴あけの位置がむずかしい。
表より見たトップブリッジは邪魔者も無く平面的ですが、その裏側は邪魔者だらけです。
ハンドルポストのボルト孔はどこにあけたらよいのでしょうね。
裏側には補強のためのリブなどがあります。補強のリブはなるべく削りたくありません。補強リブを避けて孔をあけると次のような位置になりました。
本来この孔は左右ひとつずつあれば良いのですが不具合が発生したため孔を追加であけなおしてあります。
縦に並んだ下側の孔が始めにあけたものです。
その孔を利用してオフセット型のハンドルポストを仮組してハンドルバーをつけてみました。
次の画像のようになります。比較のため、純正のハンドルバーも装着してあります。
ハンドルの位置がだいぶ高くなったのがお分かりかと思います。この状態でワイヤーハーネスなどがちゃんと付けばよい訳なのですが、ここで大きな問題が発生しました。
ハンドルを左右に一杯まで切ったときに燃料タンクに接触することが判明。
ハンドルパイプを挟む部分がライダー側にオフセットされているためタンクに近すぎてしまうのでした。
という訳で、このハンドルポストも不採用。
ここであきらめて純正に戻そうかなどとは考えません。ここまで来たからには意地でもやってやりましょう。
次に物色したのがオフセット無しのハンドルポストです。
この様なものです。
これならばどうだ。という訳でこれをすぐさま購入。
タンクとの干渉を少しでも避けるためにトップブリッジにあける孔はライダーより遠い位置にしました。その為に孔が2つ余計になっているのです。
この孔が空いたトップブリッジをフロントフォークに装着したのが次の画像です。
次回に続きます。次回はワイヤーハーネスなどの取り合いなど。
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