散歩道の途中に 赤い実をたわわに実らせている木があります。
それは「ヤマモモ」で イチゴのような果実が いかにも美味しそうに見えます。
木の周りは 落ちた実で埋め尽くされていますが 何故か野鳥には余り好まれないようで 群がることはありません。
またこの時期の散歩道には 色々な夏の草花が顔を出します。
まずは 色目が鮮やかな「マルバルコウソウ」が早くも咲き出してきています。
タンポポに似た「ブタナ」も 草地に群生しています。
繁殖力が強い「ヤブガラシ」も まだ初期段階ですが 緑からピンクやオレンジに 順次花色が変わっていく面白い野花です。
「ドクダミ」もあちこちで見られますが これとて中々の美しさです。
ヤマモモは 生食やジャムに加工して食べられる果物ですが 野鳥にとっては強い酸味が嫌われるのでしょうか?
また 牧野富太郎博士をモデルにしたNHKの朝ドラ(らんまん)で 自然界に自生する野草や野花が注目されていますが・・・
自分の生き場所を見つけて健気に子孫を残す野生植物を見ると 博士の名言「雑草という草はない」という言葉が身に沁みます。