幻想的小品集の中の曲を弾いていて、CDが聴きたくなって買いました。
ラフマニノフがミュージック・ロールという古い録音方式で録音したものを、最新技術を駆使し分析、こう弾いたであろうという演奏を再現させた盤です。
(早朝仕事のときにだけクラシックを聴くダンナもこれなかなかいいと言います。)
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好きな作曲家は?と聞かれるとベートーベン・ブラームス・ラフマニノフ・・・。
「暗っ!」という人もいるかもしれないですね。
でも、ラフマニノフの曲は、いつも必死、真面目で誠実、そんなところがあり、やや哀愁を帯びたメロディーがしっかり構築された美しい響きの中に奏でられる、ピアノ曲は大好きです。 (弾けないけれど)
(-_-|||)
彼の手は1オクターブ半、ドからソまで届いたといわれ、ときどきどうやって弾く?みたいな難しさがあります。
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彼は本当に真面目な人だったらしく、
「練習すればするほどに自分の欠点が見えてきます。」
とか、名バイオリニストのクライスラーと録音していて、クライスラーは「素晴らしい、完璧だ。」というのにラフマニノフは
「もっとよくなるはずだ。」
と言ったといいます。
私はすごく共感し、心惹かれます。
根は真面目??なんです。
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