「この曲をやりなさい。」
と言われたら、
練習しないなりに??
嫌でも言われたことは真面目にというか従順に取り組んだもの。
まあ、そういう性格でもあったのかもしれませんが。
今、レッスンをしていていると、
ときどき
「こんな曲嫌い。」
と素直に言ってくる子がいる。
そして嫌な本は持ってこないとか。
「食べ物と同じで、
好き嫌いをしていると、
体によくないのよ。
いろいろ食べて栄養つけないとね。」
差し障りのないことを言ってみても
内心うらやましいような。
もし子どもの時に
そんな風になれていたら
ピアノのABCとか
ラジリテーとか
ツェルニーとか
そんなエチュード系
もしかしたら
投げ出していたかも。
今はいろんな本や教え方があって
ありとあらゆるジャンルの曲が弾ける。
子どもたちをみていたら
この子はドイツ系よりアメリカ系の教則本がいいかな
とか
なんとなくわかります。
ポピュラーが好きなら
コードで弾いてもいいんだし。
でも
やっぱり
王道をゆく本ってあまり大きく変わらないですね。