1月25日 西国巡礼4 8番長谷寺から9番南円堂
近鉄大和朝倉駅…白山比咩神社…十二柱神社…(番外札所)法起院…与喜天満神社…8番豊山/長谷寺…近鉄長谷寺
9k 3時間40分
古い町並み、格子の民家が残る街道を20分ほど歩くと国道に出て白山比咩神社につきました
雄略天皇の朝倉宮の伝承地で万葉集の巻頭を飾る天皇の歌碑がありました
しばらく国道歩きになり、ひっきりなしに往来する車に注意しながら歩いてい行くと道端に
お堂があり「出雲の流れ地蔵」が祀られていました
(大洪水で流れてきたお地蔵様を村人が救ってお祀りした)
ほどなく国道をはずれて十二柱神社に到着
いつもだと狛犬の表情に興味があるのですが 案内本に書かれていた台座に目がいきました
狛犬の台座に4体の力士像が彫られています
神社を後にしてしばらくすると再び国道歩きです(>_<)
やがて「ようこそ長谷寺へ」の大きな看板のある初瀬観光センターをすぎて
昔の風情が残る参道に入り、法起院につきました
閑静な小さなお寺さんで門を入ると 納経所の窓を開けて優しいお言葉をいただき、
御詠歌:”極楽は よそにはあらじ わが心 おなじ蓮の へだてやはある”
「今の言葉で言えば「自分をじっくりと見つめよ」ということではないでしょうか」
とご朱印を頂いたときに説明をしてくださいました
手入れの行き届いた境内とともに印象に残るお寺さんでした
開山堂
仏足石
上人御廟十三重石塔
石塔を囲んで西国33のお砂ふみになっています
初瀬川を渡って与喜天満宮 へ
奥に長谷寺が見えます
苔むした長く急な石段、途中で一休みして
与喜天満宮社殿
孫の受験合格をおいのりしました
初瀬祭り巡行渡御に使われていた神輿
急な石の坂を下って 長谷寺へ上る
長谷寺 仁王門
登廊
藁ボッチの中で咲く寒牡丹を見たくて来ました
手水
鐘楼堂と本堂
御詠歌”いくたびも まいる心は はつせでら 山も誓いも 深き谷川”
10m余りの御本尊の十一面観世音菩薩の大きさ 美しさ圧倒されました
懸崖つくりの能舞台から境内を一望してから 内陣にもう一度礼拝しました
天武天皇の勅願により道明上人がここに精舎を造営したことから本長谷寺と呼ばれる
本坊まえには 上皇陛下や皇族のお手植えの松が並んでいます
寒牡丹が花びらを幾重にも重ねて豪華に咲き誇っています
透明感があってすてき!
句碑や歌碑も点在
虚子「花の寺 末寺一念 三千寺
一茶「我もけさ 清僧部也 梅の花
蠟
ずいぶん昔、春の牡丹を見にお参りしましたが 華やかな花と登廊の記憶しか残っていませんでした
このあと、長谷寺駅へ。駅ははかなりキツイ階段を登った上にある記憶はあり、やはり急な勾配でした。
^^^^奈良まで電車で移動して南円堂へと続く・・・・・