いつのまにか11月
三月(みつき)にわたるとよくないとかで
10月末に
49日ではなく35日で忌明けの法要をしました。
実家は浄土宗のお寺、西念寺さんの檀家です
でも私自身は何も知らなくて
お葬式や法事では聞くだけのお経でしたが
一切我今皆懺悔
のところはわかりやすい、
心がとまりました。
私の今の思いそのままです。
何もできない何も言えない
元気なときに
もっと言葉で伝えたらよかったのに。
父に
感謝している
心の中で誇りに思っていた
尊敬していた
でもよく反発もしてきた
可愛げもなく勝手な娘だったと思います。
父が管理職や行政職にいたときには
組合側で上を批判していたり
「教師は20年たたないとそのよさはわからない」
と言われていたのに
20年手前で辞めてしまった。
「おまえは勝手な女や。」
と今も天から声が聞こえてきそうです。
でもたったひとつ親孝行できたこと…
結婚したのが飲むのが大好きな人だったこと。
ダンナはこの25年
父のよき飲み友達でいてくれました。
父がもう1週間持たないかもしれないと言われてからは
毎日仕事帰りに病室に来てくれました。
亡くなる2日前
病室にジョッキを持ってきて
「お父さん、はよ ようなってまた・・・。」
ってジョッキを見せると
父は笑ったそうです。
母や姉が
「あれが最後の笑顔やったね。」
って言っていました。
忌明けの法要で親戚もたくさん集まってくれました。
今までは法事、苦手でしたが
亡き人を思い話をし
そしてだんだんと気持ちを
切り替えていく・・・
これも大事なことなんだと思いました。