お茶漬けは勿論 酒にも合うに違いないと 以前より関心を持っていた珍味を遂にゲットしました。
それは猛毒がある「フグの卵巣」を 糠に漬け込み無毒化したもので 先日朝日新聞に禁断の味として紹介されていました。
記事によると「いま食べたら命を落とすが3年後なら大丈夫」そんな珍味が石川県にあると記されていました。
そこで 石川県内でも6軒しかない製造業者の内 老舗である1830年創業の「あら与」さんの製品を取り寄せてみました。
以下の3枚の写真は「あら与」さんの公式ホームページより借用したものです。
取り寄せたものを 早速いただいてみました。
糠漬けはお茶漬けにするとして 粕漬けを酒のアテとして食してみました。
酒粕の甘みが塩分を緩和し またタラコ等とは少し違ったプチプチ食感で酒が進みます。
糠漬け品を炙ってから ほぐしてご飯に乗せた「フグの子茶漬け」も楽しみです。
フグの卵巣に含まれる猛毒テトロドトキシンは 青酸カリの数百倍以上の毒性があるそうですが・・・
塩と糠に漬け込むことで 1年で毒は10分の1程度になり そこから2年待つと完全に毒がなくなるとのことです。
毒が消えるしくみは科学的に解明されていいないようですが これまで食中毒を起こしたことは一度もなく心配無用ですよ。
それでも妻は心配症で 美味しいからと勧めても口にしませんでした。