ヒマジンの独白録(美術、読書、写真、ときには錯覚)

田舎オジサンの書くブログです。様々な分野で目に付いた事柄を書いていこうと思っています。

エコカー減税なんてバイク乗りには無縁だ。

2016年04月27日 19時00分30秒 | バイク
昨今のニュースで三菱自動車が、自社の軽自動車の一部の車種で燃料の消費率の計算の基礎となるデーターを恣意的に変えたものを当該役所に提出し、それにより実際の燃費より5~10パーセント少なく消費するという承認を得ていたことが明らかになったそうです。しかもかなりの長期に渡って法律で定められた以外の方法で燃費のデーターを役所に提出していたらしい。

燃料消費が少ない車に対しての減税制度ができてからというもの、一部の高級スポーツカーを除いては国内外の自動車メーカーはエコカーの開発にしのぎを削っているようですね。他社の車より少しでも低い燃料消費を目指してありとあらゆる方策をとっているようです。
三菱自動車は技術的方策で他社を上まわる燃費向上が見られなかったので、我が国の法律に則らない方法でデーターを提出したとの報道もありました。ごまかしはいけませんよね。

私事にわたり恐縮ですが免許を取ってから数台の三菱車に乗っていました。古くはギャラン、初代ランサー、ギャランΣ、ランサーセレステ、ギャランFTOそしてジープJ54でした。その後、スバル、日産、トヨタ車を経て、今また軽自動車のタウンボックスに乗っております。
かっての三菱自動車には良いエンジンがありましたね。中でも最初のギャランのサターンエンジンは秀逸でした。ロングストロークで粘りがあるにも関わらず、高回転まで良く回るエンジンとの印象を持っています。燃費も当時としては悪くなかったように思います。

今乗っているタウンボックス(旧型のマニュアル車)の4気筒DOHCターボエンジンも良いエンジンです。4000回転を超え始めるとDOHCターボエンジンの力が発揮され、高速道での長い上り坂などでは今時の小型の大衆車などにはない走行感を味わえることもできました。ですがこのタウンボックスの燃費は、はっきり言って良くない。現行の軽自動車に比べると燃費は下から数えて数番以内というところでしょう。

さて、そんな悪燃費の軽に乗り続けるのには訳があります。まず第一は今時の新車を買うだけの資金がないということ、次にはそんな悪燃費のタウンボックスなんですが、荷物を運んだり、悪天候の時や複数の人員を載せない限り、この車を使わないからなのです。車を走らせなければ燃料は使いませんから。近所の用足しには原付スクーターがあります。少し距離が遠い所へは250CCのバイクで走ります。
バイクの燃費はタウンボックスの2倍から5倍も良いのです。原付スクーターは50キロ、250CCでも25キロ以上は走りますから。
知人が乗っている110CCのスーパーカブなどは最も良い時の燃費は65キロも走ったことがあるそうです。

こんなに燃費が良いバイクなのですがエコバイク減税の制度がないのはおかしくないですか。車を多く売りたいだけのエコカー減税制度なんてバイク乗りの小生には無縁です。

バイクに乗ることによって「自主的に燃料代の節約に励んでる」ロートルライダーの戯言にお付き合いいただきありがとうございました。



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