ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

「やすらぎの郷」は終わってしまったが。

2017年10月09日 18時00分47秒 | 独り言
倉本聰氏の「やすらぎの郷」の放送が終了して少し経ってしまいました。
毎回、放映を観ていたわけではないのですが、たまたま見た回で印象に残ったものがありました。

それはこのような内容っだたと記憶しています。
ある若い女性が仕事場を休んでいる事を知った施設入居者の年寄りたちが取った行動でした。

若い女性が休んでいるのが、不良グループからの性的暴力だと施設で働く数人の職員が知ったわけです。
それらの職員は以前は受刑者でしたが、今は更生して施設の職員として働いているのでした。
その職員たちが被害を受けた女性に替り、不良グループへ仕返しを企てたのです。

そのことを知ってしまった年寄りたちは、施設職員にそれを思いとどまるように説得し、その代わりに自分たちがその行動をすると宣言したのです。
その時のセリフが振るっていました。

「仕返しなどは、前途ある人間はしてはいけません。そんなことは老い先短い老人の仕事です」
と言って、不良グループに仕返しをしたわけです。

侮れませんね。老人パワーは。
これはもちろん物語上の出来事ですが、現実の世の中にも老人がやるべき仕事がまだ残っているのだろう、とその時思った次第でした。



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