じいくれふの部屋

じいくれふのGはト音記号(G-clef)のG。音楽教室は現在無料塾に。シニア世代になり、新たな活動模索中

映画音楽

2009年03月03日 | 音楽

映画「おくりびと」は、

主人公、大悟(本木雅弘)が

楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ

故郷の山形に帰り“納棺師”となるストーリー。



このオーケストラのシーンに出てくる指揮者の飯森範親さんは、

今年のニューイヤーオペラコンサートでも指揮をした大活躍中のすてきな指揮者で、

Fromsachio20090215藤岡さんの親友。


映画の冒頭にチェロやオケのシーンが出てきて

私はすぐに引き込まれました。



そして全編にチェロの音が流れて

久石さんの音楽はさすが。



ただ、報道とかでは思うほどに音楽に光が当たっていないような・・・、

でも、そういうものなのかも。

音楽がやたらうきでていないで、

映画によりそい、

それでいて心や情景をうきだたせているような・・・、

だから、いいのかもしれません。



ちょっとだけ心にひっかかりが。




楽団が解散、

チェロ奏者で食べていけない

1800万円のチェロのローンが払えない

楽器を手放し夢をあきらめて・・・



そして

「あきらめたら(チェロを売ったら)楽になった」

というセリフ。


それはすごくわかる気がしますが、

でも、普通の会社が倒産して別の仕事に・・というのとはちょっと違う。


そんなにすぐ違う道を生きようと思えるのかしら。


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