先日 ハスの花期に訪れた菅原町の「喜光寺」で 今 別の花が見頃との情報を得て再訪しました。
境内に入ると 確かに鉢植えの青紫色の可憐な花が 眼に入ってきます。
その花は「ミズアオイ」で 東日本大震災の被災地である福島県からやってきた種を 育て開花させたとの説明書きがありました。
「震災復興祈願」の意味合いもあるのではないでしょうか?
大きめの鉢に植えられ 合計7鉢が並べられています。
折角のお寺ですので 建物を背景に いくつか撮ってみました。
大きさは2cm余りの小さな花ですが 近づいて見ると中々の美しさです。
ちなみに かろうじて残っていたハスは こんな感じになっていました。
ミズアオイは ハスに比べると地味ではありますが 福島の種が遠く離れた奈良の地で開花しているのは感慨深いものがあります。
大震災から8年経った今でも 福島では故郷に戻れない方も多く 復興への道程はまだまだ続き・・・ 日本の長期課題ですね。