今年は発表会の3~4か月前に音楽教室に来られた4~6歳の子どもさんも参加してくれました。
まだ感覚的に楽しいおもしろいことはするけれど
楽しくないならやりたくないみたいな発達段階なので
繰り返して練習するのはむずかしい。
弾く時はがんばって弾いてくれて
発表会を楽しかった、もっと弾きたいと感じてくれたようです。
楽しみにしています。
今の時代、高学年から中学生という年代は
私たちの頃とは比べ物にならないほど忙しい
その中でも受験勉強や部活と両立させながら
やめないで自分なりのペースで続けている子どもたちが
たくさんいてくれるのもありがたいなあと思います。
これ弾いてみたいと好きな曲をどんどん見つけて
どんなにゆったりしたペースでもいいので
取り組んでいってくれたらとても嬉しいです。
今回最年長はSくん、20歳です。
ダウン症という障がいはありますが
いつも楽しそうにエレクトーンに向かってくれました。
指はパラパラとは動かなくても
メロディーを心で歌って、音楽を楽しんでくれる姿は
私自身に大切なことを教えてくれました。
今回みんなで集まったのはリハーサルの時だけでした。
練習が足りなかったり
役割がきちんとできていないところがあり
私の力不足のところは多々ありましたが
子どもたちがしっかりと語りや歌をこなし
主人もパワーポイントを手伝ってくれたり
照明さんがいろいろと工夫してくださったり
みなさん写真を提供してくださったり
皆さんに感謝です。
アンサンブルは基本
生徒たちがやりたいといったことを援助するのみ
私自身が楽しませてもらいました。
何でもそうですが
一生懸命努力してうまくいくときはいいですが
やっぱりミスすることもある
ああ、とまってしまったとか、間違えたとか
でも、努力してきたことは人には伝わるものだと思います。
努力を怠っても本番の度胸でうまくいくときもたまにあるかもしれませんが
やはり正直に出ることが多い。
私自身が痛感させられます。
終わるたびにまたもや今回も後悔もいっぱい。
でもまた前進しないと。
新年度がはじまります。
今度こそ自分自身も参加してくださる方も
やりきった、楽しかったと喜べるよう
一歩ずつがんばっていきたいと思いを新たにしています。
皆様お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。